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2015年03月05日22:55
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東京ゲーム音楽ショー２０１５（その１）
２月２２日（にちようび）、晴海客船ターミナルで開催された
「東京ゲーム音楽ショー２０１５」に参加してきました。
これは、昨年から開催されているイベントで、公式ＨＰによると、
『ゲーム音楽好きに贈る、ゲーム音楽コンポーザーが集う、ゲーム音楽の見本市。
今までありそうで無かった「ゲーム音楽」が主役の見本市です。
物販ブースの他、サイン会や、この会場だけで楽しめるトークショー、DJプレイ、
ステージでのライブなど盛りだくさんの祭り会場がこちらとなります。』
との事。
要するに、よく分からないイベントだった訳ですが、（苦笑）
ゲーム音楽好きとしては、やっぱり気になるところ！！
この日、行く予定だったイベントが、抽選に外れて行けなくなり、夜勤明けが半日開いたことだし、
よく分からなかったけど、思い切って参加してました。
会場の晴海客船ターミナル４Ｆホール。
「レインボーブリッジを一望できる」という触れ込みでしたが、あいにくの天気でした。
入場し、まずは、「小倉久佳音画制作所」ブースへ。
いきなり「レジェンドコンポーザー」かよーーー！！！！
小倉久佳（ＯＧＲ）さん（→http://
と言えば、ゲーム音楽ファンにとっては伝説中の伝説ともいうような存在ですからっ、
正直、ＯＧＲさんの参加が発表された時は目を疑いましたよ！！
そのＯＧＲさんが、普通にＣＤの即売ブースに座っているのは、壮絶な光景でした！！
まずは、イベント限定販売のＣＤ「俯瞰した事実と客観的な虚構 このふたつで僕は世界をつくる」を購入。
３曲入りで、１曲目は完全オリジナル曲、
２、３曲目は、近年発売された別のアルバムに収録されていた曲のリミックスだったのですが、
こうやってまとめる事で、１つのコンセプトミニアルバムとして完成したように感じました。
そして、私物１点にサインをしていただけるという事でしたので、
サイトロン盤の「ダライアス」サントラＣＤジャケットにサインをしていただきました。
あまりに恐れ多くて、全くお話はできませんでしたが、
ＯＧＲさん、「妖怪人間ベム」みたいにダンディなおじさまでした。（笑）
「ダライアス（１９８６年）」より「MAIN THEME - CHAOS」
バンアレンベルトゾーンのＢＧＭ。
「宇宙の誕生」をテーマにしたと、インタビューで読んだ事がありますが、
１９８６年のシューティングゲーム用にこんな曲がつくられていた、というのは驚きです。
ゲーム音楽に「物語」を持ち込んだ最初の方ではないでしょうか。
初めて聴いたのは中学生の時でしたけど、「いったい何事か！！」と、衝撃でしたね、、、。
「ダライアス�供複隠坑牽糠�）」より「say PaPa」
最終面（木星ステージ）のＢＧＭ。
「神の視点からの『愛』をテーマに聖書を読みながら作曲した」という、
生命（新星）の誕生をイメージした曲。
こんなに人生を肯定した生命賛歌を、私は他に知りません！！
「ダライアス外伝（１９９４年）」より「VISIONNERZ〜幻視人〜」
ステージ１〜２のＢＧＭ。
心理学に造形が深いＯＧＲさんによる
「目の前に見えるのは真実ではない あなたの脳が作り出す幻だ」という深いテーマの隠された作品。
シューティングゲームのＢＧＭでこんな曲は聴いた事がなかったので、
最初に聴いた時は世界が広がった気がしました。
「見えないものが見えて狂っていく」様にハマっていくような物語性は圧巻。
悩み多かった高校生の頃、ずっと聴いていたな、、、。（苦笑）
「Ｇダライアス（１９９７年）」より「G-ZERO」
ＯＧＲさんによる「ダライアス」音楽最終章となった「Ｇ」が到達したテーマは「有機と無機の融合」。
ストーリー的に「１」以前の時代を描いている事もあってか、
ある意味におけるゲーム音楽の原点回帰ともいうべき、機械機械した迫力のサウンド。
