■＜舛添知事問題＞「新党改革」から組織対策費１０５０万円
2016年05月27日 09:11 毎日新聞
舛添氏の「組対費」使途に指摘
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4012955
●【１円の金もごまかさずに納税する事業主など一人もいない。1円の金もごまかさずに政治資金を記載する政治家など一人もいない。】
道徳道徳というが、道徳を完全履行している人間など一人もいない。
罪なき人間など一人もいない。
事業主は脱税する。１円の金もごまかさずに納税する事業主など一人もいない。
勘定科目をごまかし、記載する。裏金を作る。パナマ文書級の脱法、脱税もある。
政治家も税金を盗む。
秘書給与をピンハネしたり、会議費で飲み食いしたり、勘定科目など、ただのごまかしに過ぎない。１円の金もごまかさずに書いている者などいない。
政治資金規正法などいくら作っても、こんなものは見せかけだ。表向き、正しく金の出入りを書いていますというつじつま合わせに過ぎない。
これで引っかかる奴はドジなのだ。
政治資金規正法などは、「政治とカネ」という道徳を法律に持ち込んだものだ。
政治資金収支報告書など、つじつま合わせの文書であることを原理的に避けられないようにできている。だから、大体の金の流れしか書かなくていいものになっている。どこから入ってきて何処へ行ったのか。これさえ、全政治家を厳密に追及したらボロの出てくる政治家はたくさんいるだろう。
だが、一方、国家はこのつじつま合わせのファジーな文書を逆手にとって、捕まえたい奴だけをいつでも捕まえられるようにしている。
小沢一郎を強制起訴したように、
あるいは、その秘書を濡れ衣で、証拠もないのにミスター推認裁判官が、推認、推認、推認で、最高裁判所事務総局の方に顔を向けて、自らの立身出世の為に国策判決に協力したように。
国家権力が、捕まえたい奴だけを捕まえるための道具として、この、政治資金規正法により記載義務のある文書、政治資金収支報告書は利用される。
領収書をかき集める能力のない、ごまかし方の稚拙なドジな政治家は、政治資金収支報告書を勘定科目だけでもっともらしくごまかして書くから、調べられたらぼろが出る。会計担当者、及び、秘書力の差だろう。
金がなければこの道の優れた人材は使えない。財務官僚、警察官僚、それら出身者が介在すれば黒も白になる。
権力を手中にしていない政治家は、メディアも当局も抑えられずに、ぼろが出る。
甘利明や高市早苗や安倍晋三等は、権力を手中にしている側だから、警察検察メディアは騒がない。敵対的に動かない。
舛添は、経理にドジで、人材不足で、権力を支配していないから、メディアによってかもにされ、権力側の工作で血祭にされる。
大衆は、政治に道徳を持ちこみ、政治家に対して大上段に構えて、道徳に則った政治をしろというのは、往々にしてこのような権力側に利用されてるだけの時計仕掛けのオレンジとなる。
自分じゃ立派な木になったオレンジだと思っているが実際は操られているだけだ。
●【国家は、権力を使って国民を社会統制する。
この時、国家が、道徳を理由にして政治をしたら、誰も反対できない。
道徳は基本的に常に正しいのだから。】
１．道徳は「人」を律する社会規範だ。
だが、道徳には「国家」を律するという視点がない。
だから、道徳では基本的人権を守れない。
２．国家とは、ｐｅｏｐｌｅの基本的人権を守るためにｐｅｏｐｌｅが作った。
これが、近代社会契約の国家の定義だ。
政治の目的とは、国家の目的に則している。
すなわち、ｐｅｏｐｌｅの基本的人権を守るのが政治の目的だ。
３．国家に、ｐｅｏｐｌｅの基本的人権を守らせるためには、
「道徳」では、国家にｐｅｏｐｌｅの基本的人権を守らせることはできないのだ。
じゃあ何が必要なのか。
「国家」に国民の基本的人権を守らせるには、【自然権たる基本的人権】という概念が必要なのだ。【この世ができる前から、先験的に、すべての人間には、自然権たる基本的人権がある】という、約束定義が必要なのだ。
【侵すことのできない永久の権利として、「個人」に（自然権、天賦人権）が実在する】という【約束定義】を国家に認めさせることが必要なのだ。
４．我が国は、かろうじて憲法だけが【自然権たる基本的人権】を保障しているのに、
政治がそれを無視している。憲法を守らない。
ｐｅｏｐｌｅは、全くこの約束定義が人類の貴重な歴史的遺産であり、この約束定義を継承して今、憲法があり、己や子供たちが守られていることを認識していない。
テストで近代社会契約説などという言葉が出てきたとき、
社会契約って何の意味か良くわからないけど、言葉だけ記憶している
と言うのが実情だ。
約束定義なのだ。
みんなでこれを正しい事として、大元の原理原則として受け入れましょうという、
約束定義なのだ。
