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2015年02月10日23:25

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marble LIVE ツアー『キミと僕の扉』(神戸公演)

2月7日(土)、
marbleの活動休止前最後のライブツアー「キミと僕の扉」の神戸公演に参加させていただきました。

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昨年末、突然発表されたmarbleの活動休止は、寝耳に水でした。

marbleは、この先、10年、20年と、ずっと続いていくものだと思っていましたから、、、。


当初はその時決定していた12月28日に東京で行われた『空中迷路 Vol.19 「ゆるmarble忘年会」』が
活動休止前最後のライブとなる予定でした。

それが最後のライブになるとは知らなかったので、参加は叶わず、
もう、お2人に生で会える事のないまま終わりかと思うと、なんとも言えぬすっきりしない気持ちがありました。


しかし、こうして、活動休止宣言後、あらためて、最後のライブが東京と神戸で開催される事が発表されました。

活動休止は寂しいけど、もう二度と聴く事ができないと思っていた2人の生演奏を
こうやってまた、最後にもう一度聴ける機会をつくってくれた事には感謝したいです。



当初は本当のラストライブとなる15日の東京公演も参加する予定だったのですが、
仕事の都合でそれは叶わなくなり、この神戸公演でmarbleとはお別れする事になりました。


ちょうど6年前、marbleの関西初ライブが開催され、
以後、marbleの関西の拠点として、何度もライブが開催されてきた神戸月世界。

marbleと出会ったこの場所でお別れする。

それも、1つの縁なのかもしれません。


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大阪のライブに参加した事もありますし、東京のライブに参加した事もあります。
でもやっぱり、この神戸・月世界でのライブは特別。

ここは、2人の魅力を最もよく引き出す事ができるステージ。

月世界で歌う2人が大好きでした。


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そして、開演時間になり、いつものように、静かに2人、登場。

心なしか、いつもよりは仲がよさそうに感じましたww






○1曲目: violet(「うみものがたり」OP)


思い出の名曲から、静かにライブスタート。

しかし、これまでに聴いた、どの「violet」とも印象が違う、優しい旋律。

これが、marbleのライブで聴ける最後の「violet」。

そう思うと、miccoさんの優しい歌声を聴きながら、急に寂しくなりました。










○2曲目: アネモネ(「かみちゃまかりん」初代EDのセルフカバー)

菊池さんのギターとmiccoさんの鉄琴による最小限の編成で
しっとりと歌いあげられる、初期から何度もライブで聴いてきた名曲。

やはり、これまでライブで聴いてきたどの「アネモネ」とも印象が違いました。

きっと、これがこの曲の最終進化バージョンなんでしょう、、、。



2人と一緒に過ごせる最後の月世界の夜。

この時間は、夢か現か、、、。











miccoさん(以下・m)
「はい、皆さん、こんばんmarbleー。
暗闇の中で言っちゃった。(笑)

また来れましたよー。
来れてよかったですねー。」


菊池達也さん(以下・菊)
「来れてよかったですねー。(笑)
こんばんmarbleー!!」


m「急に元気になった。」


菊「急に元気になった訳じゃないです。
喋ってなかっただけ。」(笑)


m「達也、(背景に衣装が)溶け込みすぎてるよ。
顔だけしか見えない。」


菊「顔だけ見えればいい。」(笑)


m「それでは、最後まで楽しみましょう。」











○3曲目:凛(「ひだまりラジオ」ED)


久しぶりに聴く「凛」。
最初の月世界ライブ以来ではないでしょうか、、、。

でも、やっぱり、あの時とは全く印象が違って、
6年という時間の流れを感じました。









○4曲芽:smile

この曲はライブで聴くのは初めて。
サビの2人のハーモニーが素敵でした。

miccoさんの歌ってる時の優しい表情も
菊池さんの静かな笑顔も、今日で見納めか、、、。








○5曲目:空中迷路(「かみちゃまかりん」2代目ED)

懐かしい曲です。
静かにデビュー当初の頃が思い出されます、、、。

これもサビの2人のハーモニーが、CDとは違う印象を生み出して、
静かで淡々とした曲のはずなのに元気がでました。












m「marble、この度、12月に『白と黒』というCDを出しました。
持ってる人ー!?


