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2014年10月13日20:30

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紅葉の黒岳&北鎮岳 登山

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サマリー日記をアップしてから約1ヶ月ほど経過しましたが、
やっと詳細登山レポートを以下に掲載します。(^^ゞ


0.はじめに

9月14日、遂に層雲峡から大雪山デビューを果たしました!
黒岳と北鎮岳の登頂に成功です!(^^)v
日本で一番早い紅葉を楽しむ事も出来ました。
登頂の僅か2日後、大雪山系の山々は初冠雪を記録!(^^;

そして登頂から この日記を書くまでの間に、長野と岐阜に またがる御嶽山(3067m)が 9月27日(土)正午前に噴火し、甚大な被害が出てしまって驚いている。
道東でも雌阿寒岳は活火山であり、今も火口や その周辺から蒸気が上がっている。
今一度、登山の際には十分な備えと計画を立てなければと誓う今日この頃でした。


1.前日出発

土曜日は15時半まで仕事をしてて、帰宅後すぐに車でガソリンスタンドへ!
満タンにして戻ってからは自宅で旅支度。ほとんどは前日までに空き部屋に必要な物を全部広げて置いといてあったのだが、今一度不足しているものはないか確認する。
車中泊を2連泊する予定なので、前より着替える服が多くなったのと、登山後に温泉に入るためのバスタオル類が荷物として増えた!
夕食を取り、最終確認後の19時ちょい前には釧路を出発!(既に外は暗い)
ルートは昨年の秋に下見した通り、釧路から西へ、白糠から北上し釧勝峠を抜けて本別を経由し上士幌へ出て、糠平源泉郷から三国峠を越え、層雲峡までです。


2.夜間走行

いつも通り、夜間走行なので安全運転厳守で走りました!(^^)v
確か、またまたスーパームーンの満月を数日過ぎた頃だったので、そのうち大きい月が上がってくるかな?と思って走っていたが、峠の道は真っ暗。(^^;
たまに明るい星が1つか2つ見える程度で、空は薄曇りの状態だった。

白糠から北上して山道に入ると、やはり夜行性の動物をたくさん見掛けております。
エゾシカ母子が3頭ほど道路を横切って行った…。(^^;
道路脇でもエゾシカが草を食べていて、近づくと頭を持ち上げて こちらを凝視。
あら、そんな所に居たのね〜と驚く!(^^;
あとはキツネがちょろちょろと…。(^^ゞ

釧勝峠を走行中は対向車も少なく、ハイビーム全開で走行してました。(^^ゞ
上士幌から糠平へ向かう長い直線の道路を走行している時でしたが、対向車が1台通り過ぎた後、遥か遠くにも対向車が向かって来ているのは分かっていたが、まだ大丈夫とハイビームで走行していたら、相手から眩しいとパッシングされて怒られた…。(^^;
距離があっても眩しかったのね、ゴメン!m(_"_)m
似たような状況で、前方を走行する車との距離が離れて やや後ろになったからと言って、後ろの車がハイビームにしちゃうと、前方の車ではルームミラーにライトが反射して眩しい!って迷惑な話もある…。(^^ゞ


3.糠平源泉郷〜三国峠〜層雲峡

昼間だったら糠平周辺ではダムや鉄道用コンクリートアーチ橋なんかの景色を楽しむ事ができるのだが、夜間走行なので景色はサッパリ…。(^^ゞ
糠平源泉郷のホテル街もノンストップで素通りし、一気に三国峠を上がって行く。

やがて峠の駐車場に到着。4〜5台くらいは ここで車中泊している様子。
自分も夜間走行で疲れたら、ここで車中泊してもいいかなぁ〜と思っていた。
まだ行けそうなので、とりあえずトイレへ向かう。が、トイレが真っ暗だったので、懐中電灯を持って中に入ると、単に節電で蛍光灯のスイッチが切られているだけだった…。(^^ゞ

昨年の下見で ここに来た時は、雨と霧によるモヤで何も見えなかったのだが、今なら夜だけど さっき通過して上がってきた有名な渓谷に架かる高架橋の道路が、街灯に照らされた夜景で見れるかと思って、駐車場の端っこまで行ってみたが、さっぱり見えん!
後日ネットで調べてみたら、峠の駐車場から少し下った橋の上からの写真だった事が判明した。ただその場所は駐停車すると迷惑な場所と言う事も判明。今度チャレンジしよう!

