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2015年04月22日20:46

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悪魔城ドラキュラ　ハックロムカタログ５

・「ドラキュラⅡ Customize Edition」が完成したので動画うp。

■悪魔城ドラキュラⅡ 呪いの封印 -Customize Edition- (自作)

・ゲームの内容はともかく、タイトル画面は秀逸。例によってサブタイトルも入れてみた。

・ベースは、コザクラインコ氏の日本語化パッチをあてた、「CastlevaniaⅡ Simon's Quest」。
海外ロム版なので、ドラキュラⅡ７大クソな点、致命的なまでの頻繁ロードが解消されている。

反面、ディスク音源が無くなってるけど、本作においてはそれほど欠点にはなってない印象。
むしろキンキンしたのが解消されてスッキリした感じ。ファイナルファイトのAC→SFC版的な。

・「Opposing Bloodlines2」から、シモン(月下ラルフ基調)のグラフィックを移植。
RPG要素を取り入れたからって、取って付けたみたいにアドル・クリスチャンのできそこないみたいな主人公に成り下がってるのもドラキュラⅡ７大クソな要素。いかに作品の方向性が定まってない時期とはいえ、続編かつ同一主人公の設定なのに、あまりにも別人すぎだろ・・・。

・全文カタカナ表記のうえに、見づらくブサイクなフォントを「ひらがな」表記に変更。
リンクの冒険を意識しすぎなのか、読みにくいだけのカタカナを修正。がぜん見やすくなった。

・「Simon Restore & Improved lifebar」をあて、ライフバーを導入。
下から減っていくメモリ式の見にくいライフゲージを、上から減っていくタイプのものに改変。
さらにウィンドウの枠を銀の鎖風に描き換え、アイテムアイコンの一部やフォント等も変更。

・F0氏の「Moody」をあて、背景・敵カラーを改変。味気ないシーンが、ムードのある色合いに。

・Moody効果で、街並も鮮やかに美しくなったり、シックな装いに変化。
街の人も一部変更。女の人を貴婦人風に、ドルイド風のジプシーをサイファー似の白装束に。
その他、血色の悪そうな町人どもはどーでもいいのでそのまま。

・左画像は、「Simon Restore & Improved lifebar」のみをあてたもの。
ライフバーの底部分が、シモンのSをイメージしたミミズがのたくってるダサいデザインで気に入らなかったので、「ドラキュラ」を象徴する燭台に描き換えた。このほうがドラキュラっぽい。
このパッチは、Simon Restore効果でカラーが従来のシモンになるので、重ねあてにも便利。

・ちょっとアクセントが欲しかったので、シールドを船首の女神像風に描き換えてみた。
「ちょっと」どころか、かなり強烈なインパクトだけど安っぽいエセアドルよりはるかにいいわ。

・ちなみに、しゃがむと微妙にえろい＾＾
エロ（耽美）、グロ、ゴシックホラーの三拍子が揃ってこその、ドラキュラシリーズというもの！

思ったより気に入ったので、設定も適当に考えてみた。
ソニアの盾、ソウルオブソニア・・・。歴代ベルモンド一族が眠る墓場で、シモンの前に現れた女性の正体は、一族の先駆け・ソニア・ベルモンドだった。呪いに犯され、余命いくばくもない歴代最弱の哀れなシモンを救うべく、ソニアの魂は盾にやどり、シモンの行先を照らすのだった・・・。

全裸の盾と二人旅とか、漫画だったら面白そうな設定だな。黒歴史どうし相性が合うのかな。

・様々なチューンを施して、何とかシモンらしいシモンによるドラキュラⅡができあがった。
とはいえ、元のアレな内容はいかんともしがたいので、糞ゲーが凡ゲーになった程度に留まる。
雰囲気はよくなっても、中身は変わりようがないからな。しっかしなんでこんなにデキ悪いのか不思議でしょうがないわ。名作と超絶傑作に挟まれたせいで、特に駄目っぷりがハンパない。

つーかなんで回復アイテムがないんだよ。頻繁に戦慄の夜効果で閉店しまくるくせにさあ・・・。