甘利の明々白々なあっせん利得罪不起訴に革命でも起こすのなら話は分かるが、あちらの理不尽には沈黙し、舛添の疑惑には革命でも起こさんばかりに国を挙げて荒れ狂うというのは何事か。

■答えぬ舛添氏、荒れる議場＝「情けない」与党もあきれる―都議会
(時事通信社 - 06月08日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4033685

●【甘利の明々白々なあっせん利得罪不起訴に革命でも起こすのなら話は分かるが、あちらの理不尽には沈黙し、舛添の疑惑には革命でも起こさんばかりに国を挙げて荒れ狂うというのは何事か。】


甘利は理不尽な不起訴になった。全く国民も国会も沈黙している。
※（「特捜検察にとって”屈辱的敗北”に終わった甘利事件
投稿日: 2016年6月1日 投稿者: nobuogohara」
https://nobuogohara.wordpress.com/2016/06/01/%E7%89%B9%E6%8D%9C%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%B1%88%E8%BE%B1%E7%9A%84%E6%95%97%E5%8C%97%E3%81%AB%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%98%E5%88%A9/）

一方舛添の問題は狂ったように騒いでいる。
このアンバランスをこそ、舛添問題を追及する連中に問いただしたい。なぜだ！

高市の政治資金収支報告書の問題もある。
※（「1000万円近くが闇に？ 高市早苗総務相が政治資金不正で刑事告発された！ でも舛添問題と対照的にマスコミは…」
http://lite-ra.com/2016/05/post-2251.html）

都議会議員が、自分で自分に寄付して5万円以下の領収書はいらないことで税逃れし、おまけに税金の還付金までうけたものもいる。追及する都議会議員は5万円以下の金は、何に使ったのだ。政治に使ったのか？？？？
※（「こんなのアリ？！政治家が、自分の団体に寄付して税金を取り戻すカラクリ」
http://otokitashun.com/blog/togikai/4102/）

「政治とカネ」を問題化しても政治の目的たる基本的人権は守ることができない。政治とカネを浄化するという道徳も果たせない。

「政治とカネ」という道徳を正す道は、有るとすれば、国民の基本的人権を守る政治を実現する事によってだけだ。

その付録として、水は澄んで行く。

「政治とカネ」の道徳を実現しようとしていくら水に道徳あぶり出しの劇薬を注入しても、水は浄化されない。逆に、飲料不可の政治水となり、基本的人権を守らないナチス政治が闊歩する。

鶏は迂回を知らない。金網の向こうに餌があれば金網に突進し続ける。

急がば回れだ。

国民の基本的人権を守る政治をすることが、政治の目的だ。道徳を理由に政治をしたら誰も反対できない。道徳は常に正しいのだから。基本的に、人間はすべて、不道徳な面を持っているのだから。「政治とカネ」はその急所だ。

道徳を理由に政治をしたら、政治が死ぬ。
政治が死ねば国民が死ぬ。
ナチスが繁殖する。
誰も反対できない道徳の網をかぶせて、国民の基本的人権を破壊するナチス政治が闊歩する。

道徳の追及は深入りするな。まず、国民の基本的人権を守る政治を実現することだ。

権力を、暴力的権力、非合理な権力から、市民的平和権力、市民的平等権力、合理的権力に、変えることだ。

自ずと、「政治とカネ」の道徳も自浄作用が働いてくる。

【了】


●【関連日記】
一体政治とカネの何％を国民は承知していると言うのか。やり玉に挙げた時だけ気が狂ったように怒り、槍玉に挙げないものは知らん顔をする。ナチスの大衆扇動に乗っている。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1953274863&owner_id=38378433

日本人は政治家に対して『カネの問題』と『国民の基本的人権を守る政治をする事』を切り離して議論すべき
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1953269514&owner_id=38378433