(たくさん手が上がる。)


本当にー!?(笑)

意外と多かったので。(笑)

アナログレコーディングって大変なんだなと思いました。
一瞬のものって言うか、その時にしか歌えない歌です。」


菊「でも、デジタルでもやり直さなくてもいいんだよ。」(笑)



m「次の曲は、そのアナログレコーディングの『白と黒』の曲を歌おうと思います。
この曲は、いろいろとふんわり感が出てますね。」(笑)


菊「だいたい、いつもふんわりしてる。」(笑)










○6曲目:サイダー水に浮かんで消えた


最新CDからの曲で、生で聴くのは、おそらく最初で最後。

marbleの最後の時代を彩る曲の1つ。

CDで聴いた時よりも生のほうがずっと、気持ちが伝わってきました。

marbleらしいふんわりした曲なんですけど、
歌詞の節々に、どこか活動休止に向けた思いが込められている。
そんな曲の1つです。












○7曲目:ゆらりふわり、君となら(「マリッジロワイヤル プリズムストーリー」ED)


marbleの歴史を振り返る上で印象深い曲の1つです。

今回は、壮大なバンド演奏をバックにしたmiccoさんの熱唱が胸に響きました。

おそらくこれもまた、この曲の最終進化バージョンなんでしょう。











m「はい、あのー、楽屋がね、畳なんですよ。(笑)
畳で、こう黒いタイツを履いてると、畳のあれとか付くのは、なんとかなりません?(笑)
いつも座布団があるのに、今日、なんで無かったんですか?」(笑)


スタッフ「置いてたよ!!」(笑)


m「あったの?
私、見逃してて、アイロンの大きいやつをサーフボードにして座ってた。」


スタッフ「アイロンが大丈夫ならよかった。」(笑)


m「今回のライブは、『キミと僕の扉』というタイトルなんですが、
これはどういう意味か知ってます?」


菊「そういえば、その打ち合わせ全然してない。」(笑)


m「『「キミと僕の扉」ってどう?』って言ったら、『いいんじゃない。』って。」(笑)


菊「英語みたいなタイトルにしたらmarbleらしくない。」


m「marbleは活動休止ですよねー。」


菊「『休止ですよねー。』って、人ごとかよ。」(笑)
見ていて分かると思うんですけど、、、」


m「兄弟みたいなんですよ。
だから、2人が前進するには、2人が違う扉を開かないといけないんじゃないかと。」


菊「たまには。」


m「この空間っていうのは大好きなんですけど、
もっといい歌を歌うために。」


菊「そうそう。」(笑)


m「そこで、『キミと』って、皆さんの事を『キミと』という意味にしたんです。
マブダチさんと、ちょっとでもいいから前進していこうと思ってタイトルをつけました。

次の曲は、そういう今の気持ちとリンクした歌を歌います。」










○8曲目:幸せは星の上〜旅の途中、空を見上げて〜(「ひだまりスケッチ×☆☆☆」IM)



この曲は5年前に発売されたアルバム「ひだま〜ぶる×☆☆☆」に収録されている曲なのですが、
まるで、この日、このライブで歌われるために用意されていた曲のように感じました。

miccoさんの思いが強く迫ってくるような歌詞で、
場内からも、涙をすする音があちこちから聞こえました。










○9曲目:流星レコード(「ひだまりスケッチ×365」ED)


ラスト「流星レコード」ですよ!!

ライブのたびに聴いてきて、そのたびに感動してきた曲だけど、
本当に、これで聴きおさめ。

最後だから感傷深くなったけど、
アレンジと演奏はいつもよりもポップでアップテンポな感じで、
いい意味で、楽しくこの曲とお別れする事ができました。









○10曲目:星屑tears










m「皆さーん、タオル持ってますかー。
これからは早めの曲を歌いたいと思います。









○11曲目:青空loop(「キミキス pure rouge」OP)

またこの曲が聴ける日が来たのは嬉しい!!







