恩恵〜竜二〜。

6月16日(金)。

良く晴れてこの山の上には、涼やかな風が吹いて来る。
ああ〜、いい日だ。
空梅雨だろうかと人の言う。

今日は恒例6の日。
カードを見せれば一割引の日。
昨日から何を買うかしっかりメモして買い物に出かけた。
アレもコレも買い込みさてレジへ。
スーパーの女性の笑顔に見惚れてカードを出し忘れてしまった。
結局、何の恩恵も受けられず。
でも、笑顔に癒されたからいいか。(^ ^)


6/15
6月-5 竜二
1983年 東映セントラル 93分。
脚本 鈴木明夫
監督 川島透
出演 金子正次 永島暎子佐藤金造北公次。

ヤクザが足を洗ってカタギの暮らしをしたものの、やっぱり元の世界に帰って行く。

伝説の映画。
脚本と主演を務めた金子正次はこの映画の完成か公開を待たずして亡くなったこと。
この映画の公開には金子正次の親友の松田優作が尽力したことなど様々な悲劇性が語られていて、そのお涙頂戴みたいな物語があまり好きで見る気が起きなかった。
それともう一つ、知り合いがこの映画にスタッフとして参加していて製作途中の様子を聞いていたからだ。
監督が「ヨーイ」をかけられない、だから毎日現場が混乱している。
その後、監督が交代して映画は完成したのだが。

ヤクザ映画と言うより青春映画。
普通、ヤクザを辞めてカタギになってその小市民的な生活、喜びを描くものだけど、その細やかな暮らしを捨ててまたヤクザに戻るのが新しい。

妻役の永島暎子がいい。
子分役の佐藤金造がいい。