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2015年04月01日19:42

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『現代版御伽話型短編小説』【FIRE★MAN】<PART-4>

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滝沢「これが最終形態だ……。」

 《FIRE★MAN》と、名付けられたキャラクターは、額に五芒星が描かれ、牙を生やし、耳は尖って悪魔の様な羽根を生やして、頭はてっぺんだけ黄色い長い髪を生やしていました。しかし、顔は確かにカイキそのものでした。
 その時!!
 チャイムが鳴り、カイキが…、
「は〜い!滝沢ですけど…どなたですかぁー?」
インターフォンに問い掛けると…、
《お兄ちゃーん!あたしよぉー!EASYも来てるよー!》
と、何時もの聞き覚えのある声が聞こえてきました。

カイキ「アーコ?それにイージー?どーゆー事?」

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 ある家で、仕事帰りのOLが何時もの様にノート・パソコンを広げ、適当にインター・ネットのサイトを見ていると…、
「?…何かしら?このホーム・ページ…?」
 ディスプレイには、真っ黒な画面に赤い文字で…、【Well Come】と書いており、その文字の部分をクリックするとディスプレイ上には血文字の様な字で…、

   【ドブラ・ネブラの世界にようこそ】

…と、書かれた画面が出て来ました……。

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滝沢家…‥
 カイキはEASYに尋ねました。
「何でイージーまで来たんだ?打ち上げは?」
EASY「切り上げてきたよ…。ブギーには悪かったけど…。」
滝沢「イージー!DISCは持って来たか?」
EASY「当然でしょ?はい!DISC!!」
滝沢「おう!」
 滝沢はEASYからDISCを受け取り、パソコンにインストールしました……。
滝沢「このDISCの音源をパソコンにダウン・ロードして…、変換させて……、」
カイキ「滝沢さん?一体、何する気なんだよ!?」
滝沢「まぁ見とけって!カイキ♪」

―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・

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               【続く…】
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