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2015年10月30日13:55
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私のSSP同盟に対する評判は、よく見積もっても乏しいものでした。 スフィア・ビーイング他の誰よりも、遥かに私を信頼していたようです。 答える前にゴンザレスに相談してもよいかと、礼儀正しく彼女に尋ねました。 彼女は即座に向こうを向き、扉のバリアを取ってゴンザレスを部屋の中に招き入れました。 そして、彼女は部屋を出て外で立っていました。 「それで、どうなったんだ?」とゴンザレスが尋ねました。 そう言いながら、一心に辺りを見回していました。 私はリクエストされた「個人的なお願い」の内容を、詳しく伝えました。 そして、私の活動上の安全(OPSEC)と、個人的主権に関する懸念事項も伝えました。 彼は、私の懸念も分かると言いました。 SSP同盟は安全対策上、作戦の詳細について一定以上のことは、私に伝えていませんでした。 SBA(スフィア・ビーイング・アライアンス)の情報や、ロー・ティアー・エーに関する個人的な体験で私が言いたくないこと以外であれば、進めてもよい、承認を与える、と彼は言いました。 私は、このお願いの内容がかなり不快なのだと、ゴンザレスに伝えました。 けれど、彼女の人々にとっては、とても重要なことだと言っていました。 現時点では、これがどうも私達から提供できる唯一の情報らしい、と伝えました。 これが、私の頭の中に入り込み、別の内容を探しだす為の策略でもなければの話ですが。 ゴンザレスは、これ以外にも私達側から提供できるものは確実にあると言いました。 私達が彼らにとって無価値なのであれば、新しい評議会をつくって、わざわざ私達を招待することはないはずだ……彼らは認めたくないかも知れないけれど、と。 私は彼に報告義務はない、と言いました。 もし、報告するにしても、私が抵抗感を感じるのであれば彼女の願いに答える必要はないと言いました。 全ては君次第だ、だが情報を一方的に与えるのではなく、こちらにも提供してくれるのであれば、役立つかも知れないと言いました。 SSP同盟にとって、極めて有用な情報を得られるかも知れないと。 私は溜め息をつきながら、彼女と話すよ、と言いました。 出て行く時に、彼女を中に呼んでくれと頼みました。 彼女は、足早に部屋に戻って来ました。 さっと頭を下げてお辞儀をし、一心に私の目を見つめました。 信頼の「しるし」として、そして、私達の間に誠意を示す為に彼女の言う「ヴァルカンのマインド融合」をやりましょうと伝えました。 彼女は、見るからに喜んでいました。 彼女は壁の方へ歩いてゆき、クリスタルのゴブレットを持って戻って来ました。 琥珀色の液体が入っていました。 彼女は一口飲んで、私に差し出しました。 薬か何かなのかと尋ねました。 これは「イシスのエリクサー(不老不死薬)」で、地中領域にしか育たない珍しい花から作られたワインだと言いました。 彼女はもう一口すすり、ゴブレットを私に渡しました。 手順として飲む必要はない、ただこの儀式の習慣とされていると伝えて来ました。 もし、お断りしても、どうぞ気を悪くしないで下さいと言いました。 そして、彼女にゴブレットを返しました。 彼女は微笑んで、後2〜3口飲み、テーブルに置きました。 テーブルは2脚の椅子の隣にあり、側(そば)にはベンチのような一種の小さなベッドのようなものがありました。 座って、心地良い状態になって下さいと彼女が伝えて来ました。 見るからにアルコール度数の高そうなエリクサーを飲んで、彼女は随分リラックスしているようでした。 私は、座りました。 彼女はもう一つの椅子を動かし、私の椅子の正面に向かい合う所に置きました。 そして、椅子に座りました。 座面の前端まで、身体をずらしました。 私に、もっと近づくよう言いました。 私が近づくと、彼女は私の両手を取りました。 お互いの掌(てのひら)同士を合わせ、指をしっかり組みました。 彼女は、目を閉じました。 彼女の肌はとても柔らかでとても温かく、普通よりもかなりの温かさでした。 私にも目を閉じるように、そして、全ての思考を除くように伝えて来ました。 私は以前に学んだマインドのクリアリング手法を使い、深い意識状態に入りました。 すると、私の全身がピリピリとして来ました。 「アストラル・セルフ」が、彼女の方に引っ張られていました。 