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2014年12月13日22:19

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政治: そもそも、アベノミクスって何?

政治: そもそも、アベノミクスって何? http://blogs.yahoo.co.jp/tubuyaki_o/54804767.html #政治


★★★

こんにちわ。呟き尾形です。

 解散総選挙の選挙期間中で、争点としてあげられているアベノミクス。

 そもそも、アベノミクスって何?
 今のところうまくいっているの? いってないの?
 というところが疑問にでてくると思います。

 まず、報道を引用します。
★★★ここから★★★

衆院選公示 安倍政権の評価焦点 届け出1180人超
朝日新聞デジタル 
2014年12月2日13時58分

第47回衆議院選挙が2日公示され、12日間の論戦が始まった。安倍晋三首相は消費増税時期の先送りを踏まえ、金融緩和や財政出動で成長を促すアベノミクスの是非を問う。野党は景気回復が中小企業や地方には浸透せず、社会の格差拡大を招いたと批判。安倍政権がこの2年で進めた経済対策をはじめ、集団的自衛権の行使容認や特定秘密保護法の制定、原発再稼働の推進といった様々な政策への評価が争点となる。14日に投票、即日開票される。

自民党総裁の安倍首相は2日午前、東日本大震災で被災した福島県相馬市の漁港近くで第一声を上げた。「この選挙は、アベノミクスが問われる選挙だ」として、景気回復の道筋を付けたと強調。「地方創生を進めていきたい。デフレ脱却のチャンスを手放すわけにはいかない」とし、政権への支持を求めた。震災復興については「福島の復興なくして日本の再生はなし」とアピール。首相は2012年の前回衆院選、昨年7月の参院選に続いて福島から選挙戦を始めた。

 公明党の山口那津男代表は横浜市で、「経済再生、デフレ脱却の道を推進できるのは自公連立政権しかない。今回の選挙はそれを進める政権選択の選挙だ」と強調。17年4月の消費税10%への引き上げと同時に、食料品などに軽減税率導入を目指すとアピールした。

 民主党の海江田万里代表は、被災地の福島県いわき市で第一声。政権の経済政策について「景気が良くなったと言うが、一握りの人たちの話。今度の選挙がこれまでの流れを変えるチャンスだ」と語り、子育て世代への支援や雇用の安定が重要と訴えた。原発政策については「安倍政権は事故がなかったかのように再び原発を動かそうとしている」と批判した。

 維新の党の江田憲司代表は、横浜市のJR横浜駅前で訴えをスタート。「自民党には、国民本位の改革はできない。岩盤を打ち砕けるのは、全くしがらみのない維新の党だけだ」と主張。政治とカネの問題で政治不信が広がっているとし、国会議員の定数削減などを通じて信頼を取り戻すべきだと訴えた。

 次世代の党の平沼赳夫党首は岡山県津山市で、「自主憲法制定」を念頭に「個人が自立し、国家が自立して初めて日本が成り立つ」と述べた。

 共産党の志位和夫委員長は東京・JR新宿駅前で「安倍政権の暴走ストップの審判を下し、政治を変える絶好のチャンスがやってきた」と述べた。

 生活の党は、午前中に森ゆうこ代表代行が新潟県長岡市で第一声。午後から小沢一郎代表も同県魚沼市で演説し、「今の安倍政治をみなさんの力で変えなければならない」と訴えた。

 社民党の吉田忠智党首は大分県臼杵市で第一声。集団的自衛権の行使容認について「立憲主義を根本から否定する暴挙だ」と批判した。

 新党改革の荒井広幸代表は東京都豊島区で、脱原発を訴えて「政権には是々非々で臨む」と主張した。

■1180人超が届け出 前回より2割減

 立候補の届け出は午前8時半に始まり、小選挙区・比例区を合わせて1180人超が届け出た。第三極の新党候補が多く立ち、過去最多の1504人が届け出た前回と比べて約2割減った。共産以外の野党が2人以上立つ選挙区は前回の3分の1以下に減った。

