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2016年06月15日14:01

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道徳腐敗を糺すのが政治の目的ではない。基本的人権を守るのが政治の目的だ。

●【無給でも良いといった舛添えにこれをさせることができた。人民の基本的人権を守るのが政治だ。】

「舛添さんを「セコいこと」で責めないで
駒崎弘樹 | 認定NPO法人フローレンス代表理事/日本病児保育協会 理事長
2016年6月13日 23時8分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/komazakihiroki/20160613-00058794/


道徳を政治家に守らせるのが政治ではない。道徳を政治家に守らせたり国民に守らせたりするのが政治ではない。人民の基本的人権を守るのが政治だ。

日本共産党に限らず、全ての政党は基本的人権党でなければならないのだ。
国民の基本的人権を守るために国家がある。国民の基本的人権を守るため、この目的を頂点とした円錐形のなかに、国家権力も、democracyも、政治の目的もあるのだ。

●【政治資金規正法などのような倫理規定は、道徳規定だ。】

政治の目的が、道徳ではなく、人民の基本的人権を守る為にある以上、こうした道徳規定は抑制的でなければならないのだ。

道徳を守るということと、基本的人権を守るということは、別ものだ。

あくまでも最高位には、人民の基本的人権を守ることを頂点におき、
それを頂点とした円錐形のなかで、
抑制的にこうした道徳規定を運用するようにしないと、
角を矯めて牛を殺す。
「曲がった牛の角をまっすぐにするために叩いたり引っぱったりすると、牛は弱って死んでしまうことから、わずかな欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうことをいう。
「矯める」とは、矯正する。曲がったものをまっすぐにするという意味。」(http://kotowaza-allguide.com/tu/tsunotameteushikorosu.html

政治家の場合、わずかな欠点とは【道徳的に欠点がある】ということだ。
全体とは、【人民の基本的人権を守る政治をする】ということだ。

甘利明のように、人民の基本的人権を破壊するナチス安倍晋三自公政権の、斡旋利得罪などという犯行は、人民の基本的人権を守らないということで、その道徳性の欠落は合わせて糾弾されるだろう。

だが、舛添がどんな基本的人権破壊をしたというのだ。

【舛添都知事 安倍首相と菅官房長官にケンカ売り続けてきた
2016年05月17日 07:22 NEWSポストセブン
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4041434
*−−−−−引用開始−−−−−*
 舛添都知事は2年前の都知事選で「反原発」「反安倍」を掲げた小泉純一郎―細川護熙の元首相連合に対抗するため、安倍政権が担いで誕生させた。だが、いまや安倍官邸は窮地に陥った舛添氏をかばう姿勢は全く見られない。それどころか、首相周辺には自分たちが擁立した知事の失脚を期待しているフシさえうかがえる。

 それというのも、「舛添氏は自民党の支援を受けて都知事に当選したにもかかわらず、知事に就任すると安倍首相へのライバル意識を露わにしてきた」(官邸の安倍側近議員)からだという。

 まず就任後の記者会見で自民党の憲法改正草案を「立憲主義がわかっていない」などと痛烈に批判、憲法改正を掲げる安倍政権に冷や水を浴びせた。

 外交でも中韓に強硬路線を取る安倍政権と一線を画した。2014年7月には韓国を訪問して首相より早く朴槿恵・大統領と会談し、「朴大統領は歴史認識をしっかりすることが親善の第一歩だという考えを示したので、安倍総理大臣に伝えたい」と上から目線で言い放った。

 これに気分を害した安倍首相は舛添氏が帰国後、報告のために官邸を訪れた時、「不機嫌そうに『ご苦労』とひと声かけただけだった」(側近議員)という。

 そして新国立競技場の建て替え問題では、舛添氏は高額建設費問題を厳しく批判したうえ、安倍首相が計画を白紙撤回すると、「主張の整合性よりも内閣支持率が優先か」とツイートして揶揄して見せたのである。

 政権の大黒柱の菅義偉・官房長官も舛添氏に煮え湯を飲まされている。菅氏はカジノ構想を積極的に推進し、東京都も石原、猪瀬両都知事時代はカジノ受け入れに積極的だった。ところが、舛添氏が都知事になるといきなり「東京にカジノはいらない」と宣言、誘致熱が一気に冷め、国会でもカジノ法案の審議先送りに追い込まれたのだ。

「菅さんは舛添氏の方針転換をコノヤローと思っている」(側近議員)
*−−−−引用終了−−−−−*

(参照 辞職する理由はなし。主権者の基本的人権を毀損していない。政治資金規正法違反もない。百条委員会もセーフ。逆に党利党略個利個略で議会チェックの怠慢隠しや改憲や選挙に利用する卑劣さが浮き彫りに。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1953413970&owner_id=38378433

政治を国民の基本的人権を守るという認識目的から逸脱させて、
道徳を実現するのが政治の目的だとか、
政治家に道徳を守らせるのが政治の目的だとか、
すなわち、
神でない人間を縛り上げ、基本的人権を守るという目的から脱線するのは政治ではない。



これは、国家の約束定義からあきらかだ。
近代社会契約の国家の約束定義は、
国家とは、人民(People)が、人民(People)の自然権(基本的人権)を守るために作った、とするものだ。
国家の認識目的は、国民の基本的人権を守ることにあるのだ。
政治の認識目的も、国家権力の認識目的も、国民の基本的人権を守ることにあるのだ。
政治家に道徳を守らせることではなく、政治家に国民の基本的人権を守ることに政治の目的がある。
道徳を守らなかったと言って辞任させることに、政治の目的はない。

