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ある晴れた日
今従軍慰安婦の話を改めて私勉強してますが、慰安婦の話にはかわいそうな女の人の話ばかりではなく、戦争に行かされたかわいそうな男の人の話もあるわけです。みんな無責任な政府のせいで酷い目にあった。
だから私たちが責任を取るために民主主義みたいなものが必要になってくるわけです。
そして、戦争から今年70年になるわけですが、戦争は全然終わっていないんです。
平和な世の中。なんて言うのがそもそもプロパガンダだったのだなあと今ならなんとなくわかるような気がします。
で、戸川純ちゃんですが、従軍慰安婦の話は、確かこの辺の歌からちょっと意識しだした気がしますもちろん、社会科の授業などで習ったからだったと思いますが、どのように習ったのかもう忘れました。
私は戦争はしてはいけないと思っていました。
祖父母や両親から戦時中の大変な話は聞いていました。
いつ降り注ぐかもしれない爆弾、空襲の話し。和歌山市内も空襲を受けてたくさんの人が死んだと。防空壕の話。食べるものもなく、家を追われた疎開の話し。貧しい暮らし。戦争が終わって教科書に墨を塗られた話。
私の母の父親、私の祖父は戦争に行ったそうですが、戻って程なく胃がんでなくなったそうです。
私の父方の祖父は、体が弱くて戦争にいけなかった。
私は父方の祖父が戦争に参加していなかったことを誇りに思っていました。
戦争にいけなかったと祖父は忸怩たる思いでいたようです。
祖父は優しい人でした。
祖父は昭和天皇の写真を自分の部屋に飾っていました。
私の父はそんな祖父を小ばかにしていたようです。
戦争は過去だと思っていた。
だけど、そうじゃなかったんだなあと今思います。
私は子供の頃父親と口論になって、お父さんは古い人だから今の人間の心がわからないのだ。
と、言ったことがありました。
しかし、私の父は、「お父さんだって今を生きてるぞ？」と言いました。
そりゃそうですね。
終わりました。
はいそうですか。
って言うのが戦争ではないのです。
大地震があって、ゆれが収まっても、傷跡は消えない。終わらないのです。
そう言うことを理解できない人間になってはいけないと思います。
子供は理解できないかもしれないけど、そう言うことを語り継ぐのが、大人の役割じゃないのでしょうか？
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