それはゲーム音楽の究極の進化系の１つの形でもあったと思います。
「Ｇ−ＺＥＲＯ」はステージ１の中盤から流れる曲。
まさか、１面からこんな曲で攻めてくるとは思わなかったのでびっくりしました。
２面以降もずっとこういう曲だったのですが。（笑）
「Ｇダライアス」より「B・T・DUTCH」
１０年ほど前のインタビューでＯＧＲさんが一番好きな曲と話されていた、ステージ２のボス戦曲。
巨大な機械生物がぎしぎしと蠢きながら迫ってくる様を描いたような旋律は、まさに恐怖！！
続いて、菊田裕樹さん（→http://
菊田裕樹さんって、ちょ！！！！！！！
２０年以上、何千回と繰り返し聴き続けてきた「聖剣伝説２」音楽の創造主と接近戦とか、
どんな無理ゲーかと！！
でも、さすがに近年は、コミケやＴｗｉｔｔｅｒでオープンに活動されているだけあって、
物凄い大物作曲家ですが、きさくにノリよくお話してくださり、怖れ多い限りでした、、、。（汗）
冬コミで販売された新作ＣＤ「死者の代弁者」を購入。
『パリ万国博覧会に始まり、科学時代の到来、二度の大戦を経て、
未曾有の繁栄、進歩と調和に至る、20世紀という時代の本質を、
メロディとハーモニーの妙を凝らしながら活写した』という４７分に及ぶ大作。
同じメロディ−が延々と繰り返されるので、実質４分くらいの作品なのかもしれませんが、（苦笑）
でも、菊田さんにとってはこのテーマを描くのに４７分という時間が必要だったのでしょう。
まさに「死者の代弁者」というべき迫ってくるものを感じた１曲でした。
サインは「聖剣伝説２」サントラにいただきました。
菊田さんのＴｗｉｔｔｅｒによると、私以外にもこの日「聖剣伝説２」サントラを持参した方が多かったみたいです。
「聖剣伝説２」の音楽は１９９３年当時、鮮烈でした。
当時のスクウェア音楽は、良くも悪くも植松伸夫さんの影響下にあり、
それは、受け手側もそういう音楽を望んでいたからでもあるのですが、
そのような時代の中で突如登場した「聖剣伝説２」サウンドは、
他のスクウェアＲＰＧとは全く異質な質感を持っていて、
ゲーム音楽全体の歴史の中でも、
他に類のないオリジナリティを持ったポップで神秘的な輝きを放っていると思います。
「聖剣伝説２（１９９３年）」より「天使の怖れ（タイトル）」
「聖剣伝説２」より「少年は荒野をめざす（フィールド）」
「聖剣伝説２」より「不思議なお話を（帝国）」
「聖剣伝説２」より「危機（ボス戦）」
続いて、佐野電磁さん（→http://
９０年代初頭のゲーム音楽シーンは、「ドラゴンスピリット」の細江慎治さんが
「Ｆ／Ａ」や「リッジレーサー」等にイカレ系テクノを持ち込んだ事により、テクノが流行した訳ですが
そのナムコのイカレ系テクノの流れの中でも
特に強い個性を発揮され、ゲーム音楽界に大きなインパクトを残したのが
佐野電磁（さのでじ、佐野信義）さんだと思っています。
さのでじさんの曲を聴くと、とにかく元気になる！！
「リッジレーサー（１９９３年）」より「RARE HERO（Sanodigy mix）」
「リッジレーサー２（１９９４年）」より「GRIP」
「レイブレーサー（１９９５年）」より「TEKNOPERA」
「サイバーサイクルズ（１９９５年）」より「Bahama」
さのでじさんのブースでは来場者の「似顔音」をその場で作曲してＣＤ化するという企画を行っていて、
その合間をぬってＣＤを購入させていただき、「リッジレーサー２」サントラにサインをいただきました。
ＣＤは昨年の東京ゲーム音楽ショーで発売された、さのでじさん企画による
「ザ・レジェンドアーチスト お宝発見！」を購入。
古代祐三さん、ヨナオケイシさん、崎元仁さん、三宅優さん、畑 亜貴さん、北川保昌さん、
なるけみちこさん、下村陽子さん、小林秀聡さん、小塩宏和さん、土屋昇平さん、佐野電磁さん、
岩垂徳行さん、Ｈｉｒｏ師匠さん、相原隆行さん、
という壮絶な顔ぶれの「コンポーザーになる前”の楽曲を収録した」という、まさに「お宝」音源の宝庫のようなＣＤ！！
どの曲も歴史を感じながら聴くといろいろ感慨深いけど、
