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2005年07月04日09:07

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高齢者でぇと

ワリとフツーの小さな旅(?)記、兼、長文系なんで、読み流し推奨で。



日曜日。たまった仕事を片付けに会社に行こうかと準備をしていたら、母に請われて浅草までの買物に付き合わされることに。なんでも、秋にある踊りの会で振り付けを担当する、チャイナ系のCDを探しに、浅草にある古めかしい音楽店「宮田レコード」に行きたいとのこと。ま、浅草なら会社からすぐだし、ちょっと寄るくらいはいいか、と思って二つ返事でOK。

けして、レコード屋の前にあるうなぎ屋で昼飯を奢るよ、と言われた事に吊られたんじゃありません。ありませんったら!



閑話休題。えぇと、これ以上mixiで母ネタを書くと、小生のマザコン疑惑の火にいっそうの油を注ぐ気がしますが、まぁ、家族を大事にすることをマザコンだのと揶揄されるのなら、小生はそれで結構。母も兄夫婦も親族も育ててくれた人たちも、小生には友人や仲間や恋人(いないけど)と同等に大事です。



お目当てのCDは、家を出る前に小生がネットで候補を調べたゆえか、ワリとアッサリ目的のものが見つかり、すぐに昼食へ。浅草中央通りにある、うなぎの有名店「うなぎ 小柳」(左写真)に入ります。

古めかしい店内は昼時ゆえ結構な混み具合でしたが、まぁ待たされることなく座れて、うなぎをそれぞれ頼みます。竹(1470円)と松(2100円)があったので、それぞれ頼んでみたのですが、違いは大きさだけのようでした(中写真)。それに、岩ガキ(右写真)に焼き鳥とビール。

うなぎは、ものすごく柔らかく、口の中でふんわりと舌をくすぐります。タレは、小生の好みよりは少し薄味でしたが、まぁ充分美味しいです。「美味いうなぎは待たされる(注文受けてから捌くから)」と言われますが、待たされなくても美味い店はあるものです。そもそも、天然と養殖の違いも分からん程度の舌ですからな、小生w。また、岩ガキと焼き鳥は、それぞれに絶品でした。これは日本酒で味わいたいところですね。値段相応の満足感は得られるお店です。

その後、会社に行くはずだったのですが……軽くビールが入ったのを覚まそうとちょっとぶらつこうとした小生と、夜まで暇な母との思惑が合致してしまい、何故か、母親を東京観光に連れて行くことに。兄然り、長年千葉に住んでいても、小生のように学校や勤め先や遊び先がないと、余り都内を出歩かないものです。

浅草から、隅田川を下る観光汽船に乗り込み、浜離宮へ。曇りがちで気温も上がらないとはいえ、川を流れる風は心地良いです。途中、船上から勤め先のビルが見えます。

フォト
明治座

浜離宮で途中下車して、園内観覧。汐入の池に浮かぶ茶屋で一服いれた後は、何故か「お台場に行きたい」と主張する母を連れて、ゆりかもめに乗車。台場駅で降りるはずが、車内で小生がいろいろ解説してた故か「このまま乗ってても面白そうだねぇ」ということで、終点有明までゆりかもめ車窓案内をしながら乗車し、降り返す列車で、台場まで。

「ヴぃーなすふぉーと」だの「あくあしてぃ」だのといったスポットを知らぬ母の興味は、どうやらフジテレビ。仕事で何度か来ている知識を説明すると、まぁ感心すること。そのまま、グランパシフィックメリディアン内にあるロビーラウンジで一休みと、ケーキセットを所望します。ここ、お値段はちょっとはりますが、豪奢な内装と落ちついた雰囲気で、お台場で気分転換にゆっくりしたい時は、小生よく来ます。

自由の女神像経由で再び水上バス乗り場へ。ここから、レインボーブリッジをくぐって日の出桟橋まで行く観光汽船に、再び乗車します。この頃には、夕刻も近付いてきたゆえか、さすがに海上の風は寒さが強く、雨もぱらついてきました。そんな中、かつて明治時代に砲台が置かれていた、お台場の海に点在する島を見ては喜ぶ母。これが見たかったのねー、と、まぁ当たり前ですが若い人とは観点が違って面白いです。

フォト
遠ざかるお台場

結局、晩飯も食べていくことになり、日の出からゆりかもめで汐留へ。カレッタ汐留……というか、電通本社ビル46階のスカイレストランのひとつ、「九段 一茶庵」に落ち付きます。蕎麦屋なのですが、様々に創意を凝らした和食が楽しめるお店で、それぞれ別のコースを頼んで堪能します。

創作和食、というほどに奇をてらったものも無く、安心して味を楽しめる上に、バラエティも豊かでなお店です。さらには、皇居や銀座の街並みから、遥か都下を見下ろすロケーションも迫力満点。料理に華を添えます。それにしても、陛下のお住まいを見下ろすなんて、昔なら不敬罪だったろうになぁ……。



お店とは逆サイドになりますが、夜景の写真。奥にレインボーブリッジやお台場が見えます。手前のこんもりした黒い部分は、昼間に探訪した浜離宮。東京の、光と影のコントラストです。

フォト



その後、ようやく小生は会社へ。長い酔い覚ましになりましたな。
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