mixiユーザー(id:8625733)

2017年04月30日11:22

175 view

初正伝永源院。

昨日、長岡天満宮からの帰り道、建仁寺塔頭の正伝永源院に立ち寄りました。
http://www.shoden-eigenin.com

当初は立ち寄る予定などなく、そこが公開されていることも知らなかったのですが、たまたま前を通りかかったら、公開の案内とともに、細川家の九曜紋が目に入ってきたので、細川家にゆかりのある長岡からの流れとして観ておくのもいいかなと思い、入ってみました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1843550156&owner_id=8625733
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1843303750&owner_id=8625733

初めての訪問でしたが、周囲の雑踏とは隔離された、落ち着いた凛とした空間でしたね…。
良かったです。

細川家ゆかりの場所だけに、空間に対する美意識も行き届いている、ということでしょうか。
大徳寺塔頭の高桐院には及ばないかもしれませんが、かなりの上質さを感じました。

細川家ゆかりの場所、ということで、襖絵に細川護煕氏の絵が使われておりました。
この方はやはり政治家を辞めてよかったような気がします。


この正伝永源院、やたら長い名前ですが、もともと細川家ゆかりの永源院が明治の廃仏棄釈で廃寺になり、その空いた土地建物を織田氏ゆかりの正伝院が入り、後に細川家ゆかりの永源という字が名前に加えられた、といういきさつがあるようです。


思えば、こういう空いた土地建物の有効活用および過去の歴史継承という行いは、現代においても行われています。

全く別の話になりますが、京都の喫茶店「マドラグ」もそういうことではないかと思います。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1918410379&owner_id=8625733
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1955162065&owner_id=8625733


正伝永源院、予想外の素晴らしい場所でした。
秋の公開の時にも是非行ってみたいものです。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する