 今回の衆院選から、小選挙区の一票の格差を是正する「0増5減」により、定数は選挙区295、比例区180の計475となる。

 自民党は前職中心に選挙区で283人が届け出た。公明党は選挙区に前職9人を立て、与党として計292選挙区に擁立した。

 民主党は他の野党との候補者一本化を進め、選挙区は結党以来最少の178人にとどまった。維新の党も選挙区は前身の日本維新の会が前回に立てた約半数の77人に減った。

 次世代の党は選挙区に38人を擁立。共産党は沖縄の3選挙区を除く292選挙区に候補を立てた。生活の党は選挙区で13人を届け出たが、前身の日本未来の党が立てた111人から大きく減った。社民党は選挙区に18人を擁立。新党改革は比例区東京ブロックのみに4人立てた。

 諸派のうち、幸福実現党と「支持政党なし」は比例区に候補者を立てた。
★★★ここまで★★★
 さて、今回の解散総選挙では、金融緩和や財政出動で成長を促すアベノミクスの是非を問うわけですが、実績としては、景気回復が中小企業や地方には浸透していません。
 そのため、社会の格差拡大を招いているという指摘については、自民党は、民主党政権寄りまし、ないし、道半ばだからがまんしてというものくらいしか反論がありません。

 なぜなら、安陪総理自ら、景気回復の道筋を付けたと強調していますが、消費税増税以降のGDPマイナス成長では、景気回復というのはまるで説得力がありません。
 アベノミクスはデフレ脱却、つまり、ターゲットインフレであるはずですが、あがったのは物価だけで、肝心の所得があがりません。
 物価だけ上がった人件費があがらないのでは、いまより悲惨な経済になるのは明白です。

 つまり、「どれだけ真面目に働いても暮らしがよくならない」という日本経済の課題についてまるで解決できていないわけです。

 そもそも、アベノミクスとは何なのでしょう?
 安倍政権は、その原因をデフレであると分析し、「デフレからの脱却」と「富の拡大」を目指し、実感できる景気回復を目的とした経済政策が、アベノミクスとし、いわゆる「3本の矢」と呼ばれる骨子によって支えられています。
 3本の矢の一本目は大胆な金融政策
 3本の矢の二本目は機動的な財政政策
 3本の矢の三本目は民間投資を喚起する成長戦力
 となります。
 3本の矢の一本目は大胆な金融政策をし、金融緩和で、お金を市場に流通させることで、デフレという状況からインフレの流れをつくり、デフレマインドを払拭することを目的とし、実際それを行っています。
 第二の矢は公共事業を10兆円規模で増やして仕事を増やそうと言うものです。
 これら二本の矢は、たしかに数字上では大分よい数字をだしていました。
 しかし、消費税増税をきっかけに、好景気に向かうはずが、GDPマイナスが2四半期連続でマイナスという結果をだし、消費支出も連続で前年比マイナスになっています。

 第三の矢は規制緩和によって、民間企業や個人が自由な行動ができるようにするということを目的とされました。
 たしかに、政府発表上の数字ではいい結果が出ています。
 が、その数字と裏腹に、実感できる景気回復になっているかといえば、多くの人は実感できずにいます。
 これには、1980年代後半のバブル景気の崩壊を境に日本の経済の仕組みが変わったことを政治が認識できていないことに起因すると考えられます。
 そもそも、資本主義経済の前提は、好景気、不景気はあるものの、インフレが前提の経済構造でした。
 しかし、インフレの逆のデフレによって、その前提が崩れました。
 前提が崩れたゆえに、既存の経済常識は通用しなくなりました。
 バブル崩壊によって、とりあえずの対策は、金融による、虚の経済による見せかけや、公共事業という造り出された需要によって乗り越えてきましたし、アベノミクスはその延長でした。
 実際、それによって、小泉政権時に郵政民営化法も成立して、小泉政権が佳境に入った2006年頃、日本経済は好景気に入っていたというデータが残っています。
 実感なき好景気ともいえる好景気は、2002年2月から2008年2月の73か月間という長期にわたって続きました。それは、戦後最長であった「いざなぎ景気」を超えたことから、「いざなみ景気」ともよばれました。
 