なるけみちこさんの「２２歳の時にゲーム会社へ送ったデモ」という曲がもろに「天使の詩」チックで感涙しました。
また、下村陽子さんの小学生の時に作った（！）という曲がとても小学生の作る曲とは思えないほど完成度が高くて、
「スト�供廚鯆未蟇曚靴討い�なり「キングダム ハーツ」に到達している感じｗｗ
企画者であるさのでじさんが中学生につくったというリコーダーテクノは、
まさにさのでじさんらしい一筋縄では行かない不思議な曲。
トリを飾る相原隆行さんの「Ｘ−１ ｉｎ ＳＷＡＮ−ブラックホールＸ−１−」は、
その名の通りブラックホールのようなダークマター。（笑）
しかし、相原さんの曲をトリに持ってくる、というところに、さのでじさんの優しさを感じます。（笑）
↓さのでじさん。
想像していた通りの、いい意味でおちゃらけた、陽性な方でした。
一方で、まわりでいろんなイベントが行われる中、
真剣に来場者にヒアリングしながら時間をかけて丁寧に「似顔音」をつくり続ける姿に
職人魂を感じました！！
続いて、スタジオエイエスブースへ。
またまた、レジェンド・オブ・ゲームミュージック、古川もとあきさん（→http://
古川さんは神戸在住なので、割とお目にかかれる機会には恵まれているのですが、
レジェンドである事は、決して揺るがない！！！
旧・コナミ矩形波倶楽部の中心人物にしてバンド矩形波倶楽部のリーダー。
天才・東野美紀さんによって発明された「コナミスペースサウンド」に
フュージョンやロックと言った新しい風を取り入れ、コナミ音楽のもっとも熱い時代を呼び寄せた
伝説的コンポーザー、その人です！！
「グラディウス�供複隠坑牽固�）」より「Burning Heat（ステージ１）
「Ａ−ＪＡＸ（１９８７年）」より「COMAND 770（ステージ１）」
「ＸＥＸＥＸ（１９９１年）」より「Ｂｒｅｅｚｅ（ステージ１）」
古川さんは、相変わらず爽やかな笑顔でした。
物販では、昨年１１月に発売された３ｒｄアルバム「Railway To The Future」を購入。
ブックレットにサインをいただきました。
鉄道ファンでもある古川さんの思い入れ溢れる本人撮影の一枚！！
９年ぶりのアルバムという本作は、まさにミュージシャンとして年輪を重ねた古川さんの「今」がつまった
充実のフュージョンアルバムでした。
一方で、矩形波倶楽部時代の「COMAND 770（Ａ−ＪＡＸ）」や「Ｔｉｎｙ Ｂｏｙ（ツインビー３）」の
新録アレンジも収録されていたのですが、
いにしえの名曲が、見事、現代的なサウンドに昇華されて甦った、という感じで嬉しかったです。
そして、昨年神戸で開催されたゲーマデリックとのジョイントライブで初披露された
ゲーマデリックのギタリスト・ＭＡＲＯさんをゲストに迎えた「ＢＵＲＮＩＮＧ ＤＥＬＬ−ＩＮ−ＧＥＲ」は、
ブックレットでＭＡＲＯさんが語られている「スリル！スピード！スーパープレイ！」という言葉そのままの曲！！
さらに、ここぞとばかりに持参していたＣＤジャケットにサインをいただきました。
「ＸＥＸＥＸ」
「矩形波倶楽部 ｐｒｏ−ｆｕｓｉｏｎ ツインビー ヤッホー！」
「矩形波倶楽部 ｐｒｏ−ｆｕｓｉｏｎ ときめきメモリアル」
そして、その隣で物販を行っていたゲーマデリックさん（→http://
まずは限定１００枚の「ゲーマデリック公式海賊盤」を購入。
近日発売されるニューアルバムのダイジェスト盤との事。
「チェルノブ」「エドワードランディ」「ダークシール」「ミッドナイトレジスタンス」と収録曲が粒ぞろいなので
完全版への期待が否応なしに高まります！！
そして、この時ブースにいたＭＯＲＯさん、ATOMIC花田さんの２人に
持参していたベストアルバム「デリシャスセレクション」のジャケットにサインを入れていただきました。
その後は、昨年神戸で行われた「ボイデリフェスタ」の感想をお話させていただきました。
あれは、本当に熱狂の夜でした、、、。
http://
http://
「空牙（１９８９年）」より「VAPOR TRAIL」
「ロボコップ２（１９９０年）」より「ウォーク ライク スーパーコップ」
「マジカルドロップ（１９９５年）」より「MAGICAL DROP SHUFFLE 」
