さて、「衆議院選挙」 世相を眺めて
-- 私的、下馬評(私の気づき)--
◎ 日本国民は、多くの誰もが「平和で、豊かな暮らし」を夢見ている。
よって「自民党独り勝ちー野党惨敗」 いつものコース。
阿部首相は"脱デフレ"「アベノミクス」の評価を"国民に問う"として、内閣・衆院解散の意志を明確にした。
では、選挙結果はどうなるのか?! と、誰もが予想してみたいもの…。
愛国的左派を自認する「私」としては、もう選挙結果も「ある程度、見えて」いる。
ははは…、当たるかな?!
≪野党は総じて席数を減らす≫
★ まず、「野党が、だらしない」ことに注視すべきだろう。
・ソビエト・東欧の崩壊の余波を受けて「社会党」の解党があった。
これを受け「労働者・勤労者」の意識が希薄化し、一般的労働者も「成金・マーチャント化」し、"労働者政党"と呼べるものが亡くなった。およそ「国民政党」化している。
・共産党があるじゃないか?!
との言葉が聞こえて来そうだが、「日本共産党」という名が「スターリン・毛沢東・ポルポトなどー大虐殺」を連想させ、嫌悪せざるを得ない。
マルクス主義も「労働者革命」を言い、「万国の……」労働者が団結するなど"妄想領域"か"神話"でしかない。
・「清く貧しく美しく」などは、現代日本にあっては死語でしかない。国民の夢は"ゴージャス(な暮らし)"でありたい。そのために"奴隷のように働き……"しているのが、私たち平均的ボンビーな国民だ。
オバマの"チェンジ"とは「チャンスー機会」であった。それは「誰でも豊かな暮らしができる」という言葉にあった。しかし「そう、ならなかった」ことにより求心力を無くしてしまった。
・以上より野党が「誰でも豊かな暮らしができる」というなら対案"青写真"を国民に提示しなければならない。しかし、それにより"摺合せ"なり共闘することも団結することも無いだろう。ピーチクパーチクと、それぞれの立場よりの主張でしかないだろう。
≪自民党増席≫
★ では自民党・安倍総理の"真意"は、どこにあるだろうか。自民党の「保守政党としての伝統・学習」は、バカには出来ない。
・「米中接近」への危機感 私は、まず、これを見る。「オバマ―習」会談が"どんなんかな〜?!"ということだ。
当然、オバマはかいつまんで安倍総理に報告はしただろう。しかし、それを知るのは安倍総理ただ一人だろう。
世界中の"貧しい国"に溢れているのはメイドインチャイナの現実であるだろう。それは往々にして"日本製品"を表示している現実がある。この路線は改まらない。なんたって安価な「労働賃金」で、日本は中国に勝てない。よってビジネスマンがジャングルや砂漠のど真ん中まで進出しても、もうそこには先にチャイナ製品がある。
オバマは習に「パテントを守れ」といったところで馬耳東風でしかないだろう。彼は赤色帝国主義代表でしかない。よって軍備増強も続けるだろう。「植民地」の屈辱を受けた国々には「富国強兵ー赤色世界戦略」があるだろう。
では「会談9時間」の意味は何か。オバマのリップサービスと習の新たな世界戦略のために費やされた時間でしかないだろう。彼は念入りに「オバマの世界観」を計っただろうし「付け入る隙」も、見つけただろう。ブッシュなら一時間か半時間で済ませただろうね。
・では「アベノミクス」はどうなのか。
今日の夕方ニュースでは「就労人口の増加・賃金引上げ」を経団連なり企業に要望している。これは「安倍首相の人の好さ」であり、私はそれを認める。「結構な程度の効果あり」とする。ただ「底辺に及ばない」のは"致し方なし"とするのを許さない。
同時に"国民総生産・世界第二位」の位置を安倍首相は確保したい。この位置でなければ「アメリカと対等に」話が出来ない。相手にされない。その危機感が安倍首相の胸にあるだろう。「モノ作り大国・日本」は、日本人の誇りでもある。
・国民の夢は"ゴージャス(な暮らし)"でありたい。そのために"奴隷のように働き……"している"宝くじ当てたい"のが、私たち平均的ボンビーな国民だ。それを謳うのは自民党であるだろう。
・再軍備増強 日本人拉致事件・尖閣諸島問題・赤サンゴ密漁問題などなどについて…、総じて「外交の弱腰」が指摘され「砲艦外交への傾斜」を、多くの「日本国民が期待している」とは安倍総理には想って欲しくない。
宇宙・航空・原子力…産業を組み合わせれば「立派な軍事産業」を育成できるし水面下で進んでもいるだろう。しかし「多くの老人・戦後世代」は、それを望みはしない。「飽食世代の若者たち」から「ネトウヨ・反中嫌韓」が多数輩出されるようだが、これを「利用して」右傾化などは笑止である。
望んであるのは立派な「世界史的視野を持つ立派な外交官」の方である。「必殺!仕掛け人」的な外交官の方である。「戦争無き外交は無力」とするなら外交官は不要となる。
≪公明党・横ばい≫
さて、私は「信者」で無いことにより、此処の様子を良く知らない。
知っているのは支持母体が創価学会であり、その支持者たちであるということだ。
しかし補完与党であるために「平和の党」の看板が傾きかけている。
戦時中には宗教弾圧をも受け日本の軍国主義化には反対ではあるだろうが「法華経を信心すれば、戦争に勝てる」とした人々もいたらしい。
だから「自民党・与党」も不思議じゃない。
しかし「野党時代に反戦を言っていた」人々のいたことも知っている。
「議会でまともな事を言う」とは私の友人の弁ではあるが、私はそれを鵜呑みにはしない。
ただ、意見を聞く耳は持つ。この「信者たち」がどこまで動き切るかで「集票」もあるかもしれない。
しかし「学会員増」と成ってはいないようだから、難しいかも。
≪民主党・議席減≫
国民政党の限界かな。どっちつかづの印象が濃い。
勤労者政党として立て直すのがよろしいかと思う。さすれば議席維持かな?!
≪みんなの党・解党?! ≫
勝手にやってろ! あてにしていない。当選させるな、ややこしいだけ。
≪生活の党?! 鞍替え≫
国民政党の限界。 地元票にすがるしかないだろね。もう「党首の印象も薄い」感じがする。
せいぜい票を廻してもらうしかない。
≪維新の党・議席減≫
う〜ん、期待したいところだけれど「大阪-国政」と急成長途中に腰折れしたように見える。
またシチュエーションを見間違えた「不用意発言」もあったな。
また「出来の悪い」議員もいたな。
しかし、ネトウヨ「対決」は、良しとしよう。
もし「松井vs北側」は"見もの"だな。
でも「知事・市長」でしょ?!
「放り出しちゃ……」ならないとも想う。「尻の軽さ」で笑われちゃうよ。
おっとっと…、忘れてた。今時、存在感 薄いよね。
≪社民党・減席≫
名前が良くない。「帝国主義社民」なんてね、…。なんかのテキストにあったよね(笑!)
「勤労者党」とでもして「労働者階級政党」として組みなおしてはどうかな…。
たぶん「社会党」として残らなかったのがボンビーな国民には「解り難い」んだったろうね。
「仕事は多々ある」しっかりしろい!!
ただし「ゴージャス」なんて言ったらお終いだよ。
「ボンビー・マイノリティー」は流行らないので議席数減少は致し方なし。
※ あくまて「私的、下馬評」だからね。コメントは受けないからね。
各自の主張は「それぞれのブログ」でやろうね。
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