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2015年09月19日16:52

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やはり涙腺弱くなってるわ

先日デレマスの23話が夜中に放送していた訳ですが、専用に日記を書くまでも無く、
卯月にやられてしまった。

ずっと劇中の台詞が「頑張ります!」ばかりだったので、ガンバリマスマシーンと化していて、
観ていても不自然だったが、やはり本人もそれは自覚していた。
プロデューサーに見出された時、合格の理由は「あなたの笑顔」だった。

「笑顔には自信が有ります! 島村卯月、頑張ります!」
そう言っていた半年前、彼女の笑顔は凛の気持ちを揺さぶった。

それなのに、同じ場所で卯月はそれを否定する。


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卯月:「私の中のキラキラするもの、何だか解らなくて・・・。
    このままだったらどうしよう・・・
    もし、このまま時間が来ちゃったら・・・


    ・・・怖いよ・・・
    もし、私だけ何にも見つからなかったら・・・どうしよぅ・・・怖いよぅ・・・

    プロデューサーさんは、私の良いところは笑顔だって・・・

    だけど・・・だけど・・・

    笑顔なんて、笑うなんて誰でもできるもん!

    ・・・何にもない・・・私には、なんにも!・・・」


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凛:「誰でも出来るなんて言わないでよ・・・
   踏み出したんだよ、自分も輝けるかもって。
   あの時の卯月の笑顔が、キラキラで眩しかったから・・・」


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凛:「あの笑顔があったから・・・わたし・・・」


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あとは幼子の様に泣きじゃくる卯月。

凄い脚本。
遂に本音を吐露し、敬語で喋ってた卯月がそんな事も忘れて、ぼろぼろと大粒の涙を
地面に落とす。
演じる大橋彩香さんの泣き声も、絞り出す様にとんでもない技量を発揮していた。

卯月の場合、内面から来る問題を本人が受け止めて解決しなければならないので、
凛や未央といった仲間もそこは理解していると思う。
お節介な人間だと、付いていなきゃ駄目だと感じる様だが、それは卯月を馬鹿にし過ぎ。
ましてやプロデューサーなんて、異性でしかも大人な訳だから、どう繕っても引っ張る形に
なってしまうだろう。
一人のアイドルとして、人間として進む先を決めなければならなくなった彼女には、
冷たいと取られようが自分で考えて歩を進めるしかないと思う。


時として声優さんも、役柄に思い入れるあまり、ベテランでも号泣しながら収録すると言う。
私の好きな「喰霊-零-」の最終回収録でも、主演二人が泣きじゃくる余り没テイクが重なったと
話に聞いた。


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これは「六花の勇者」のフレミーというヒロインだが、彼女を演じているのは悠木碧さん。
このフレミーの演じ方も感情が入っていて、巧いとか下手とか言うレベルを超えていた。
役柄的に感情を抑えたキャラながら、主人公からの告白で心情を吐露し、
主人公を信じそうになっている自分を戒める為、更に感情を抑え込むが、それも叶わず・・・。

そんな難しいメンタルを、良くも表現出来るものだ。


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これは一度は途中で切ろうかと思ったが持ち直した「Classroom Crisis 」のヒロイン、ミズキ。
演じ方は上の二人ほど感情的では無かったが、母性や「赦し」という優しさが出ていた。
普通はラブシーンと言えば、そんなに好きな部類じゃあないんだが、このシーンは格別の
自然さで、全く嫌味が無かった。
こう感じること自体が滅多に無い事なので、気持ちが持ち直して良かったと思える。


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恐らく今期、2015年夏アニメのヒロインでダントツのトップを誇るだろうキャラ、
「Charlotte 」の友利奈緒。
主人公や周りに対しては冷めた感じで、口調もややキツい。
暴力女子ではないが、役柄上そういうバトル展開も有るため、逆恨みでボコられたりもする。
本編で三度も顔面を殴られる女というのもなかなか居ないんじゃなかろうか。



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そんな彼女が主人公に、一口だけでも食ってみろと料理をしているシーン。
なんとも締まらない姿なのだが、物凄くリアリティのある姿勢。
背を丸めて足を開いたこのシーン、もう私的にドストライクで、それまで何とも感じなかった
この奈緒という人物が、一発で好感度MAXとなった。

本編では現在、奈緒がちょっとピンチに陥ったので、それ以上に危機MAXの主人公と合わせ、
最終回がどうなるのか気になるところ。


なにも泣いてる女が好きだって訳じゃないんだが、最初の卯月のシーンが素晴らしかったので
第二段としてちょっとまとめてみた。

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