【将棋52／第27期竜王戦第4局2日目速報　世紀の逆転劇？】

　下記の仲間。 【将棋（と囲碁）の話　お品書き】
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　なんかとんでもないものを見た気がする。
　第27期竜王戦第4局2日目。封じ手のときには後手の糸谷陣がバラバラに見えた。それがたった数手で見違えるようなのびのびとした布陣に。
　森内俊之竜王の仕掛けに対する糸谷哲郎七段の切りかえしの構想に無理があって、森内竜王がまるまる銀得のうえに後手の防御はガタガタ。安普請とは言え先手の穴熊は手つかず。
　当然のごとく先手必勝ムードが漂う。ややもつれた観になっても、「ここまで粘れれば第5局につながる……」くらいの感じだった。それが、あっと言う間に混戦になり、逆転ムードになったかと思ったら終局。
　糸谷七段の豪腕がうなったのか、森内竜王が自爆したのか。
　感想戦のコメントがアップされても、何がなんだかわからない。敗着は▲６四角（111手目）らしいが、それ以前になんでこんな混戦になったのか……。
　とにかく内容がヒドすぎる。後手番の第5局で踏ん張れる力がいまの森内竜王にあるのだろうか。