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2017年03月28日23:42

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ラピュタ島メインのはずが世界遺産と歴史の旅に夢中になってしまった・・・in和歌山県伊都郡、和歌山市☆彡

一日目はこちら→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1959469877&owner_id=10363401

本日の窓からの眺め！
まだどんよりしてますが、心配していた雨は上がっている様子。

そんなホテルからの二日目。
和朝食と茶粥に感激してつぶやいた後に早めのチェックアウト。
予定していた加太から友ヶ島に向かう９時出航の船まで若干の時間があるため、１３時の船に予定を変更して先に逆方向に世界遺産の高野山を目指すことにします。

ホテルから約６０㎞の道程で後半は険しい山道をぐるぐる回って２時間ほどで到着。
駐車場のある観光協会でパンフレットをもらってレッツゴー！

標高が高いので結構ひんやり。
まずは大師教会脇の常喜院へ！

中には赤地蔵こと恵宝地蔵尊が鎮座しています。
紅い涎掛けはお地蔵さんのシンボルですが、地蔵さん自身が赤いのは珍しいですよね！

改めて辺りを見渡すとあらゆる院が並ぶ参道は雰囲気があります。

さあ、いよいよ今日のメインの一つ。
国指定史跡地域にして世界遺産の金剛峯寺（こんごうぶじ）の正門から。
金剛峯寺は高野山真言宗の総本山にして全国真言宗の総本山でもあります。
正門は金剛峯寺の建物の中で一番古く、文禄２年（１５９３年）に再建されて以来、今日まで建っています。昔はこの門を正面から出入りできるのは天皇、皇族、高野山の重職だけで高野山では門の出入り一つでも、厳しいルールが存在したそう。

本堂と大玄関。
屋根には天水桶と呼ばれる防火の役目をする桶があって面白いです。

道中の六時の鐘。

壇上伽藍（だんじょうがらん）エリアには裏道から入ります。

壇上伽藍の見どころの根本大塔（こんぽんだいとう）と金堂（こんどう）。
根本大塔は真言密教のシンボル的存在で鮮やかな朱色に巨大さに目を奪われます。金堂は一山の総本堂で高野山の主な行事はここで行われます。

周辺の池がまた絵になるんです。

裏から入ってきたので中門（ちゅうもん）から出てパチリ。若きお坊さん達が普段着で何やら話してました。

さらに参道を西に大門を目指します。

参道の昔ながらの店が懐かしさを醸し出してます。

中門から１㎞弱で到着。
大門は入口の西向きから撮ると逆光ですね！

両脇に安置する金剛力士像の力強さは今まで見てきた中でも部類の逸品！！

お！気温２、８℃だったのですね・・・大門から今来た参道を臨んだ所で高野山編は終了。

ちなみに紹介しながら回った範囲はごく一部。
他にも女人堂や徳川家霊台、さらには奥之院エリアなど高野山は広大です。

まだ時間が少しあるので和歌山市内の加太まで戻る帰り道で真田親子が徳川家康に蟄居を申し渡された地である九度山に寄ることにします。
ここから真田幸村が再起を図り、大坂冬・夏の陣で真田丸の活躍に繋がったのは歴史が示す通り。

町営駐車場に停めて九度山編スタート。

善名称院。
真田庵とも呼ばれ、真田幸村父子の屋敷跡に建てられたお寺です。
六文銭の家紋のある門から入ると幸村が閉居中に真田屋敷に落ちた雷をとりおさえて井戸に封じ、里人の難を救った逸話が残る雷封じの井戸があります。

風情ある敷地内に真田大権現。脇には真田昌幸の墓と真田信繁（幸村）の供養碑が見られました。

次は案内を右に真田古墳を見に行きます。

真田庵から東へ１７０m続く、狭い道中では、昔ながらの家が続きます。

来ました。通称・真田の抜け穴。正式名・真田古墳。
長い間、真田幸村はこの抜け穴を使って真田庵、さらに話が飛躍すると大坂に出向いた伝説が信じられていましたが、昭和２８年に行われた発掘調査によって、古墳時代後期（４世紀）に造られた横穴式石室を持つ円墳であることが判明。
真田との関係性はないけど縁の地という事で、真田古墳と名づけられそうです。