刑法から言えば近代刑法は、応酬刑ではなく教育刑だ。
舛添を、道徳を守らなかったと言って応酬刑を科すごとく報復として辞任させることは、近代刑法の思想に反する。

無給でも良いといった舛添えにこれ(http://bylines.news.yahoo.co.jp/komazakihiroki/20160613-00058794/)をさせることができた。
人民の基本的人権を守るのが政治だ。

【了】

【参考情報】

■<舛添都知事>「すべての給料を辞退。全身全霊で都政に」
2016年06月13日 19:24 毎日新聞
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4041434&media_id=2
*−−−−−引用開始−−−−−−*
<舛添都知事>「すべての給料を辞退。全身全霊で都政に」
2016年06月13日 19:24 毎日新聞

写真東京都議会総務委員会の集中審議で、答弁する舛添要一都知事=都庁で2016年6月13日午後3時33分、小川昌宏撮影
東京都議会総務委員会の集中審議で、答弁する舛添要一都知事=都庁で2016年6月13日午後3時33分、小川昌宏撮影

 東京都の舛添要一知事の政治資金支出などを巡る公私混同問題で、13日に開かれた都議会総務委員会の集中審議の最後に舛添知事は、「すべての給料をご辞退申し上げて、全身全霊で都民のため、都政のために働きたい」と述べ、給与を全額返上する考えを示した。共産党などによる不信任決議案については、「可決されればリオ五輪の時期に、知事選か都議選が重なる。いましばらくご猶予をいただきたい」と述べた。

 集中審議では、都議会与党・公明党の松葉多美子議員が舛添知事に対して「辞職をすべきです」と強い口調で要求し、他の会派からも辞職を求める発言が相次ぎ、共産党の曽根肇議員は舛添知事の辞職と百条委員会の設置を求めた。

 松葉議員は、舛添知事が東日本大震災の被災地を訪れない一方、湯河原の別荘に何度も訪れていたと指摘したうえで、「時間がとれなかったのではなく、最初から(被災地に)行く気がなかったのではないか。知事は東日本大震災からの復興五輪を語る資格がない。2020年の東京オリンピックを語る資格はない」と主張。「辞職をすべきです」と強い口調で要求した。一方、公明党とともに与党の自民党の鈴木隆道議員は「説明責任を果たしたうえで、けじめをつけていただきたい」と述べるにとどめた。

 舛添知事は、政治活動に生かすため資料代として計上したという美術品について「私物化はしておらず、政治資金で購入したもの。大半が都庁に置いてあり、そうでないものは事務所にある。条件が整えば、すべて(現物を)お見せしたい」と述べ、20日に予定されている次回の集中審議の前に、問題の美術品すべてを公開する方針を明らかにした。

 公務で航空機を利用した際の航空会社のマイレージの取り扱いについては、音喜多駿議員(かがやけTokyo)が、個人カードでマイレージ登録をしているのではないかとただし、登録履歴の提出を求めたのに対し、事務局が「公務で個人カードのマイレージ登録はしていない」と答え、舛添知事は「(履歴を)出したいと思う」と述べた。

【大村健一、尾村洋介、岡礼子/デジタル報道センター】
*−−−−−引用終了−−−−−−−−−−*

■<舛添知事>涙で「延命」懇願 「五輪影響」理由に
2016年06月15日 02:42 毎日新聞
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4043716
*−−−−−引用開始−−−−−−−−−−*

<舛添知事>涙で「延命」懇願 「五輪影響」理由に
2016年06月15日 02:42 毎日新聞


写真険しい表情で一旦都庁を出る舛添要一知事=2016年6月14日午後10時10分、森田剛史撮影


 「東京の名誉を守ってもらいたい」。東京都の舛添要一知事は14日、都議会各会派が不信任案提出の方針を決める中、涙ながらに9月の都議会定例会までの「延命」を訴えた。一方、最大会派の自民は舛添氏に自発的な辞職を迫り、15日の今定例会最終日を前に、進退を巡ってぎりぎりのやり取りが繰り広げられた。

 舛添氏は14日午後1時前、都庁に姿を見せ、川井重勇(しげお)議長(自民)と約30分にわたり面談した。川井議長は辞職するよう説得したが、舛添氏は拒んだという。

 この面談のため、定例会最終日の審議を話し合う都議会議会運営委員会の理事会は、約30分遅れて午後2時半ごろから始まった。舛添氏も参加し、自身の給与を全額カットする条例改正案などについて説明した。舛添氏の退室後、各会派による不信任案提出を確認して休憩に入った。

 約3時間後の午後6時ごろ、舛添氏側から「自分の思いを話したい」と申し出があり、理事会が再開された。出席した都議らによると、舛添氏は13日に続き、不信任案の提出をリオ五輪・パラリンピック後まで猶予するよう再度要望した。

 涙を流して「子供のことを思うと、今すぐにでも辞めたいが、都政の混乱を避けたい」と訴えたという舛添氏。「ここまで耐えてきたのは(大会中に選挙になると)リオ五輪で東京が笑いものになるから。東京の名誉を守ってもらいたい」と述べた。

 その後、理事会は再び「自民からの不信任案提出を待つ」との理由で休憩に入った。自民は舛添氏に辞職を促していたとみられるが、舛添氏は14日午後11時前に都庁を後にした。【飯山太郎】

*−−−−−−−引用終了−−−−−−−−−*


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