あなたへの詩　　− あなたへのうた −

あなたが生活のために何をしているか、もしそれが地球や生命にとって問題があるのならば、

それはその後のあなたの実際の行いによって、「罪」が償われるかもしれません。または、そうでないかもしれません。

それは、今は置いておくことにしましょう。


　
わたしは、あなたが何に憧れ、どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います。


あなたが何歳か、ということも関係のないことです。

あなたが、愛や夢や冒険のためにどれだけ自分を賭けることができるのかが知りたいのです。

　
あなたがどの星座に生まれたのか、血液型がどうだということもどうでもいいことです。

　
あなたが本当に深い悲しみを知っているか、人生の裏切りにさらされたことがあるか、それによって傷つくのが怖いばかりに心を閉ざしてしまってはいないかどうかを知りたいのです。

　
あなたが自分のものであれ、人のものであれ、動物たちのものであれ、地球のものであれ、痛みを無視したり簡単に片づけたりせずに自分のものとして受け止めているかを知りたいのです。


また、喜びの時には、それがわたしのものであれ、あなたのものであれ、心から夢中になって踊り、恍惚感に身をゆだねることができるかを知りたいのです。気をつけろとか、現実的になれとか、たいしたことはないさなどと言わずに。

　
わたしはあなたの普段話して（書いて）いることが本当かどうかに関心はありません。


わたしはあなたが自分自身に正直であるためには、他人を失望させることでさえあえてできるかどうかを知りたいのです。

たとえ裏切り者だと責められても、自分自身の魂を裏切るよりは、その非難に耐えうる方を選ぶことができるかどうかを。

たとえ不実だと責められても、そんなときにあなたがあなたを裏切らないかどうかによって、あなたという人間が信頼に値するかどうかを知りたいのです。

　
わたしはあなたが真実がわかるかを知りたいのです。

それが見た目に美しく見えない時でも、毎日そこから真実を人生に汲みあげることができるかどうかを。

　
わたしは、たとえあなたが失敗しても、絶望を受け止めることができるかどうかを知りたいのです。


あなたがどこに住んでいるか、どれだけお金があるかはどうでもいいことです。

それよりもあなたが本当のやりたいことを見つけだし、夢に向かって行動しつづけられるのかどうかを知りたいのです。


あなたが誰を知っているか、あなたがどうしてここへ来たかは関係ありません。

わたしと共に決して怯まずに、炎の只中に立つことができるかどうかが知りたいのです。



あなだがどこで、何を、誰と勉強したかはどうでもいいことです。



わたしが知りたいのは、あなたがたった一人になったとき、あなたの内側からあなたを支えるものは何かということです。

　
わたしはあなたが自分自身としっかり向き合い、もしあなたが宇宙にたった一人になったときに、心からやりたいと思うことを、今ここで実践する勇気があるのかどうかを知りたいのです。
　

もしそうすれば、あなたが生活のためにしてきたことが、もし問題のある行動でも、それにより完全に癒されることができるでしょうから・・・・・・


　


原案：
『　招　待　』
　〜オライア・マウンテン・ドリーマー（ネイティブアメリカン長老）の歌〜