彼女のエネルギーと私のエネルギーが、互いに混じり合ってゆくのが分かりました。 どのように進められたのかは、よく分かりません。 ライトボディが、混じり合っているかのようでした。 それは、マインド、身体、スピリットのレベルで、とても深遠で強力な経験でした。 彼女は精神的に極めて先進し、成長していましたから、明らかに自分を不利に感じました。 彼女は、人々の間では高位の聖職者です。 他の誰よりも、パワフルな意識を持っていたに違いありません。 彼女が、私の記憶の一定の部分に意図を向けているのが分かりました。 と同時に、彼女の130年以上に亘(わた)る記憶と思われるものが、私に溢れ込んで来ました。 シュン!シュン!シュン!と彼女の人生のあらゆる場面が現れ、私は一つからまた別の場面へと飛び回っていました。 彼女が聖職者となる訓練や仕事をしている場面を、一瞬捉えました。 アメリカや、ヨーロッパの秘密結社同士を結ぶ連絡の役割を果たしていた頃の経験も、味わいました。 あらゆる時代に、アメリカやヨーロッパの軍関係者や政府役員に会うというのがどういうものだったか、私は彼女の立場でそれを感じていました。 彼女は、他の星系からの使者としてその役割を果たしていることがハッキリ分かりました。 ずっとここ、地球に住むグループの一人だとは明かしていませんでした。 彼女が大好きだった幼馴染みも、見かけました。 この友達は、地球からではない『インセクトイド』(insectoid-昆虫系)による地下奇襲で、悲惨に殺されました。 彼女が私のクリスタルの洞窟での経験にフォーカスすると、私のフォーカスは自動的に彼女がその年代だった頃に一致してゆきました。 その経験は僅(わず)かな間に過ぎませんでしたが、とても深い時間の流れを感じました。 視界、音、体感の旋風の中で、時間が静止したかのようでした。 全て終わると、私の身体は震えていました。 目を開けると、彼女にも同じことが起きていました。 私達はそれぞれに椅子に背中をもたれさせ、静かにしていました。 そのパワフルさに動転していました。 私の身体は、まだ全身がジンジンしていました。 エンドルフィンが放出し、とても心地良かったのですが、性的な感覚は全くありませんでした。 肉体的、若しくは性的な体験を想像したり、そういうものだと特徴づけようとする人がいますが、これは全く別の体験でした。 私は彼女の感情を感じ、彼女は私の感情を感じました。 この分かち合った経験が、彼女にとってどれほど大切かを私は知り、二人とも涙を流しました。 そのように少し過ごしてから、私達は立ち上がりました。 彼女は、私をしばらく抱き締めました。 そして、私が自分をシェアしたことに感謝をしました。 これが感情的に如何に深遠で美しい経験だったか、とてもこれを説明できる言葉はありません。 こういう一度の経験は、自分自身の経験は永遠に、壮大に変えてしまう力があります。 地球での人生も、永遠に変わってしまうのです。 この後、私達は、互いを深いレベルで知っているという深い絆の感覚が確かにありました。 地表から来た『混血の人間』と、こういうことを行ったことについて、彼女の人々の中には認めない人もいるだろうと言いました。 それでも、大半の人は、私が彼らに贈ったギフトをとても喜ぶはずだと確信していました。 これは、私達の文明を何万年も隔てていた分離を癒す為の、大事なステップでした。 地表の社会を何とかする為に、彼らが同士てあのようなことをしたのか、理解してもらえたでしょうかと彼女は言いました。 誰でもそう思いたいものですが、私達は汚れのない平和な存在なのですと。 彼女らはかつて、地表の秘密結社やオカルトグループと交渉し、条約を結ぼうと試みましたが、無作法に、徹底的な残忍性をもって攻撃されました。 このグループは、男女・子供まで一人残らず皆殺しにします。 安全、幸福、遺産など、全くお構いなしです。 私達の文明は歴史上、何度も妥協を強いられて来ました。 同様に彼らも、大義の為……つまり、自分達の人口を守る為に困難な選択を迫られました。 これをネットで読んで、全ては軍の心理作戦だと思う人もいることでしょう。 全部、嘘だ。 罠だ。 誰も、何も信じてはいけない。 何であろうと、真実とは逆のことを言われているのだと。 そして、全ては私の作り話だとか、私達皆を破壊する為のトロイの木馬だろうなどとどこかに書きこむことでしょう。 正直に言いますが、これほどまでに深遠な経験をすると、彼女が私に対してネガティブな策略を持ちかけている可能性など考えられないのです。 