被害者のぼやき。

いじめられてたよ。負けず嫌いな性格が幸いして、最大の復讐は「私があいつらより幸せになる」と信じて生きてきた。こんなに酷い扱いを受けた訳では無いが、被害の大小ではなく、本人が辛かったかどうか、それだけで深刻な被害となる。
人間不信になった。私もおもちゃのエアガンで、ふざけて撃たれたことがある。痛かった。小学生がスーパーで買うような簡単な玩具でもとても痛かった。あれは人に向けるものじゃないと忠告している、メーカーも想定外の使用方法でさぞかし困惑しているだろう。説明書に書いてあるんだ、やっちゃダメって子供にもわかりやすく。それをご立派な教育者様が「大丈夫」と言うんだから、まあ面白いご意見ですな。

部活内でもいじめられていた。部活の顧問は担任。全て知りながら、自分の保身のために泣いて嫌がる私を無理やり引きずって学校に行かせようとした。私は家の家具や柱にしがみついて泣き叫んだ。しかし校内の教育者への、校長や他の教諭の態度もまたいじめである。クラス内に不登校児が居るだけで、担任もまた上層部にいじめに近い扱いをされていただろう。

女子の陰湿な虐めはメンタルに大きく作用した。引きこもったら精神科に連れていかれた。意味のわからない薬を与えられて、人生が悪い方向へ進んだ。最初の主治医からもいじめを受けた。診察室でタバコの煙を顔に吹きかけられて暴言を吐かれた。
障がいのあるクラスメイトが、昼休みに突発的に3階の窓から飛び降りようとした事があった。なんだよ大袈裟な、白けるわという空気が漂った。私は何も出来なかった。頭に血がのぼり、追い詰めた奴らをぶん殴りたくなったがただ立ち尽くした。傍観もまた、加害者と一緒である。
認めたり守ったら、他のことが崩れてしまう。上っ面でも謝罪したのに、態度が一転したのは。守らなきゃいけないことが他にあるんだろう。学校の経営が、このお偉いさん達の仕事が立ち行かなくなったら、賠償金を払ったら、認めて信頼を落としたら。加害者だけでなく、ほかの部分にも少なからず影響がある。自業自得とそれに巻き込まれる同罪のヤツらだって、下らなくてしょうもない「守りたいもん」があるって事だ。ᶠᶸᶜᵏᵧₒᵤ

人間不信はかなり良くなってきて、今の旦那さんに会って、ようやく信じられる人ができた。
それでも友達は少ない。陰口や陰湿な部分が見えたらすぐに縁を切るし、腹の中が読めない関係は避ける。
あの時は父も母も助けてくれなかった。学校に行けなくなった私に、母は「給食費を払ってるのだから給食を食べろ」と食事を与えなかった。父は音信不通。
いじめや虐待がトラウマになっていた後輩が、いじめられた原因は私にあったと最後まで自分を責めながら、先月社会復帰出来ないまま自殺した。救えなかった。

世知辛い世の中で、渡る世間は鬼ばかりである。
戦ってもこうやってねじ伏せられる。加害者は美味しい飯を食って楽しく人生を謳歌するのだろう。
しかし加害者も虐めなきゃやっていけないストレスを抱えて、教育者も大人の事情で認めるわけにはいかない。大人だって明日は我が身だ。

法律で取り締まったって、根本の解決にはならない。
どうしたらいいなんて正解はないけど、せめて幼稚園や保育園で習うように、わずか3歳で教わる簡単なこと、「人を傷つけちゃいけません」「悪い事をしたら謝りましょう」それだけでも少し考えてくれないか？なんでそんなに簡単な事が、幼子に教えるようなことができないのか。被害者としては今も理解に苦しむ。

いじめ「謝罪」の市が態度一変
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5247419