「超次元竜ドラゴンガン（１９９２年）」より「RAGONGUN〜神炎〜」
（つづく）
「東京ゲーム音楽ショー２０１５」に参加してきました。
これは、昨年から開催されているイベントで、公式ＨＰによると、
『ゲーム音楽好きに贈る、ゲーム音楽コンポーザーが集う、ゲーム音楽の見本市。
今までありそうで無かった「ゲーム音楽」が主役の見本市です。
物販ブースの他、サイン会や、この会場だけで楽しめるトークショー、DJプレイ、
ステージでのライブなど盛りだくさんの祭り会場がこちらとなります。』
との事。
要するに、よく分からないイベントだった訳ですが、（苦笑）
ゲーム音楽好きとしては、やっぱり気になるところ！！
この日、行く予定だったイベントが、抽選に外れて行けなくなり、夜勤明けが半日開いたことだし、
よく分からなかったけど、思い切って参加してました。
会場の晴海客船ターミナル４Ｆホール。
「レインボーブリッジを一望できる」という触れ込みでしたが、あいにくの天気でした。
入場し、まずは、「小倉久佳音画制作所」ブースへ。
いきなり「レジェンドコンポーザー」かよーーー！！！！
小倉久佳（ＯＧＲ）さん（→http://
と言えば、ゲーム音楽ファンにとっては伝説中の伝説ともいうような存在ですからっ、
正直、ＯＧＲさんの参加が発表された時は目を疑いましたよ！！
そのＯＧＲさんが、普通にＣＤの即売ブースに座っているのは、壮絶な光景でした！！
まずは、イベント限定販売のＣＤ「俯瞰した事実と客観的な虚構 このふたつで僕は世界をつくる」を購入。
３曲入りで、１曲目は完全オリジナル曲、
２、３曲目は、近年発売された別のアルバムに収録されていた曲のリミックスだったのですが、
こうやってまとめる事で、１つのコンセプトミニアルバムとして完成したように感じました。
そして、私物１点にサインをしていただけるという事でしたので、
サイトロン盤の「ダライアス」サントラＣＤジャケットにサインをしていただきました。
あまりに恐れ多くて、全くお話はできませんでしたが、
ＯＧＲさん、「妖怪人間ベム」みたいにダンディなおじさまでした。（笑）
「ダライアス（１９８６年）」より「MAIN THEME - CHAOS」
バンアレンベルトゾーンのＢＧＭ。
「宇宙の誕生」をテーマにしたと、インタビューで読んだ事がありますが、
１９８６年のシューティングゲーム用にこんな曲がつくられていた、というのは驚きです。
ゲーム音楽に「物語」を持ち込んだ最初の方ではないでしょうか。
初めて聴いたのは中学生の時でしたけど、「いったい何事か！！」と、衝撃でしたね、、、。
「ダライアス�供複隠坑牽糠�）」より「say PaPa」
最終面（木星ステージ）のＢＧＭ。
「神の視点からの『愛』をテーマに聖書を読みながら作曲した」という、
生命（新星）の誕生をイメージした曲。
こんなに人生を肯定した生命賛歌を、私は他に知りません！！
「ダライアス外伝（１９９４年）」より「VISIONNERZ〜幻視人〜」
ステージ１〜２のＢＧＭ。
心理学に造形が深いＯＧＲさんによる
「目の前に見えるのは真実ではない あなたの脳が作り出す幻だ」という深いテーマの隠された作品。
シューティングゲームのＢＧＭでこんな曲は聴いた事がなかったので、
最初に聴いた時は世界が広がった気がしました。
「見えないものが見えて狂っていく」様にハマっていくような物語性は圧巻。
悩み多かった高校生の頃、ずっと聴いていたな、、、。（苦笑）
「Ｇダライアス（１９９７年）」より「G-ZERO」
ＯＧＲさんによる「ダライアス」音楽最終章となった「Ｇ」が到達したテーマは「有機と無機の融合」。
ストーリー的に「１」以前の時代を描いている事もあってか、
ある意味におけるゲーム音楽の原点回帰ともいうべき、機械機械した迫力のサウンド。
それはゲーム音楽の究極の進化系の１つの形でもあったと思います。
「Ｇ−ＺＥＲＯ」はステージ１の中盤から流れる曲。
まさか、１面からこんな曲で攻めてくるとは思わなかったのでびっくりしました。
２面以降もずっとこういう曲だったのですが。（笑）
