先日亡くなったロジャー・ムーアを偲んで、007 Blu-rayBOXから二本を週末鑑賞。
「私を愛したスパイ」は、英ソ両国の原潜を拿捕して第三次世界大戦勃発を目論む怪人ストロンバーグと対決。「ムーンレイカー」はスペースシャトルを製造する富豪ドラックスの計画を阻止する話。
「私を…」はシリーズを代表する大規模な作品。アクションとシンクロする音楽、巨大セット、潜水するロータス…など見所満載。「ムーンレイカー」は、ぶっちゃけ前作のリメイク的なストーリーで、おふざけが過ぎた作品。この2作、双子のようなもんなんで、連続鑑賞して相似点を挙げるのも楽しいです。水陸両用車両が陸に挙がったときの市民の反応や、音楽パロディネタ(アラビアのロレンス&荒野の七人)。どちらもジョーズが出てくるし、どちらのヒロインも女性諜報員だったりします。今回は吹替えで見ましたが、やはり広川節は楽しいですね。「私を愛したスパイ」では、ボンドが海洋学者スターリングに化けるんですが、口調がオネエなんですよ(笑)。「ムーンレイカー」では、Qからダーツガンの説明受けたときに「そりゃ凄い矢、矢たら使っちゃいけない矢」としょーもないこと言うんですよね(笑)
ユーモラスなムーア・ボンドの珍しくシリアスな地味シーン↓
トリプルXに妻の死という心の傷を抉られてイラッとするんです。ある意味、「ユア・アイズ・オンリー」のプレタイトルシークエンスの伏線になってます。
日本人の殺し屋を突き落として一言↓
字幕じゃ「もう一曲」と直訳ですが、これ「カサブランカ」を観てないと解らないギャグです。
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