別に物理法則の様に科学的に証明できる科学的事実ではないのだ。
だが、【自然権たる基本的人権】約束定義がなければ、
人間の【自然権たる基本的人権】はこの世に論理的に導出できないから、実現できないから、社会科学が成り立たないから、自分たちの幸福を守れないから、
人類はこの【自然権たる基本的人権】に【帰依】したのだ。この価値をうけいれたのだ。正しいものとして。
それが人類史として今日まで継承されているのだ。
ここを否定したら、今はない。
５．国民は、【自然権たる基本的人権】を守ることが国家の目的であり、政治の目的であることを、理解していないばかりか、
国家、メディアは確信的に、国民は盲目的に、
【道徳】を政治に混在させている。
、
ナチス権力側は、政治と道徳が同じものだと国民を錯覚させて、
道徳は常に正しく反対できないという本質を持つことを利用し、
道徳で政治を誘導して、道徳で国民を一方的に社会統制しようと企む。
そのような道徳の法律を作ったりする。
あるいは、
ナチス権力にとり都合の悪い人材を、道徳で世論に火をつけ、スキャンダル化し、また、そのような道徳法規を使って排除しようとする。
ナチス政治屋は、確信的に道徳を政治に混入させ、
愚かな大衆は、政治と道徳を混在させて、ナチスに誘導されている。
●繰り返す。【政治は、国民の自然権たる基本的人権を守るためにあるのだ】
これが近代社会契約に立脚した政治の目的だ。
国家が、国民が作ったものであり、国民は基本的人権を国家に守らせるために作ったものである。これが近代社会契約の国家の定義だ。さらに、この国家目的に沿って政治はなされるべきなのだ。それ以外の政治はない。
政治は、道徳ではない。 道徳と政治は、あいれない。
それは、道徳と、基本的人権を守るということは相いれないからだ。
道徳と、基本的人権はバッティングするのだ。
「人はウソをついてはいけません」「人は正直に生きなければいけません」→黙秘権、表現の自由を侵害する。
たとえば日本軍国主義が全国民に使った道徳・教育勅語を見ればいいい。
「国家」に対立する「個人」の概念はまったくない。最後は天皇の国の為に死ねとむすんでいる。
主権者が天皇ただひとりという明治憲法の道徳のこれが認識目的だ。
基本的に正しいことをいっている。
だが、国家が国民の基本的人権を守ると言う発想は全くない。
家族を守るのは自己責任であり国の責任ではないと言っている。
「個人」の自由がない。
「個人」の命の尊重がない。
全体主義だ。
天皇の主権を守るため、全体の利益の為に、黙秘権など許さない。
無論拷問もありだ、苦役もありだ。
12の徳目
父母ニ孝ニ （親に孝養を尽くしましょう）
兄弟ニ友ニ （兄弟・姉妹は仲良くしましょう）
夫婦相和シ （夫婦は互いに分を守り仲睦まじくしましょう）
朋友相信シ （友だちはお互いに信じ合いましょう）
恭儉己レヲ持シ （自分の言動を慎みましょう）
博愛衆ニ及ホシ （広く全ての人に慈愛の手を差し伸べましょう）
學ヲ修メ業ヲ習ヒ （勉学に励み職業を身につけましょう）
以テ智能ヲ啓發シ （知識を養い才能を伸ばしましょう）
��器ヲ成就シ （人格の向上に努めましょう）
進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ （広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう）
常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ （法令を守り国の秩序に遵いましょう）
一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ （国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう）
道徳は、国家に対立する個人というものがない。
国家に迎合する、従順な「人」を作るものだ。
日本軍国主義の道徳でなくても、道徳は「人」を対象にしたものだ。犬、猫、人の分類の人。
対立概念に、国家はない。国家権力という、支配権力の横暴から「個人」を守ると言う認識目的はない。
視点も「国家」に対立する「個人」ではなく
山、川、海、空、鳥、動物、など、花鳥風月の中に配置した「人」だ。
これでは、国家の暴走を阻止するための、支配者の抑圧を阻止するための、
主権者人民「個人」の
「基本的人権」は原理的に守れないのだ。
道徳と、基本的人権は相いれない。
これは、政治は、道徳を理由に政治をしてはならないということだ。
政治はあくまで、国民の基本的人権を守るというのが、政治の目的だ。
そこに、道徳を介在させてはならないのだ。
●つぶやき
１．あらゆる政治資金は勘定科目を誤魔化して自由に使える金になっているのが政治資金だ。
