【WUG新章】第9話「進んでるって信じて」

WUG新章9話の感想です。


以下、ネタバレありです。














第九話　進んでるって信じて
どうしてもアルバムに新曲を入れたい丹下は、早坂に曲を頼むように松田に指示をするが、
なかなか連絡をもらえないでいた。
ツアーのチケットの売れ行きが芳しくないことを知ったWUG!たちは、
よりいっそうがんばろうと誓い合うが現実は、想像以上に厳しく…



WUGの全国ツアーに向けて広告費をつぎ込んで宣伝してます。
ビジュウさんも登場。
アニメ内では仙台での単独公演はしてても、全国ツアーは初でしたっけ？
なにげに盛岡があって東北2公演になってますね。


ツアーで勝負するための新曲を用意したいところですが、頼みの早坂さんにはなかなか連絡がとれず松田は困り果ててます。


WUGちゃんはツアーに向けて練習中。
後輩ができたことに喜ぶ藍里に菜々美は「あれだって未来のライバルなのよ」と渇を入れます。意識高くてイイですね。


新所属のランガちゃんはまずは事務所掃除から。
うん、最初ってそういうもんですよね……
ここで腐らず頑張って！


ハウスではWUGちゃんがセトリ決めなどツアーの打ち合わせをしてます。
ほかほか実波がカワイイ。

サプライズを盛り込みたい、集大成を見せたい、芝居仕立てのことがしたいといろいろな意見が出ます。


I-1のキャプテンになった愛から真夢に電話がかかってきます。
急な任命や新体制に不安を隠しきれないようです。

その改革に伴いネクストストームの志保も召集されます。


WUGはスーパーマーケットのNYAONとのタイアップCMが決定します。
現実での東北イオンとのタイアップにリンクしたものですね。

CMに向けてダンスの練習……と思いきや、ちょっと遊んでただけのようですww
おいおいｗ


ところ変わってI-1の練習風景。
志保も気合が入っているようです。

その志保を呼び出し、博多シアターの近々の閉鎖の予定を告げる白木さん。
「売れ続けなければ誰も幸せになれない」という言葉は重みがあります。
WUGコミックのエターナル・センシズでも同じ言葉を言ってました。
新章ではこのように重なる部分がいくつも見られますね。
エターナル・センシズとアニメ新章はテーマが一緒のように感じてきました。
一冊にまとめたのが前者で、WUGちゃん個々に焦点を当てたりランガちゃんなど多視点から描いて膨らませたのが後者かなと。
それぞれ単体でも楽しめるし、連続モノとして楽しめてなかなか面白い作りですね。



アイキャッチ。
SMKMは頑張って続けてるみたいです。

後ろにちらっと見える絵が実際にみゅーちゃんが描いた絵とちょっと似てる？
夏夜よく飛んでますねww



チケットの売れ行きが悪いことを偶然にも知ってしまった未夕。
そうして開かれるWUG会議。
社長に確認しますが、「そんなこと考えてる暇があったら練習しなさい」と追い返されます。

「チケットを捌くのは私たちの仕事！」と松田を叱ります。珍しくまともなこと言ってますw


そうは言っても何もせずにはいられないとWUGちゃん。
佳乃は「CMを観た人全員をツアーに呼ぶつもりでやろう」と意気込みをメンバーに告げます。

少しでもお客さんを楽しませようとより高い意識で仕事に臨みます。



そうしてNYAONでのイベントでは「HIGAWARI PRINCESS」を披露。
ステッキを使ったダンスが再現されていて嬉しい限りですね。


しかし、佳乃が公演中ずっとスマホをいじってる客を見つけてしまいます。


実際は目の前のお客すら振り向かせられないことに自信を無くしそうな佳乃。「ちゃんと前に進んでるのかな」と弱音をポツリと吐いてしまいます。

そんな佳乃を真夢が「今は進んでるって信じて一歩一歩歩くしかないんだと思う」と励まします。
うむ。




ひとつひとつの仕事を大事にこなしていくWUGちゃん。
菜々美は子供に好かれるようですw


Vドル、マキナXの初喋り。
こうして喋るとちょっと印象変わります。


そんな中早坂さんから一通のメールが松田に届きます。
WUGが歌詞を書いてふさわしい詞だったらという条件付きで新曲データをくれました。

作詞に難航するWUGちゃん。

Twinkleに相談するもいいアドバイスは得られず。
確かに作詞は作曲以上にテクニックがないように思えますしね。

WUGちゃんの練習を久々に見たいというTwinkle。そこではランガちゃん3人が「タチアガレ！」を踊っていました。

そして踊ってみた動画をアップしたことが判明したり、WUGちゃんの初期を思い出したりしました。

シュシュを見た歩ちゃんの「いろいろな色が繋がってひとつのキレイな模様みたい」という言葉に佳乃はヒントを得たみたい？


それをメモしようとスマホを取り出した佳乃が早坂が渡米していたことを知ってしまって今回はおしまい。



今回はついに早坂さんが動き出したという印象でした。


天才ならではの苦悩を抱えていると思われる描写もありましたが、そんな彼がどんな思惑で曲を提供してるのかとても気になります。
WUGちゃんが救世主――とまではいかなくても早坂さんの楽しみの一つになるような存在でいられればと思います。

そしてWUG視点が多めでしたね。
集客、作詞と新たな課題に直面し、奮闘する様子が描かれてました。
特に前者は解決が難しそうな問題なので、どのように答えを出していくのか注目して見ていきたいですね。








さて、エライ人が言ってました。
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迷って当然
そもそも道など君たちの後ろにしかない

生い茂る草をかき分けることで手の皮は厚くなり
荒れた大地を踏み固めることで足腰は強くなる

行け　止まるな

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ファンを増やすのにひとつひとつの仕事・公演を頑張る以上の近道はないんですよね。

現実のWUGちゃんも苦悩しているかもしれません。
頑張っても頑張ってもなかなか客足は伸びず、ガッツリ人気が出ないんですよね……

WUGちゃんたちがたくさん努力して、ファンを楽しませようとしてるのは伝わってきます。
だから「頑張ってねと簡単に言えない」です。

それでもいちワグナーとして「頑張って」と声をかけ続けてあげたいです。
重荷になるかもしれません。自己満足かもしれませんが、

いつかWUGちゃんがアイドル界を、日本を、世界を席巻すると信じて