恋人がいない若者が増えている理由

■「若者の恋愛離れ」を考える　「割に合わない嗜好品に」
(朝日新聞デジタル - 12月12日 08:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4899800

今の若者は恋愛に妥協がないのです。

昔の若者（今から十年以上前の若者）は、異性に恋愛感情が芽生える前から友達感覚で気軽に遊んだりしてそこから恋愛に発展というパターンもありましたが、今の若者はそういう感覚を持っている人は少ないです。

今の若者は、容姿の良し悪しで異性の価値をある程度判断し、自分が求める容姿の基準を満たしている異性とだけ関わろうとする傾向があります。そして、そういう人が見つからないならそれを受け入れて、二次元の世界にいる美しい異性と脳内で妄想的な恋愛を楽しもうという考えなのです。

その証拠となるのが最近、急激に男性に顔写真を要求する女性が多くなったことです。たとえば、ミクシィで女性のプロフィール欄をを見れば分かる通り、男性に顔写真を要求している女性がたくさんいるでしょう。多くの女性は、顔写真がない男性とはマイミクにすらならないというスタンスです。私は、10年以上前からミクシィをやっているので分かりますが、当時はそういう女性は少なかったです。

誤解がないように付け加えますが、女性ばかりが異性の外見を重視しているというわけではありません。要は、女性が男性の外見を重視する度合いが向上し、男性が女性の外見を重視する度合いに追いついたのです。そして、男女が同程度異性の外見を重視するようになったということです。

こうなれば、当然若者のカップル成立率が下がります。カップル成立率の低下が結婚率の低下、延いては出産率の低下につがることは、もはや疑う余地はないでしょうが、私はそれでいいと思っています。

若者たちが自由に恋愛した結果、少子化が進み結果的に国が滅んでしまっても、それは若者たちの自由意志によってもたらされた結果であり、自然な成り行きですからね。