 

○12曲目:水彩キャンディー(「ましろ色シンフォニー -The color of lovers-」ED)

これもmarbleの歴史の中で思いで深い曲の1つ。
同じく、また聴けて嬉しいです。






○13曲目:朝はやってくる、short filmのように。




○14曲目:puzzle




ノリノリな笑顔で、本当に楽しそうに歌うmiccoさん!!












m「いやー、割とね、あんまり歌ってない曲を歌いましたけど、
それはなぜかと言うと、皆様がリクエストしてくれたからです。


菊「リクエストあってよかったね。
1曲に集中してたらどうしようかと思った。」


m「それを20回やらないといけなかった。」


菊「それでもいいよ。
20回リピート。
みんなが聴きたいって言ったじゃんって。」


m「この神戸・クラブ月世界は本当にね、
最後に来たのは『おやつmarble』だっけ。
2年前だっけ。
2010年くらいのイメージ。(笑)

なんか、そういう『おやつmarble』や『ごはんmarble』とか、そんな感じもいいかなと思ったけど、
最後にみんなでごはん食べろのもね、って。」


菊「最後の晩餐みたいな。」(笑)


m「最後は普通の。」


菊「曲をいっぱいやろうと。
歌を歌う人だからね。」(笑)


m「また来たいですね。

では、最後、、、
最後じゃないですけど、(笑)
みんなでもっと盛り上がりたいです。」











 
○15曲目:夢ぐも(「ひだまりスケッチ×ハニカム」ED)

脈々と続く「ひだまりスケッチ」ED曲の現時点における最新曲。
月世界で聴くのは初めてだったので、なんだか新鮮に聴こえました。










○16曲目:さくらさくら咲く 〜あの日君を待つ 空と同じで〜(「ひだまりスケッチ×☆☆☆」ED)


こちらは、もう何回も聴いてきたライブの定番曲。

今日で最後。

悔いの残らないように、全力で燃え尽きました!!













m「みんな、まだ元気ですかー!?

全然元気ですねー。

じゃあ、みんな一緒に歌いますよ!!」










○17曲目:Lingering Fizz

ライブの恒例行事!!

miccoさん、ワイヤレスマイクを持って客席をまわり、
来場者にマイクを向けて一緒に歌います。

今回も私もマイク向けていただいたので、一緒に歌う事ができました。

これぞ大団円!!

いつまでもエンドレスに続く「Lingering Fizz」の場内合唱!!









m「最後の曲です。
今の気持ちを歌った曲です。
聴いてください。」











○18曲目:白と黒


m「ありがとうございましたー!!」




















(アンコール)

いつものように、菊池さんが1人でバンドメンバーとともに再登場。(笑)


菊「どうも、marbleの菊池達也です。(笑)

miccoさん、まだ来ないんで。
だいたいいつも遅れて来るんで。
最後くらいちゃんとやってほしかった。(笑)

来れてよかった。
西のマブダチにもう会えないかと思ったけど。

いやー、見渡してもmiccoさんの影も見えない。(笑)


バンドメンバーの紹介を始める菊池さん。

その間に、さらっとmiccoさんが戻ってきて、ステージに上がるかと思いきや、
そのまま客席に座るww



菊「じゃあ、今日はボーカルが休みという事で、しょうがないから。(笑)

『♪聞い、、、(芽生えドライブの冒頭)』
あ、分からないわ、、、。(笑)

やっぱりmarbleはボーカリストがいないと。

marbleのボーカル、紅一点。
2人しかいないんですけど。(笑)

miccoさんです。」


miccoさん、ステージへ戻る。



m「紅一点のmiccoです。

神戸一かわいいmiccoです。

これ、久しぶりにやったね。」


菊「懐かしいね。」


m「今回、皆さんにメッセージカードをお配りしました。
相変わらず、2人の間が開いてますけど。」

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菊「あそこはメモに使ってください。」(笑)


m「キーホルダーも、本当は離れて撮ったのをくっつけたしね。」

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菊「神戸に来れてよかったですね。」


m「来れてよかったです。」


菊「すぐ終わっちゃった。
あと1回くらいやりたいね。」


m「東京あと2回でmarbleは終わりなんですけど。」


菊「さっといなくなる訳じゃないから。
生きてるから。(笑)

miccoは歌を歌ってると思うし。」


m「なかなか関西に来れる機会は少なくなってしまいますが、
また来れるように応援してください。

アンコールはリクエスト曲で、
『ひだま〜ぶる×ハニカム』というアルバムに収録されている『思い出探し』という曲を歌います。
卒業がテーマの歌詞で、沙英さんがヒロさんの事を思って歌っている曲で、
2人が本当は歩きたくないけど、歩いて行って、いつか思い出探しするんだよね、という曲です。