「Ｇダライアス」より「B・T・DUTCH」
１０年ほど前のインタビューでＯＧＲさんが一番好きな曲と話されていた、ステージ２のボス戦曲。
巨大な機械生物がぎしぎしと蠢きながら迫ってくる様を描いたような旋律は、まさに恐怖！！
続いて、菊田裕樹さん（→http://
菊田裕樹さんって、ちょ！！！！！！！
２０年以上、何千回と繰り返し聴き続けてきた「聖剣伝説２」音楽の創造主と接近戦とか、
どんな無理ゲーかと！！
でも、さすがに近年は、コミケやＴｗｉｔｔｅｒでオープンに活動されているだけあって、
物凄い大物作曲家ですが、きさくにノリよくお話してくださり、怖れ多い限りでした、、、。（汗）
冬コミで販売された新作ＣＤ「死者の代弁者」を購入。
『パリ万国博覧会に始まり、科学時代の到来、二度の大戦を経て、
未曾有の繁栄、進歩と調和に至る、20世紀という時代の本質を、
メロディとハーモニーの妙を凝らしながら活写した』という４７分に及ぶ大作。
同じメロディ−が延々と繰り返されるので、実質４分くらいの作品なのかもしれませんが、（苦笑）
でも、菊田さんにとってはこのテーマを描くのに４７分という時間が必要だったのでしょう。
まさに「死者の代弁者」というべき迫ってくるものを感じた１曲でした。
サインは「聖剣伝説２」サントラにいただきました。
菊田さんのＴｗｉｔｔｅｒによると、私以外にもこの日「聖剣伝説２」サントラを持参した方が多かったみたいです。
「聖剣伝説２」の音楽は１９９３年当時、鮮烈でした。
当時のスクウェア音楽は、良くも悪くも植松伸夫さんの影響下にあり、
それは、受け手側もそういう音楽を望んでいたからでもあるのですが、
そのような時代の中で突如登場した「聖剣伝説２」サウンドは、
他のスクウェアＲＰＧとは全く異質な質感を持っていて、
ゲーム音楽全体の歴史の中でも、
他に類のないオリジナリティを持ったポップで神秘的な輝きを放っていると思います。
「聖剣伝説２（１９９３年）」より「天使の怖れ（タイトル）」
「聖剣伝説２」より「少年は荒野をめざす（フィールド）」
「聖剣伝説２」より「不思議なお話を（帝国）」
「聖剣伝説２」より「危機（ボス戦）」
続いて、佐野電磁さん（→http://
９０年代初頭のゲーム音楽シーンは、「ドラゴンスピリット」の細江慎治さんが
「Ｆ／Ａ」や「リッジレーサー」等にイカレ系テクノを持ち込んだ事により、テクノが流行した訳ですが
そのナムコのイカレ系テクノの流れの中でも
特に強い個性を発揮され、ゲーム音楽界に大きなインパクトを残したのが
佐野電磁（さのでじ、佐野信義）さんだと思っています。
さのでじさんの曲を聴くと、とにかく元気になる！！
「リッジレーサー（１９９３年）」より「RARE HERO（Sanodigy mix）」
「リッジレーサー２（１９９４年）」より「GRIP」
「レイブレーサー（１９９５年）」より「TEKNOPERA」
「サイバーサイクルズ（１９９５年）」より「Bahama」
さのでじさんのブースでは来場者の「似顔音」をその場で作曲してＣＤ化するという企画を行っていて、
その合間をぬってＣＤを購入させていただき、「リッジレーサー２」サントラにサインをいただきました。
ＣＤは昨年の東京ゲーム音楽ショーで発売された、さのでじさん企画による
「ザ・レジェンドアーチスト お宝発見！」を購入。
古代祐三さん、ヨナオケイシさん、崎元仁さん、三宅優さん、畑 亜貴さん、北川保昌さん、
なるけみちこさん、下村陽子さん、小林秀聡さん、小塩宏和さん、土屋昇平さん、佐野電磁さん、
岩垂徳行さん、Ｈｉｒｏ師匠さん、相原隆行さん、
という壮絶な顔ぶれの「コンポーザーになる前”の楽曲を収録した」という、まさに「お宝」音源の宝庫のようなＣＤ！！
どの曲も歴史を感じながら聴くといろいろ感慨深いけど、
なるけみちこさんの「２２歳の時にゲーム会社へ送ったデモ」という曲がもろに「天使の詩」チックで感涙しました。
また、下村陽子さんの小学生の時に作った（！）という曲がとても小学生の作る曲とは思えないほど完成度が高くて、
「スト�供廚鯆未蟇曚靴討い�なり「キングダム ハーツ」に到達している感じｗｗ
