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2016年04月09日22:36

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特選!クビ/ギリ/ハヤビケBlu-ray 15:『007 スペクター』


・初見2015年11月28日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1948214274&owner_id=2940502
・mackの2015年ベスト:別格枠(笑)



メキシコ、死者の日。英国諜報部員ジェームズ・ボンドは、マルコ・スキアラという男を追っていた。先代〈M〉が、スキアラを暗殺しその葬儀に参加せよと最後の任務を課したのだ。
スキアラは、メキシコスタジアムの爆破を企てており、実行犯らにカネを渡そうとしていた。その後、〈ペイルキング〉という人物を始末する予定らしい。ボンドはスキアラを殺害しスタジアム爆破を未然に防ぎ帰国するが、ロンドンで彼を待っていたのはMの叱責だった。諜報部はスカイフォール事件後衰退し、新設された保安局に吸収されかかっていた。ボンドの勝手な行動は保安局に睨まれる元だ。保安局長デンビーは既にボンドを危険視し、00部門の解体を考えているらしい。だが当のボンドは、そんな官僚機構に興味はない。またも無断でローマに飛び、スキアラの葬儀に参列してしまうのだった。その夜、スキアラの未亡人から、夫の所属していた「組織」の存在を聞きだしたボンドは、組織の会合が開かれるカルデンツァ宮殿に潜入する。そこで目にしたのは、各国で発生しているテロの成功報告に耳を傾けるボスの姿。それは、死んだはずの幼馴染フランツ・オーベルハウザーだった。その昔、孤児となった少年ジェームズはフランツの父に育てられ、フランツとは兄弟同然の仲だった。しかし20年前、フランツは登山事故で亡くなったはずだ。驚愕するボンドに、フランツは刺客ヒンクスを差し向ける。辛くも宮殿を脱出したボンドは、組織の全容を掴むため、〈ペイルキング〉に面会しようと考える。マネーペニーの調査では、〈ペイルキング〉とは因縁のMr.ホワイトの暗号名で、オーストリア、アルタウスゼーで隠居生活を送っているらしい。ホワイトに対峙したボンドは、彼が組織を裏切って命を狙われていることを知る。ホワイトは死を覚悟していたが、心残りはアルプス・ホフラー診療所で女医として働く娘マドレーヌの存在だった。ボンドはマドレーヌの保護を約束し、フランツの居場所を示す手がかりをホワイトから得るのだった…

フォト



「007 スペクター」。世界各国でテロを引き起こし、主要国の情報機関を手中に収めようと企む犯罪組織。その名がスペクターです。フランツはデンビーを操り、英国諜報部も乗っ取ろうと画策していました。この陰謀を潰すため、ボンドが大暴れします。彼が立ち向かうのは今そこにある敵=フランツにして、過去の亡霊。007を拝命した直後に対決したル・シッフルも、〈クォンタム〉も、シルヴァも、みなスペクターの一部だったのです。今回がまさに最終決戦というわけですね。

冒頭の長回し、ローマのカーチェイス、派手な爆破シークエンス。見どころがたくさん詰まってて、過去オマージュに溢れた、シリーズ1サービス精神旺盛な作品。これを観ずして、007を語るなかれ!

(ブルーレイのみ所有ソフト:65枚目)


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