花燃ゆ・第７回「放たれる寅」
脚本／宮村優子 演出／渡邊良雄
文は１８４３年生まれ。劇中は安政２年（１８５５年）。今回の文は１２歳。
今回は割と普通だった。
ウィキペディア。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%87%83%E3%82%86
辛口の批評。
http://bushoojapan.com/theater/hanamoyu/2015/02/15/42637
ごもっとも。２ページ以降も面白い。
この記事の中で、「○○の視聴率はなぜ低いか」と分析した記事が多数紹介されていた。この記事自身が「花燃ゆ」の視聴率の低さを分析しているが、こういう分析って「響鬼」騒動の時に「響鬼の玩具はなぜ売れなかったか」的な分析でよく見たなあ、と思った。
こういう分析って、読んでみると「なるほどなあ」と思えて確かに面白いのだが、基本的に「後付の理屈」のような気がする。というのは、こういう分析をしている人が実際に玩具を企画したら絶対に売れる玩具が作れるのか、とか、こういう分析をしている人が実際に新番組を企画したら絶対に高視聴率を出せるドラマを作れるのか、といったら、多分違うと思うから。
あとからならなんでも言えるよな（＾＾）。
長州が主役のNHK大河『花燃ゆ』に群馬県民激怒 その理由
http://news.livedoor.com/article/detail/9775563/
へー。
＊
ラブライブ!・第７話「エリーチカ」
脚本：花田十輝
監督：酒井和男
けっこう面白かった。
学園ものとして、ちゃんとしているというか。ストーリーの積み上げ方、キャラクターの描き方がしっかりしている。メインキャラが９人もいるのにキャラのかき分けが出来ているって、たいしたもんだな。
この脚本家さんは、「艦これ」の脚本も書いているのか。あっちとは出来が大違いだな。
こっちは、ゲームを原作にしつつも、独立したドラマとして成立するように作られている。ゲームを知らなくても独立したドラマとして楽しめる。
一方あっちは、ゲームを知らない人が見ても楽しめるように作ってはあるが、「ゲームを知っている人には楽しめる要素」「ゲームを知らない人には分からない要素」がけっこう多く、作り方が同人誌の二次創作みたいだ。……でもまあ、あの作品はあれ以外に作りようがなかったかもしれないな。
絵里はスクールアイドルのトップのグループすら素人にしか見えないと批判する。海未は絵里のダンスの映像を希から見せられ、そのレベルの高さにショックを受けるとともに、絵里からみたらあらゆるスクールアイドルが素人に見えるのも当然だと納得する。海未は絵里にダンスを教えてくれと頼もうと考える。
……それはいいんだけど、絵里がやっていたダンスはバレエであって、スクールアイドルたちが踊っているダンスとはジャンルが全然違うんじゃないかという気がするが。
ウィキペディア。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96!#.E3.83.86.E3.83.AC.E3.83.93.E3.82.A2.E3.83.8B.E3.83.A1
＊
夜ノヤッターマン・第６夜「冬に咲く花」
脚本：ふでやすかずゆき
演出：伊藤良太
今回も普通の面白さ。普通に普通のことをやっていた。
ドロンジョって、実に健全なキャラだな。
もしかして、ゴロー将軍とは洗脳されサイボーグ化されたアルエットの父で、ゴロー将軍が連れているロボット犬は実はロボットではなく、サイボーグ化されたアルエットの犬なのか？
ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%83%8E%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3
実況のまとめ
http://anicobin.ldblog.jp/archives/43394869.html
＊
大岡越前・第１２部・第１２話「将軍救った鉄拳仁術」
脚本：葉村彰子
監督：�眩厖監�
長崎で伊織の先輩だった医師・津山宗純を加山雄三。
あまりに魅力的なキャラで、他のキャラを全て食ってしまい、ほとんど主役。まさに「スター」という感じの風格があった。
上様が遠乗りをすると謎の病にかかるという、何回繰り返されたか分からないパターン。上様が馬に乗っているだけで、「あ、病気になるな」と分かる（＾＾；）。
「上様が異国の病にかかり、伊織にしか治せない。しかし御典医や老中が、伊織が上様を診ることを許さない」……というのは何度もあったパターンだが、これまでの部では、「なぜ上様が異国の病に感染したのか」という説明が劇中でなされることはなかった。今回は、「長崎奉行が献上したオウムから感染した」という感染経路がちゃんと劇中で説明されていた。これは作劇上の進歩だ。
いつものことだが、「焼き直しを繰り返しながらも、どこかにこういう進歩もある」というのが面白い。
津山宗純は治療の際、「ばい菌が入らないように消毒する」というようなセリフを言う。
この時代に、病気の原因が「菌」だという概念があったのか。蘭方医ってすげーな。パスツールより１００年早いぞ。
長崎奉行・廻船問屋・御典医は結託し、抜け荷で手に入れた異国の薬の密売で大儲けしていた。越前は彼らを捕縛し、薬を押収。伊織と宗純はその薬の中からオウム病の特効薬をみつけだし、上様の病を治した。
あれだけ劇的に効く薬って多分抗生物質だと思うが、ペニシリンが発見される２００年前に既に抗生物質があったのか。長崎奉行が取引していた「異国」というのがどこだったのか具体的な国名はあがらなかったが、もしかして未来の国と取引していたんじゃないのか（＾＾；）。
ウィキペディアより引用。
吉宗の病は、長崎奉行から献上されたオウムによるオウム病であった。オウム病はクラミジアの一種なので抗生物質による治療が必須で、オウム病という名称自体も近年呼ばれるようになったものであるが、娯楽時代劇として割り切って見るべきであろう。
赤垣伝兵衛ともぐらの久助、登場せず。
ドクターマン様の水野和泉守、登場。前回（第１１話）汚職がばれたのに、罷免されなかったのか。
ウィキペディア
あらすじとロケ地
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