”おかあさんなんて、いなくなってしまえばいいのになんて、オレが思ったりしませんように”

■見落とされて実刑、明らかな犯罪でも無罪……年々増加する “認知症犯罪” の現状
(週刊女性PRIME - 10月10日 22:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=4806727

　こういう肉親の介護を、いつ果てるともなく続ける子の心情は、本音を言えば「終物語」の、”老倉そだち”と似ております。
http://chemi-mizuki.hatenablog.com/entry/2015/11/04/121604

　でもね、生きていられるだけで幸せなんだから。

　それより、しあわせな”死”なんて迎えさせるななどという　贅沢なことはさせられませんよね。

　世間の人はなんと思うかなど、知ったことではありませんが　「親より先に死ぬ親不孝」だけは回避できたので、大変な8年間ですが、あれ以上　父や姉が　母の介護で　神経をすり減らせていく姿を見るのは忍びなかったので、いいことだったと思っています。
　
　そうなると、長寿を寿ぐのも大いに結構なことではあるのは分かっているのですが、一日も早い、”安らかな自然死”を願うようになるのが、介護する側の本音でもあるのです。