では、聴いてください。」



と、miccoさんがスタンバイしたところで、
突然、サプライズで「HAPPY BIRTHDAY」の演奏とともにケーキが登場し、
miccoさんのお誕生日をお祝い!!



菊「これはですね、なんとmarbleのマブダチが用意してくれました。
残念ながら俺からじゃない。」


m「それは知ってる。
分かる分かる。」


ケーキのろうそくの火を吹き消すmiccoさん。


菊「この日にライブできてよかったよ。
ろうそくが5本立っている事については、みんなツッコまない。」


m「17歳ですから。」(笑)










○19曲目:思い出探し(「ひだまりスケッチ×ハニカム」IM)  






m「では、本当に最後の曲になります。
私、ワイヤレスマイクを持って来ました。
と、いう事は、最後にみんなで元気よく歌いたいと思います。」










○20曲目:LIVE! LIFE!!


ラストがこの曲とは、正直、意外でした。
でも、最後に相応しい、場内がひとつになった盛り上がりで、
marbleの神戸ラストライブは終了しました。



曲が終わり、来場者とハイタッチしながら、最高の笑顔で退場するmiccoさんと菊池さん。




しかし、2人が去り、場内の照明がつき、場内BGMが流れ出しても、
誰一人帰ろうとはせず、手拍子を続けました。

みんな、言い知れぬ「違和感」と「切望」を感じていたんだと思います。

最後のライブなのに「あの曲」を演奏せずにライブが終了してしまった事に対する、、、。




そして、しばらくして、marbleのお2人、場内の声援に応えてくださり、再登場。

「予定になかった」というWアンコールが実現しました。




菊「ありがとうございます。
眼鏡忘れてきました。(笑9
予定してなかったので。

何しましょうか。」


すかさず、場内から次々に「芽生えドライブ!!」という声が。

もちろん、私も叫びました。




菊「『芽生えドライブ』。
用意してなかったけど、即興でできる?」


m「困ったなー。」



いや、できなかったらあかんでしょww



菊「デビュー曲だからできるね。」(笑)


m「今年何年目になるのかな。
今年8年目になります。

『8年目の芽生えドライブ』。」(笑)


菊「せめて、『芽生えドライブ2015』とかにしてください。」









○21曲目:芽生えドライブ(「ひだまりスケッチ」ED)



「芽生えドライブ」を本当に予定していなかった、というのは、かなり驚きでした。

ギターと鉄琴のみの編成による即興での演奏、「8年目の芽生えドライブ」。


歌が始まった瞬間、会場の空気が変わりました!!




これが、「芽生えドライブ」、、、、、?



一瞬、耳を疑ってしまうかのような、神秘的で透き通ったボーカル。


これまで何度も聴いてきたたはずなのに、この「8年目の芽生えドライブ」は別格でした。


まるで、最後の最後に、音楽の神様が2人に舞い降りたかのようでした、、、。













こうして、神戸月世界でのmarbleラストライブは最後にして最高の大団円で終了しました。


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ライブ終了後は、いつものように、物販にお2人が立ってくださいましたが、
今回は最後という事で、これまでにない行列になりました。



物販では会場限定CDとmiccoさんのメッセージ入りポストカードを購入。

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購入特典としてお2人の直筆サイン入り生写真をいただきました。

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私も、これで最後なので、お2人にはきちんとお礼を伝えさせていただき、握手していただき、
私のマブダチとしての8年間は終わりました。




縁あって、私はmarbleをデビューと同時に注目し始める事ができ、
関西での初ライブに参加する事ができ、関西での最後のライブできちんとお別れする事ができました。


幸福な8年間だったと思います。


さようなら、marble。
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