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2018年07月19日09:09

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一気コールよりも気になること。

■綾瀬はるかの一気コールをどう捉えるか 『義母と娘のブルース』が映し出す“こうあるべき”姿
(リアルサウンド - 07月18日 12:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=5204882
2、3年まえ、日本映画がなぜか人食いや人体破壊ばかりになってしまったことがあった。寄生獣、神様のいうとおり、テラフォーマーズ、といった一連の実写映画のなかで、もちろんCGが多用されて、人が無惨に巨人に飲み込まれ、奇怪な妖怪じみたものに食われ、巨大なゴキブリに人体をバラバラにされる。

その残酷さを希求する集団的無意識の底にはなにがあったのか?死にたい、でも本当は死にたくない、の無限軌道のリストカットする少女のように、日本の社会の底には絶望に押しつぶされようとする希望があったからではないか?悪意の巨人に飲み込まれても、その食道を逆流しても殺されたくない、無意味な死などごめんだ、という消えそうなつぶやきがあったからではなかったか?

それからテレビドラマでは、特異なヒロイン像がめだつようになった。カホコに、綾瀬はるかの主婦暗殺者、それにいまの朝ドラ、みなヒロインがかなり傾いている。

その同じヒロイン像のなかに、今回のキャリアウーマンの綾瀬はるかもいる、のだろうか?

つまりはいままでの男社会のヒーローであった有能ビジネスマンのパロディ、あるいはいまの男社会のなかで成功したキャリアウーマンのパロディ、どちらにしても強さも優しさも母親であることも求められる、いまの日本における女性の立場のカリカチュアなのか?そうだとしたら、毒が弱い。あのリーガルハイ、ぐらいにぶっとばないといまの鈍感な視聴者にはわからないだろう。

でなぜこの綾瀬はるかを好きになったのか皆目わからないこのお父さん、どうやら重病?で、まるでロボットのようだったヒロインが、『母親らしく』、『女らしく』、劇的に変わっていくのが見せ場なのだろうか?

グッドドクターもそうなのだが、テーマを盛り込み過ぎで、途中で満腹になる。あのアニメ声なんてその最たるもので、脚本はベテランだが、海鮮チャーハンにミニステーキを混ぜたみたいに途中に満腹になってしまう。

そしてまた書くけど、あの子役はやはりキャスティングミスではなかったか?
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