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話は私の友達の犬の話です。
彼、ハベックは、3〜4歳のマレンマシープドックです。イタリアの牧羊犬らしいのですが、オーストラリアの南の方にある、ニワトリ牧場で飼われていました。
200〜300羽の鶏を飼っている、そんなに大きくない牧場の牧場主は、ハベックとニワトリ達を見捨てて、突然姿を消したのです。
誰も、餌をあげる人がいなくなったこの牧場で、鶏が毎日死んでいきました。
もちろんハベックも餌がありませんでしたが、鶏を食べるようなことはしませんでした。本人もお腹が減って死にそうだというのに、生きている鶏を、1羽ずつ口にくわえて、数キロ離れている、隣家に持ち運び始めたのです。
毎日、庭に鶏が増えていく隣家の人が不思議に思っていたら、1週間後くらい、50羽ほどの鶏を運んで、ハベックはとうとう力尽きて、隣家で倒れてしまいました。
それを見つけた隣家の人は、すぐにオーストラリアの動物保護団体に連絡し、引き取られました。その時のハベックは、きれいな白い毛も、ぼろぼろで、痩せて、瀕死の状態だったそうです。
でも、半年ほど、そこで保護された後、友達が引き取りました。
今では、そんな姿は見られず、私の飼っているビーグルととっても仲良しで、激しく遊びますが、絶対に噛んだり、踏んでしまったりしません。常に、紳士的なハベックに私は驚かされます。
いいお話ですね。
<u><strong>犬も、一緒に暮らしていれば、仲間だということが分かるんですね。</strong></u>
本当に、感動しました!
にもかかわらず、一緒に泳ぐけど、食う、猟OKって、いったいどういうこと????
もう、またそこに話をもっていってしまいますが、本当に本当に、このステキなわんちゃんと比べてみると、またさらに吐き気がしてきます・・・・
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