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2015年04月10日14:55

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名人戦開幕 挑戦者●敗

 名人戦が開幕した。
 予想をはるかに上回る第1局だった。
 60手の終局は、戦形によってはありうる。横歩取りとか、ゴキゲン中飛車の超急戦とか。
 ただ、矢倉で60手というのは相当珍しい。
 羽生名人四冠側から見れば、圧勝……と言うより横綱相撲だろうか。「にらみ倒し」なんて言葉も浮かぶ。
 行方八段側から見ると……。
 第2局以降に期待しよう。


 下記の仲間。
【将棋(と囲碁)の話 お品書き】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1986.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=5019671&id=1932509757
 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【9】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1854387407&owner_id=5019671

 名人戦とはまったく無関係だが、下記の続きを調べたんでメモしておく。
【将棋/羽生名人四冠、棋王戦3連敗】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1939695392&owner_id=5019671
==============引用開始
【羽生名人四冠のタイトル戦での連敗】
●第40期(2015)棋王戦0-3 敗退 対渡辺二冠
●第59期(2011)王座戦0-3 失冠 対渡辺竜王
●第16期(2003)竜王戦0-4 失冠 対森内九段

【参考】
●第21期(2008)竜王戦3−4 敗退 対渡辺竜王 3連勝4連敗
●第9期(1996)竜王戦1-4 失冠 対谷川九段 1勝4連敗
==============引用終了

 下記で教えてもらった。
==============引用開始
 部分的で良ければ、名人戦での森内九段戦や王将戦での佐藤九段戦が有ります。
==============引用終了

 調べてみた。7番勝負の3連敗はけっこうある。珍しいのは、五番勝負で王手をかけたあとに3連敗した棋王戦の対丸山戦かな。
 ……疲れた。
●第3期(1990)竜王戦 ●●●○● 対谷川王位
●第6期(1993)竜王戦 ○●○●●● 対佐藤康光七段
●第15期(2002)竜王戦 千千○○●●●○○ 対阿部隆七段
●第63期(2005)名人戦 ○●●●○○● 対森内俊之名人
●第69期(2011)名人戦 ●●●○○○● 対森内俊之九段
●第35期(1994)王位戦 ○○●●●○○ 対郷田真隆五段
●第43期(2002)王位戦 ●●●○千● 対谷川浩司九段
●第44期(2003)王位戦 ●●●○● 対谷川浩司王位
●第49期(2008)王位戦 ○●●●○○● 対深浦康市王位
●第28期(2003)棋王戦 ○○●●● 対丸山忠久九段
●第55期(2006)王将戦 ○○○●●●○ 佐藤康光棋聖


【ネタ元】
<名人戦>毎日新聞
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6155968
==============引用開始

<名人戦>羽生60手で先勝 名人戦最短手数
毎日新聞 4月9日(木)18時27分配信


挑戦者の行方尚史八段に勝ち、感想戦で対局を振り返る羽生善治名人=東京都文京区のホテル椿山荘東京で2015年4月9日午後6時41分、竹内紀臣撮影
 東京都文京区のホテル椿山荘東京で8日から繰り広げられていた第73期名人戦七番勝負第1局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、藤田観光協力)は9日午後5時52分、60手で羽生善治名人(44)が挑戦者の行方尚史(なめかた・ひさし)八段(41)に快勝し、通算9期目の獲得へ前進した。残り時間は行方29分、羽生1時間38分。

【棋譜・動画中継】名人戦特集

 第2局は22、23日、岐阜県高山市の「高山陣屋」で指される。

 60手の終局は1947年6月の第6期第7局指し直し局(○塚田正夫八段−●木村義雄名人=肩書は当時)の63手を抜く、名人戦史上最短手数だった。

 突然のことだった。夕食休憩まで10分を切ったところで手洗いから戻った行方は水を一口含み、次の瞬間「投了」を告げた。名人戦初挑戦の第1局は、予想外の短手数という苦い結果で幕を閉じた。

 相矢倉から行方が注文を付け、1日目の夕方に2時間近い長考で指した6八飛(39手目)は、「指そうと思っていた手だった」(行方)という。羽生は封じ手で4三金左と指し、難しい中盤戦が続くと予想された。

 しかし、羽生が対応した5五歩(42手目)〜5三金寄(46手目)が、解説の田村康介七段が感心した構想で、金銀の形は悪いが、行方の攻めを完封するものだった。

 昼食休憩再開後、行方は4六銀から中央での戦いを目指したものの駒損が大きく響いた。終了図段階で、攻めが続かず、投了したのも致し方ない。解説の田村七段は「挑戦者の『作戦失敗』ではなかったと思うが、名人の手の組み合わせがうまく、読み勝った将棋でした」と語った。

 不本意な内容だった行方は、第2局で巻き返しを目指す。【山村英樹】

 ◇駒得でよくなった

 羽生名人の話 似たような将棋を指したことがあり、6八飛はもしかしたらあるのではないかと思った。2日目の夕刻時点では互いに目的がはっきりしない将棋で、こちらも形がゆがんでおり分からなかった。銀を取って駒得になりよくなったと思った。

 ◇作戦とがめられた

 行方八段の話 6八飛は指そうと思っていた手。いざ指す段になってどうなるかと思って長考した。封じ手の4三金左も正直あまり考えてなく、5三金寄(46手目)で作戦をとがめられてしまった。これでは話にならない。もっとましな将棋を指します。
==============引用終了

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