今日の休みは久々の県外!
・・・と言ってもお隣の徳島県鳴門市なんですけどね^^;
目的は大塚製薬が手がけた日本二位(私立では一位)の広さ(延床面積29412m²)を持ち、年間来場者が約22万人訪れる陶板複製画を中心とした美術館。瀬戸芸2016夏の開催に先駆けて、見に行くことにします。
ここは入場料も3240円(税込)と日本一高いのですが、世界25ヶ国190余の美術館が所蔵する西洋名画1000点余点をオリジナルと同じ大きさに複製しており、今ではオリジナルが存在しない作品のレプリカもあって学術的にも評価が高い美術館です。
http://o-museum.or.jp/
さて、その前に香川県境からすぐの徳島県鳴門市北灘町にある名店「ぴんぴん亭」に腹ごしらえと参ります。
このあたりの知名度で言えば「びんび家」ですが、ここも新鮮度はもちろん刺身定食などのコスパから考えると勝るとも劣りません!
海沿いの風景を見ながら11時OPENと同時に入店。
メニューが貼ってあって、昔ながらの食堂の風情。
しかしサインも結構ありますね〜。
注文はハマチを使った刺身定食(800円税込)。
魚のあら炊きや佃煮も付いていて刺身も新鮮厚切りで美味しい!
店を出て再び海沿いの風景をドラマチックトーンでパチリ。
おぉ〜。やはり何かを予兆するような写りになるもんですな!
ぴんぴん亭
【住】徳島県鳴門市北灘町大須字長浜56-1
【電】090-8285-5988
【営】11:00〜19:00(販売は9:00〜)
【休】水曜
【席】20席
【駐】20台
では、広大との噂の陶板美術館に向けていよいよ出発!
美術館のある鳴門公園に向かう道中である鳴門スカイラインでの風景に目を奪われ、思わず車を降りてパチリ。大鳴門橋も見えて美しいです。
まずは、ナビで大塚国際美術館の敷地まで行きましたが、停めるところがない・・・。
駐車場への誘導矢印を発見しましたが、どんどん離れた場所(車で5分程)に誘導されて、ようやく停めるとシャトルバスが出ているとのこと。駐車場代も美術館で印字すれば無料のようです。
券売機で購入。
青みがかった色は西洋絵画の中でも高価な色と珍重されてきた「ラピスラズリのブルー」と言うそうでロゴマークは世界樹からコレクションした「陶板名画の集合体」を表しているとのこと。
美術館は山頂にあり、中に入るといきなり長い長いエスカレーターと階段が迎えてくれます。
なので、エスカレーターを上がりきってもB3Fからとなります^^;
そうそう!
陶板レプリカにて名画の前では記念写真を撮影できるし、質感を楽しむために触るのもOKだそうで本物では絶対できない魅力とボリュームにもうワクワク感を抑えられません!
B3F古代と中世、一部ルネサンス、バロックのフロアからスタート。
まずはミケランジェロ作バロック「システィーナ礼拝堂天井画および壁画」。
礼拝堂に入るとびっしりと描かれた壁画や天井画に圧倒されます。
バロック フェルメールの部屋にて「デルフトの眺望」と有名な「真珠の耳飾りの少女」。
バロック エル・グレコの「祭壇衝立」と古代ポンペイ遺跡の「秘技の間」。
古代「貝殻のヴィーナスの家」と古代「鳥占い師の墓」。
中世「スクロヴェーニ礼拝堂壁画」と中世「聖テオドール聖堂」。
B2Fバロック、ルネサンス、一部近代のフロア。
ルネサンス「受胎告知」と「大公の聖母」。
ご存知「ヴィーナス誕生」と「モナ・リザ」。
ルネサンス「最後の晩餐」。
バロック「キリスト昇架」。
フランダースの犬の最終回でネロが大聖堂の中で見るリュベンスの絵でしたね。
野外では近代「大睡蓮」を展示。カフェも併設しています。
B1F バロック、ゴヤの家、近代のフロア。
バロック ゴヤの家にて黒い絵「我が子を食らうサトゥルヌス」と「裸のマハ」「着衣のマハ」。
近代 レイノルズ「天使の頭部」とフュースリ「夢魔」。
近代 アングル「泉」とドラクロワ「民衆を導く自由の女神」。
近代 マネ「笛を吹く少年」とミレー「落穂拾い」。
ここまででも、紹介はほんのひと握りで作品は膨大な数にのぼっています。
続いて近代 ドガ「エトワール」とゴッホ「ヒマワリ」。
近代 ルソー「蛇使い」とムンク「叫び」。
1F、2F 現代のフロア
長くなったので駆け足で・・・
運命の女テーマ展示 コリント「サロメ」とシュトゥック「罪」。
ピカソ「ゲルニカ」。
前衛的な現代アートも置いてありましたが、やはり理解するに及ばず・・・。
現代アートバリバリの瀬戸芸2016夏にTo be continuedと言う感じで締めるとします。
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