企画者であるさのでじさんが中学生につくったというリコーダーテクノは、
まさにさのでじさんらしい一筋縄では行かない不思議な曲。
トリを飾る相原隆行さんの「Ｘ−１ ｉｎ ＳＷＡＮ−ブラックホールＸ−１−」は、
その名の通りブラックホールのようなダークマター。（笑）
しかし、相原さんの曲をトリに持ってくる、というところに、さのでじさんの優しさを感じます。（笑）
↓さのでじさん。
想像していた通りの、いい意味でおちゃらけた、陽性な方でした。
一方で、まわりでいろんなイベントが行われる中、
真剣に来場者にヒアリングしながら時間をかけて丁寧に「似顔音」をつくり続ける姿に
職人魂を感じました！！
続いて、スタジオエイエスブースへ。
またまた、レジェンド・オブ・ゲームミュージック、古川もとあきさん（→http://
古川さんは神戸在住なので、割とお目にかかれる機会には恵まれているのですが、
レジェンドである事は、決して揺るがない！！！
旧・コナミ矩形波倶楽部の中心人物にしてバンド矩形波倶楽部のリーダー。
天才・東野美紀さんによって発明された「コナミスペースサウンド」に
フュージョンやロックと言った新しい風を取り入れ、コナミ音楽のもっとも熱い時代を呼び寄せた
伝説的コンポーザー、その人です！！
「グラディウス�供複隠坑牽固�）」より「Burning Heat（ステージ１）
「Ａ−ＪＡＸ（１９８７年）」より「COMAND 770（ステージ１）」
「ＸＥＸＥＸ（１９９１年）」より「Ｂｒｅｅｚｅ（ステージ１）」
古川さんは、相変わらず爽やかな笑顔でした。
物販では、昨年１１月に発売された３ｒｄアルバム「Railway To The Future」を購入。
ブックレットにサインをいただきました。
鉄道ファンでもある古川さんの思い入れ溢れる本人撮影の一枚！！
９年ぶりのアルバムという本作は、まさにミュージシャンとして年輪を重ねた古川さんの「今」がつまった
充実のフュージョンアルバムでした。
一方で、矩形波倶楽部時代の「COMAND 770（Ａ−ＪＡＸ）」や「Ｔｉｎｙ Ｂｏｙ（ツインビー３）」の
新録アレンジも収録されていたのですが、
いにしえの名曲が、見事、現代的なサウンドに昇華されて甦った、という感じで嬉しかったです。
そして、昨年神戸で開催されたゲーマデリックとのジョイントライブで初披露された
ゲーマデリックのギタリスト・ＭＡＲＯさんをゲストに迎えた「ＢＵＲＮＩＮＧ ＤＥＬＬ−ＩＮ−ＧＥＲ」は、
ブックレットでＭＡＲＯさんが語られている「スリル！スピード！スーパープレイ！」という言葉そのままの曲！！
さらに、ここぞとばかりに持参していたＣＤジャケットにサインをいただきました。
「ＸＥＸＥＸ」
「矩形波倶楽部 ｐｒｏ−ｆｕｓｉｏｎ ツインビー ヤッホー！」
「矩形波倶楽部 ｐｒｏ−ｆｕｓｉｏｎ ときめきメモリアル」
そして、その隣で物販を行っていたゲーマデリックさん（→http://
まずは限定１００枚の「ゲーマデリック公式海賊盤」を購入。
近日発売されるニューアルバムのダイジェスト盤との事。
「チェルノブ」「エドワードランディ」「ダークシール」「ミッドナイトレジスタンス」と収録曲が粒ぞろいなので
完全版への期待が否応なしに高まります！！
そして、この時ブースにいたＭＯＲＯさん、ATOMIC花田さんの２人に
持参していたベストアルバム「デリシャスセレクション」のジャケットにサインを入れていただきました。
その後は、昨年神戸で行われた「ボイデリフェスタ」の感想をお話させていただきました。
あれは、本当に熱狂の夜でした、、、。
http://
http://
「空牙（１９８９年）」より「VAPOR TRAIL」
「ロボコップ２（１９９０年）」より「ウォーク ライク スーパーコップ」
「マジカルドロップ（１９９５年）」より「MAGICAL DROP SHUFFLE 」
「超次元竜ドラゴンガン（１９９２年）」より「RAGONGUN〜神炎〜」
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