 では、なぜ、実感できなかったかと言えば、デフレだったからです。
 GDP(国内総生産)は成長するけれど、デフレで物価がさがるので、相殺されたので、プラスでもマイナスでもない、下手をすると、蓄えを削っているような状態が続いたわけです。

 GDPが成長できたのは、金融による虚の経済で大きな金額を動かし、需要がないので、公共事業によって、みせかけの需要を造り出してデフレを補っていたからです。
 つまり、その延長では、デフレは脱却できないわけです。
 本来は、アベノミクスでは、デフレ脱却を目的としたわけですから、インフレを起こすことが目的でした。
 つまり、物価上昇し、それに伴い労働者の所得もあがるというものです。
 しかし、アベノミクスによってあがったのは物価だけであり、大企業の労働者は所得はあがったかもしれませんが、中小企業には、その恩恵がきづらいものでした。
 なぜなら、アベノミクスは大企業を優遇すれば、自然と国内の中小企業も潤うと考えたからです。
 ですが、残念ながらそうはならないどころか、GDPがマイナス成長という結果を生みだしました。
 GDPマイナス成長は、目標から遠ざかることを意味しますし、賃金は上がるといいながら、GDPマイナス成長では、景気回復すら怪しいものです。
 道半ばじゃないかといいますが、道半ばだからこそ、その経過が悪ければ、ますます目標達成は難しくなるわけですから、道半ばだから大目に見てというのは責任を持った発言とはいえません。むしろ、謝るくらいじゃないと、信用できないのが人情です。

 では、アベノミクスでマイナス成長ということになってしまったのか?
 単純に大企業の生産拠点が外国に広がったから、アベノミクスのばらまいたお金は外国にも分散しているからでしょう。
 そして、外国の生産拠点の方が物価が安いので(というか安いから選ばれたわけですが)、外国と比較して相対的に物価の高い国内の中小企業はそれに合わせざるを得なくなり、デフレの状況は変わらず、デフレ脱却など絵空事になっていたわけです。

 つまり、アベノミクスの目的はデフレ脱却の為の政策だけれども、現状では足踏み状態なので、うまくいっているとは言えないと言うところです。


★★★ホームページ更新情報★★★


 さて、ここからは、ホームページ更新情報です。
http://homepage2.nifty.com/SON/ 

 今回は、呟き尾形の哲学講座 第165回 近世哲学 デカルト 思想の領域における人権宣言  を追加しました。
 次に、呟き尾形の今の政治に物申す ●●内閣へのメッセージ  101回〜110回
101・被災地の教育環境不備は先送りされています
102・三本の矢
103・TPP交渉参加表明 とミスリードするマスコミ
104・震災から2年、被災地で過ごす2年は忍耐の2年でした
105・復興は教育の復旧からなのに・・・
106・被災地では弱肉強食化が進んでいます
107・TPPに国益なし 安陪総理の詭弁と無策
108・TPP参加で第二次産業の労働者の失業と中小企業の倒産を推進する
109・TPPは努力の報われない格差社会を推進するのでTPPには反対ですが、総理の自衛隊への誇りと国防に対する志については支持したい
110・TPP参加と新たな産業を育てる成長戦略は矛盾します。 を追加しました。
 次に、小説 ガンダム0092 ガンダム雑学 一年戦争 ソロモン攻略戦
 を追加しました。


 

 
 
 次に、WRPG、プエルギガス年代記 、オープニング、NPCリプレイ を更新しました。
 次に、 小説、4枚の絵画を修正しています。



★★★


日記履歴(過去5件前ぐらいの履歴です)
2014年12月13日
名言: 不平不満な気持をもっても、ふてくされてはいけません
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名言: 努力を面白がって楽しむことは、成長する喜びこそが面白く楽しく生きることでもあるのです
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名言: 得た知識を使い考え行動し、他人に教えることが、得た知識を本当に活かすということ
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2014年12月10日
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政治: 解散総選挙となりまして
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=251499&id=1936051800

2014年12月5日
哲学: エピクロス
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=251499&id=1935966846

■衆院選公示 安倍政権の評価焦点 届け出1180人超
(朝日新聞デジタル - 12月02日 12:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3166920
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