この経験は、完全なる透明性と誠心誠意の領域へ繋がる水門を開いたのです。 全てが曝(さら)け出された状態です。 あの神聖な、シェアのスペースで、本来の自分以外でいるなど不可能です。 この人々は、私達を恐れています。 私達は、あらゆるグループから、とても攻撃的な遺伝子を受け継いでいます。 この惑星に再配置された避難民グループ、あらゆる「大実験ET」などのグループや、ドラコからも遺伝子操作を受け、彼らにもない遺伝子が私達には備わっています。 地球の表面で最もネガティブなグループは、自分達の神聖なシンボルを選び、拷問、生贄、大量虐殺戦争など、忌まわしい実践の中で使用しました。 彼らも神のふりをしたり、あらゆる連合、司令部、星系から来た善良な地球外生命体を騙(かた)って、私達を騙して来ました。 こうすることで、秘密地球政府シンジケートは井戸に毒を盛ろうと意図していたのです。 私達人類が和解し、更に大きなファミリーとなるのを不可能にして来たのです。 このエネルギーの変化が、彼らが思っているよりも更に深く、急速かつポジティブに進めば、私達の遺伝的・霊的変化も促される可能性はあります。 少なくとも、将来はきっと興味深いものとなるに違いありません。 私達がポジティブな未来を求めるなら、一人一人がそれを実現させる責任があり、救世主ETや、人間のグルや、何かの団体がそれをしてくれる訳ではありません。 今ほど、それが、明確な時はありません。 二人とも落ち着くと、彼女は部屋へのバリアを解きました。 部屋の外に出て、もう一人の女性と興味深々のゴンザレスに会いました。 私達に時間があるなら、辺りを案内したいと彼女が言いました。 ゴンザレスは、躊躇(ためら)わずに受け入れました。 後で分かったのですが、このミーティングに先駆けて、彼が行ったことのあるいくつかの都市を見学したいとずっと思っていたそうです。 彼女は、小さなドーム型の部屋に連れてゆきました。 先ほどの部屋から、さほど遠くはないところにありました。 部屋の真ん中まで歩いてゆくと、彼女はペンダントをこすり、叩き始めました。 突然、光が輝きました。 再び、私達はとても大きなドーム型の部屋にいました。 同じタイプの石でできていましたが、色は少し暗い色でした。 また扉を潜(くぐ)って、外に出ました。 アーチには、同じシンボルがついていました。 そこは巨大な洞窟で、自然にできた柱のようなもので支えられていました。 その柱は、私がこれまでに見て来たどんな超高層ビルよりも背が高く、幅も太いものでした。 ありとあらゆる年齢層の人々が、ぴったりとフィットしたタイツスーツを着て歩いていました。 スーツはダーク・ブルー、ダーク・レッド、黄色、緑のものがありました。 先ず庭にお連れしましょう、追いて来て下さい、と彼女が言いました。 洞窟の中を、キラキラ輝く飛行機が飛び回っていました。 1950年代の映画に出て来た飛行機に、そっくりでした。 円盤も、飛んでいました。 ほぼ卵型の楕円形のもの、もっと大きな葉巻型の乗り物で、両端が丸くなっているものがありました。 ゴンザレスは、高速で洞窟の壁を通り抜けてゆく円盤を指差していました。 背の高いビルもあり、花崗岩のような岩を使って型で作ったか、若しくはレーザーでカットして作ったように見えました。 他にも、楕円形のビルや丸いビルもあり、ドームになっていて、建造物の全体から光を放っていました。 この洞窟都市は、ほんの少しのエリアしか見ることができませんでした。 直ぐに、扉のある壁に着いた為です。 そこを入ると、また別の廊下がありました。 私達が入ると、直ぐに花粉や生きた植物の香りがしました。 また別の洞窟のドーム状の部屋に入りました。 そこから、区画化されたありとあらゆる穀物畑や、果樹園を壮大に見下ろしていました。 植物は、水耕栽培でとてもしっかりと生い茂って育ってました。 その水耕システムの規模の大きさは、想像すらできないほど巨大でした。 彼女の説明では、リサイクルしたコンポスト物に、ミネラル豊富な水を被(かぶ)せているとのことでした。 それが、岩の間を流れる間に再び純化され、植物の根に栄養を与えながら水源に戻っているとのこと。 続き → http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1947394509&owner_id=15834251
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