恐らく同じシチュエーションでやることは二度とないので
ネタバレもへったくれもないです。
【事前準備】
道具:
キャラシ(簡易版)
オープニング:
GM播磨がTGDのTRPG体験卓を開いている。
いざ開始となったとき、彼はこう言った。
「さあ、TRPGを始めましょう」
そして貴方達の意識は暗転した。
エンディング:
貴方達が目を覚ますと、今まさにGM播磨が準備を終えたところだった。
そして彼はこう言った。
「さあ、TRPGを始めましょう」
備考:
主犯はGM播磨もといニャルラトホテップ。
舞台は体育館の仮想現実、好きにやれる。
現実に戻る手段は、体育館内に用意。
「元の世界」と「仮想世界」そして「戻った世界」は果たして同じかな?
(TRPGを知らない頃、体験、そしてTRPGを知った後)
※注意※
1時間強しか時間がなかったこと、
そして播磨がネタに走りたがったこと、
PLのノリが良かった為、酷い事になりました。
【2卓目、ハースストーン&シャドウバース勢のどうしてこうなったクトゥルフ神話TRPG】
PCの自己紹介を終えた後、
GM播磨はこう言った。
「さあ、TRPGを始めましょう」
意識暗転後、貴方達は元居た体育館に居た。
だが、先程と様子が違う。
PC1:戦闘が得意な、ポケモンマスター(♀)
PC2:探索が得意な、5000歳のソクラテス爺
PC3:戦闘が得意な、オトコノコ(8歳)
PC4:探索が得意な、フリーター
なんと、貴方達の姿が変わっている。
それは、先ほど作成したPCと同じ姿だ。
当然、SAN値チェック。
次の瞬間、館内スピーカーから声が響く。
「えー、今からハサミを持った化物が現れます。
探索者の皆様におかれましては、
殺されないように逃げ回って下さい」
体育館のステージからシザーマン登場。
クロックタワーよろしく逃げ隠れして、
時間経過で仮想現実から脱出の予定。
_人人人人人人人人人人人人_
> 予定でした(半ギレ) <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
PC「(辺りを見回し)灯油、あります?」
幸運判定、クリティカル、あったよポリタンク一つ分。
PC「どうやって火を付けよう」
GM「目星でライター探す?」
見つかる。
シザーマンに灯油をぶっかけ、
そこら辺の丸めた紙屑に火を付けて着火。
シザーマン、焼死。
……
GM「えーっと、体育館なんですけどね、
木造なんですよ。燃えました」
_人人人人人人人_
> 体育館炎上 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
火の手が上がり、辺りが燃えてゆく。
シザーマンから逃げるどころではない。
このままでは探索者達も燃えて死ぬ。
倉庫だとか、2階を調べて脱出方法を探せ!
2階、どうやって昇るか。
跳躍か、登攀を使ってもらえると良いんだけどね。
PC「俺、いや私ポケモンマスターなんだけど、
モンスターボールとか持ってないですか?」
_人人人人人人人人人人_
> モンスターボール <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
幸運判定、成功。
GM「モンスターボール、ありますね」
PC「隣のソクラテスをGETします」
GM「ソクラテス、GETされる?」
PC「え、別にいいよ」
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ソクラテス IN モンスターボール <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
PC「ソクラテス、君に決めた!」
2階への投擲、失敗。
ソクラテス、火の前に出現しちょっと焦げる。
2回目は成功して無事2階へ。
===
1階に残った8歳とフリーターは外とか……見ない。
でも聞き耳はした。
シャキン、シャキン、シャキン。
ハサミの音が大量に聞こえる。ヤバいね。
倉庫とか調べつつ、ステージで魔導書発見。
何やらシザーマンと、退去の魔法陣についての記述。
魔導書読んだので当然のようにSAN値チェック。
===
再びアナウンス。
そろそろヤバ……火の手が上がってんじゃん!?
ヤバいよヤバいよ、早くしないとヤバいよ!
2階面子が1階を除くと、なにやら体育館の床に魔法陣?のようなもの。
1階面子と合流して情報を交換し、確認。
魔法陣の一部が壊れている。
書き足す必要がありそうだ。
GM「石灰で白線継ぎ足せそうですね」
PC「何処にあります?」
GM「炎の向こうの倉庫ですね」
どうする、誰が行く?
一応DEX対抗に成功すれば無傷で行けるよと。
PC「ソクラテス、君に決めた!」
再びポケモンマスターがボールを投擲。
投擲判定、失敗。
_人人人人人人人人人人人人_
> ソクラテス IN FLAME <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ソクラテス、それなりに焦げた。
2回目の投擲は成功。
倉庫の中には石灰。
ここで倉庫が焼け落ちそうなことに、
外のフリーターが気付く。
ヤバいよヤバいよ!
※ソクラテスは無事脱出しました
===
石灰を使って魔法陣を修復。
よし、これで後は魔導書の呪文を唱えるだけだ。
ここで8歳、勇敢にも呪文を唱えきる。
魔術が発動し、ゆっくりと転送される探索者。
ここでSANの現在値でダイス判定。
_人人人人人人人人人_
> ソクラテス 失敗 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
貴方達の意識は光に包まれた。
===
貴方達は現世へ戻ってきた。
体育館は燃えておらず、いつも通りの景色だ。
貴方達の目の前でGM播磨がこう言った。
「さあ、TRPGを始めましょう」
これで貴方達はTRPGのなんたるかを知っただろう。
TRPGへの一歩を、貴方達は踏み出したのだ。
〜 fin …… じゃないよ! 〜
貴方達は先ほどまでPCの姿になっていた。
PL1はポケモンマスターから元に戻った。若干美形になった。
PL3は8歳から元に戻った、若干強くなった。
PL4は元に戻った、少し賢くなった。
ソクラテス、ああ、ソクラテス。
どうしてお前はまだソクラテスなんだ。
彼だけは元の姿に戻れなかった。
5000歳のソクラテスとして生きてゆくのだ。
しかしどれだけ考えても元に戻る方法が分からないので、
やがて彼は考える事を止めた。
〜 fin 〜
といった感じのシナリオでした。
これでキッチリ1時間ちょっと。
セッション終了直後にディナー開始のアナウンスがありました。
いやぁ、我ながらよく間に合ったなと。
そしてPL達のノリ良すぎないかなと。
個人的には誰も消火器を探さなかった辺り、
炎の描写が足りなかったかなと反省しております。
===
2卓目はカオスな卓でした。
ここで終わっておけば良かったんでしょうね。
3卓目、ディナーの後にあったんですよ。
ディナーでお酒を飲んだ播磨が戻って来たら、
3卓目が立卓してました。
2卓目がそれなりに楽しかったので、
お酒も相まって酷いことになりましたが、
とりあえず次のパートに書くことにします。
※3卓目はパート3に続く
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