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2007年01月29日21:41

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『インドの衝撃』の衝撃

昨晩、NHKの大河ドラマ『風林火山』を見て、そのままテレビをつけていたら、『インドの衝撃』というドキュメンタリシリーズの第一回目が始まった。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/070128.html

インドの頭脳が今世界を変えつつあるという内容で、とても見ごたえがあった。今や、スペースシャトル打ち上げやMSウィンドウズの新バージョン作成、それにITソリューションシステムの構築など、インド人技術者・科学者の存在なくして新技術はできないとのこと。

このようなインドの頭脳を育てる頂点に立つのがインド工科大学(IIT)という超エリート大学。ここでは時間をかけて物事を多角的にじっくり考え、自分なりの回答を得ることが奨励される。ここで培った思考法は、理系文系を問わずどの分野でも通用する。

一つの問題を巡って学生たちが意見交換しているときのまなざしの凄さ。人間の可能性の素晴らしさをそのまなざしが物語っている(このような学びの現場を見ていると日本での「ゆとり教育」か「学力重視」かの論争がとても次元の低いものに見えてくる)。

ちなみに、私たちが九州北部に創ろうとしている大学では、個人が本来持つ独自の「魂の感覚」を磨く(あるいは蘇生させる)ことを主眼とする。この感覚が息吹いているときは、魂はそれ独自の飢え渇きをもつ。この飢え渇きを原動力とする各人なりの学びのスタイルを確立するお手伝いをすることを目指している。「魂のハングリー精神」という意味で、IITと私たちの大学の方法には通じるものがあるんではないかと思った。

また、これまで高度の技術開発力で定評の日本だが、世界を席巻しつつあるインドの頭脳パワーに伍して、これからも世界に貢献する道はあるだろうかとも思ってしまう。

日本の既存のものでインドのIITに該当するものは、全国各地に散らばっている町工場や中小企業ではないかと思う。ここで寝食を忘れて問題解決に取り組んでいる職人集団とIITの学生の姿が重なる。

この職人集団の将来は大丈夫なんだろうか。日本の中小企業、町工場を苦しめて日本人の独創性の苗床を潰してはならないと思う。
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