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2015年01月06日10:28

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認可外保育施設への規制強化を!

■保育施設で乳児死亡 両親、損害賠償求め提訴 宇都宮
(朝日新聞デジタル - 01月05日 19:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3212914

死亡事故を起こした
栃木県宇都宮市の「託児室トイズ」。

有限会社ウイン教育研究所が運営する
認可外保育施設である。
http://www.win-chuo.jp/company/

マスコミ報道にビビって
ホームページだけあわてて消したようだが、
託児室の営業じたいは
まだ平然と続いているというのが驚きだ。

38度の高熱が出ても両親に知らせず、
病院にも連れていかずそのまま放置して死亡。

パンフレットには「看護師が常駐」「嘱託医も完備」
などと謳われ、両親もそれを信じて預けたのだが
すべて嘘だった。

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認可保育園よりも柔軟な対応が可能な
認可外保育施設を、一律に否定するつもりはない。

さまざまな事情から、
夜間・宿泊託児を必要とする家庭は現実にある。

まじめに取り組んでいる業者が
一部に存在することも理解しているつもりである。

しかし現状、業界ぜんたいとして見た場合の
実態は、あまりにもひどい。

認可外保育施設の死亡事故発生率は、
認可保育園の45倍である(平成25年)。

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しかも死亡率は年々悪化しており、
業務を改善しようという姿勢がまったく見られない。

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子どもたちの命と心を守るため、
金儲け主義の保育ビジネスに対しては
規制・基準を強化していく必要があると思う。

しかし安倍政権はいま逆に、
保育の規制緩和を推し進めようとしている。

「保育施設を多様な選択肢の中から自由に選べる」
などという謳い文句の下に、
悪法「子ども・子育て支援新制度」の施行を、
今年4月から予定している。

これは、認可保育所に入れない「待機児童」を
認可外保育施設などに「誘導」することによって
「待機児童問題の解決」を演出しようと
狙ったものである。

現状「認可外保育施設」とされている業者にも
「認可小規模保育」などという名称の
まぎらわしい「お墨付き」を行政が与えて、
保育ビジネス業者の集客を
支援しようというのである。

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「中間型」(B型)は
保育士資格有資格者の割合が2分の1、
グループ型(C型)に至っては全員無資格者でも
簡単な研修を受けるだけで、
この「お墨付き」は取得できる。

「お墨付き」を与えるのであれば、
「お墨付き」を信じて預けた子どもが
「小規模保育」施設内で事故や虐待に遭った場合、
当然に行政も責任を取らなくてはならない。
取れるのか。

「質より量が優先」「子どもの命よりお金」
という保育政策の暴走に
ブレーキをかけていかない限り、
来年4月以降、「託児室トイズ」のような事件は
必ず全国で次々と起こる。





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