ナチスの晋三が宴会屋として記者やメディア社長に食わせる超豪華料理代も税金の私物化だ。
２．さらに官邸機密費ともなれば、闇の金だ。
勘定科目さえない。
ナチス安倍晋三が鷲掴みで悪事に使える。この金を使ってありとあらゆる賄賂に工作に。
３．北朝鮮が角榮に紙袋２つもって陳情に来た手記が文藝春秋に掲載されたものがある。
紙袋一つ１億円。
私見では、相当頑丈な紙袋らしい。
角榮は、ひとつは大平君にもやらにゃな。といったという。
４．本当の政治の裏金、私物化は、法の網にかすりもしない。政治資金の文書に書かされてあげ足とられて引っ掛かるのはそれだけ稚拙なドジだと言うだけだ。
ナチス安倍晋三のカジノがらみで受け取った賄賂は、公安が握っているとベンジャミン・フルフォードは言っていた。
ナチス麻生太郎が何人中国人の女を抱いたかもCIAは知っていると朝堂院大覚は言っていた。
こうした情報は、握った側が握られた側をコントロールするだろう。
脅せる。
５．カネ（富）の賄賂も、女（品物化）の贈り物も、古代天皇制の頃よりある。政治資金規正法や受託収賄罪で、いくら道徳を法律化しても、そんなもので取り締まれはしない。
網に引っ掛かるのは、権力無き者だけだ。捕まえたい奴を捕まえる道具になるだけだ。
６．権力を、暴力的権力、非合理な権力から、市民的平和権力、市民的平等権力、合理的権力にしなければ、政治を正すことはできない。
道徳法律をいくら作っても、税金の無駄だ。
法律を一本作るたびに取り締まる公務員の数、警官の数が増えるだけだ。
さらに権力無き者が捕まるだけだ。
政治を道徳とし、道徳の実現を法益とする目的の法律をいくつ立法化しても、権力は捕まえたいやつを捕まえる都合のいい道具にするだけだ。
７．道徳を守るという目的を政治の目的にするなら、基本的人権など破壊される。
基本的人権を守るということと、道徳に従わせるということは相いれない。バッティングする。
道徳には、国家に個人の基本的人権を守らせる道徳などないのだから
道徳で政治をしたら、個人の基本的人権より、道徳の方が優先するのだから。
８．道徳を守るという目的を政治の目的にするなら、基本的人権など破壊される。
黙秘権など表現の自由は、「正直に言う」という道徳の前に蹂躙され、黙秘権を使う者は、拷問で道徳に従うべく自白強要される。
国家の為に尽くすことは、国家に命を捧げることにリンクさせられ、何時でも戦場に向かわされる。
「目上の人の言うことを聞け！」は、社会統制の一方通行。逆社会統制が抑制される。内部告発などゆるされない。
「家族の事は家族で守れ」で、国家による国民の基本的人権（命、自由、財産など）を守る義務は果たさない。福祉など斬り捨て。
道徳は、為政者にとり打ち出の小槌だ。
国家中央集権制、日本軍国主義、強者の政治にとり、これほど有用な道具はない。
反対に、基本的人権をまもることはできない。
９．国家の個人に対する権力の行使に、道徳がリンクする。
中央集権国家にとり都合のよい社会統制を実現する。
１０．やるべきことは、道徳の実現をはかる政治をすることではない。
国家に対峙する個人の自然権たる基本的人権を守る政治を実現することだ。
巨視的に鳥瞰しなければならない。
ナチスの安倍晋三らが、国富強奪大泥棒の行為をかえりみず、問題にせず、洗脳メディア総動員で、ナチス国家をより完成させるため、改憲をもくろみ、
衆参ダブル選挙に都知事選挙を加えてトリプル選挙をもくろみ、
舛添を道徳で批判して世論に火をつけて追い風にし、
道徳的「ナチス安倍晋三の舛添攻撃」が道徳的に正しいのか間違っているのか、その視点を導入している。 だが、道徳は誰が言っても常に正しいのだ。
正しいなら道徳を声高に叫んでいる者に投票がいくだろう、というＢ層誘導だ。
１１．道徳を理由にしたら道徳を振りかざすナチスに勝てない。
道徳は常に正しいのだから。
道徳の水掛け論もナチスに勝てない。ナチスの長い下は道徳を語る詐欺師の才能を持つ。
１２．ただし、ナチスはただ１つ、前提に無いものがある。基本的人権だ。
「基本的人権だけは実現しないナチス」が、正義の道徳をまくしたてても、
「基本的人権だけは実現しないアンチ政治」をする。
間抜け国民が道徳が正しいと言って熱狂する。
【了】
【関連ツイッター】
●舛添要一知事への提言
https://twitter.com/reef100/status/735772944098418688
【関連日記】
近代にデビューしないで現代にデビューできはしない。現代は近代の延長線上にある。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952926275&owner_id=38378433
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