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2016年08月14日14:43

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キネ街diary(2) 柴又・亀有を歩く

 マイミクさんと柴又・亀有を散策したので、その時の様子を写真でアップします。

 2016年8月7日(日)

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≪柴又駅≫ さて、柴又駅に降り立ちました。柴又、遠いっすね〜。僕の住んでいるところから、電車で約2時間かかりました・・

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≪寅さんの銅像≫ 柴又と言えば、やはり寅さん!寅さんの銅像が出迎えてくれました。こうして見ると、なかなかの男前・・?

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≪金のう○こ≫ 駅のすぐ近くに、何やら怪しい土産物屋がありました。これは柴又名物?らしく、「金のう○こ」と呼ばれる代物です(笑)。これに触れると、「うん(運)」が付くとか・・?女性店員が説明してくれたのですが、「う○こ」という言葉をやたら連発していたのが面白かったです(笑)。

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≪帝釈天参道≫ 駅を出てしばらく歩くと、賑やかな商店街が・・ここが柴又のメインストリートです。

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≪とらや≫ 参道の右側に、昔ながらの草団子を売っているお店がありました。この店は映画「男はつらいよ」の第1作目から第4作目までの撮影で使われたそうです。元々は、この店は「柴又屋」という名前だったのですが、「男はつらいよ」の大ヒットを受けて、映画の店の名前と同じ「とらや」に改名したとか・・

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≪高木屋≫ 参道の左側に、これまた草団子を売っている老舗のお店がありました。この店は主に、映画のスタッフや俳優の待機場所として使用されていたそうです。映画「男はつらいよ」の店内のシーンは、ほとんどが大船の撮影所で撮影されたそうですが、そのモデルとなったのがこの「高木屋」だそうです。

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≪柴又帝釈天≫ 参道を抜けると、そこには大きくて立派な門が・・そう、ここが映画でも有名な柴又帝釈天です。この二天門もそうですが、境内全体が綺麗に整備されている印象を受けました。映画だとこの寺はもっと古臭く見えますが、これは山田洋次監督の美術演出で、昔ながらの雰囲気を出すのにとても苦労したと本では語っていました。

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≪彫刻ギャラリー≫ この柴又帝釈天は、周りに精巧な彫刻が施されていることでも有名です。鑑賞料が400円と、何とも微妙なお値段ですが・・

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でも、これがなかなかの迫力です!確かに、お金を払ってまで見る価値はあると思います。

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寺の周囲は、このような近代的なガラスで囲まれています。まるで都会にある美術館みたいです・・(笑)まあ、これだと寺の外観は台無しですが、彫刻の保存のためには仕方がないことなんでしょうね・・

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≪寅さん記念館≫ さて、帝釈天を後にして、次は寅さん記念館に向かいました。ここでは主に、映画「男はつらいよ」のセットや小道具などが展示されていました。入口にも寅さんが・・

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寅さんが実際に生きた時代を、その当時の新聞などで確認することができます。上を見上げると、昔懐かしいレトロなポスターが展示されていました。

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これは寅さんの実家のセットです。幟を見ると「くるまや」になっていますが、かつて映画ではこの実家は「とらや」と呼ばれていました。先ほど紹介した参道の「柴又屋」が「とらや」に改名してしまったので、映画の方が気を使って「くるまや」に改名したとか・・いろいろな大人の事情があるようです・・

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これは見覚えがある風景です。映画「男はつらいよ」でお馴染みの実家でのシーンです。

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これも見覚えがある風景です。博(前田吟)が働く印刷工場と、その工場のタコ社長です。どーでもいい話ですが、若い頃の前田吟って、ココリコの遠藤に似ていると思うのは僕だけでしょうか・・?

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≪山田洋次ミュージアム≫ さて、寅さん記念館を後にして、次は山田洋次ミュージアムに行きました。

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ここでは「男はつらいよ」を始め、山田洋次監督の映画の解説や展示などが行われていました。

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ここにも昔懐かしいポスターが・・う〜ん、これらの作品はほとんど知りません・・(笑)

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≪江戸川≫ 山田洋次ミュージアムを後にして、次は江戸川の河川敷に向かいました。河川敷のグランドでは、野球やサッカーの試合が行われていました。こういう広い場所、結構好きです。

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≪矢切の渡し≫ さて、なぜわざわざ河川敷に来たのかというと、それはこの場所から船に乗ることができるからです。そう、ここが有名な矢切の渡しです。そんな訳で、とりあえずこの曲をどうぞ。



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ここは江戸時代からある渡しで、柴又から千葉県の松戸方面(矢切)に行くために利用されていたそうです。昔はこういう渡しが結構あったそうですね。

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さて、実際に船に乗ってみました!船頭が櫓を漕ぐと、ぎぃぃ・・ぎぃぃ・・という木の軋む音が聞こえて、何とも風情がありました。船の先には一応エンジンも積んであって、これは風の強い日などに使用するそうです。

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最大搭載31人と、結構な数の人が乗れます。そんなに大きくない船なんですけどね・・

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10〜15分くらいかかって、およそ川幅100mの向こう岸まで辿り着きました。船のスピードはかなり遅いです。このゆったりした感じが、何とも江戸時代っぽいです。

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≪亀有駅≫ さて、柴又を後にして、せっかくなので近くの亀有にも立ち寄りました。僕は亀有には初めて来たのですが、その異様な光景にはちょっとびっくりしました。およそ街全体が、両さん一色に染まっていたからです(笑)。

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≪亀有公園≫ 漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でお馴染みの亀有公園です。漫画ではこの公園の派出所が舞台になっていますが、実際には派出所はなく、漫画内だけのフィクションです。

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≪両さんの銅像≫ ここにも両さんの銅像がありました。このような銅像は、街全体で15体もあるそうです。

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≪亀有商店街≫ せっかくなので商店街を歩いてみることに・・昔ながらの商店街といった感じで、なかなかいい雰囲気でした。

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両さんどら焼き、両さんサブレ、両さんめんこ焼き・・など、もう両さんの名前が付いていれば何でもアリです・・(笑)こういう何でもアリ的な商売って、漫画内の両さんが実際にやりそうなことなんですけどね・・(笑)さすが!両さんを生んだ街だけあって、なかなか強かです。

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柴又・亀有までは、僕の家から電車で約2時間かかります。もちろん、電車内では「こち亀」のコミックは欠かせません(笑)。今、ようやく7巻目に突入したところです。

 これにて柴又・亀有散策は終了です。僕は東京の地理には疎いので、今回はこの辺りの地理に詳しいマイミクさんに案内していただきました。親切丁寧な解説をしてくれて、約半日僕のわがままに付き合っていただいて、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。
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