そして上空を見上げると、月がボヤ〜と霞の中で光っていた。
この時点で3時間半くらい運転し22時過ぎだったと思うが、ちょっと疲れていたが あと少しなので層雲峡まで行くこととした。

峠を下り終え 少々気が緩んだのか、大雪湖の手前辺りで急に眠気が襲って来た!
なんか目は開いて前を見て運転しているのにボーっとした感じで、ハンドルを切り損ねたら大雪湖にダイブ!って状況。しかし、あと少しなので頑張る!

大雪湖の除雪ステーションまで来たら、駐車場に車がズラリと並んで車中泊しているのを発見!ここはトイレがあるので車中泊には ちょうど良い場所だっただけに、しょうがない!先へ進む…。(^^;


4.トンネル

国道39号線と合流し、あと少し走れば長ーーい銀河トンネル(3,388m)があり、そこを通過すれば層雲峡だ!ゴールが見えてきた事で眠気が少し和らいできた所で今一度、気合を入れ直しハンドルを握る。

そして あれは確か、長ーーいトンネルの1つ前の新大函トンネル内を走行中だったと思うが、ずーっと先に小型トラックが前を走っていて、その車がトンネルの出口付近に差し掛かった時、通過したトラックの後ろを右から左へ横切る白い人影を見た!
ん?こんな深夜に?え?こんな所で?
正確には、人影の腰から下の部分だけはハッキリ見えたが、上半身は見えなかったと言うより、トラックの後ろ側が透けて見えていたので、上半身は無かった!?(@_@;
あっ!見てはいけない物体を見てしまった…。(^^;
後でネットで調べてみたら、この辺って幽霊トンネルの噂が出ている場所だった…。(^^ゞ

そして、最後の長ーーいトンネルに突入!
え〜、さっきの何?と思いながら、一気に目が覚めて、このトンネルも怖いなぁ〜と思いながら走行するも、出口は まだまだ先…。ビックリしててアクセルをだいぶ戻していたせいでスピードが遅くなっていた。もうちょっと加速して、ややしばらく走ると やっとトンネルを脱出。背筋が寒くなった…。(^^;


5.層雲峡に到着

とりあえず、着いた!23時ちょい過ぎなので、4時間半くらいで着いたわ…。(^^ゞ
え〜、さっきの何?って気になりつつも、層雲峡温泉街の公共無料駐車場へ行ってみたが、1階も2階も満車で止められない…。(^^;
車中泊の車と言うよりは、近隣ホテルの駐車場から溢れた車が いっぱい止まっていたという感じ。キャンピングカーも数台は止まっていたけどね。さすが三連休の観光地!
それで手前の除雪ステーションに大量に車中泊の車が止まっていた訳だね!

仕方ないので、明日の朝食と昼食のオニギリを購入する予定のコンビニへ車を再び走らす。
セイコーマートは深夜営業していない様子だが、セブンイレブンは24時間営業で助かる!
なんか ちょうど 深夜入荷の お弁当やオニギリを並べている所だった。パンは何も無かったけどね!
店員さんに次は何時に入荷するか聞いてみた所、朝10時との事で、早朝に再来店したら食べ物が残っているか不安だったので、即購入を決断!
いや〜、ラッキー!凄いタイミングで到着したわ!


6.車中泊

さ〜て、どこで寝ようかな?
大雪湖の除雪ステーションまで戻るのも何だし、トイレのある所と言えば「流星の滝/銀河の滝」の駐車場へ行ってみる事にした。5〜6台ほど車中泊の車が止まっていた。
そこに仲間入り!(^^)v

車のライトを消すと真っ暗よ!
両サイドが崖の渓谷の底だし、温泉街の明かりも届かず、闇が支配する暗黒世界?
トイレと売店の微かな電灯の明かりだけで、少し離れると暗黒世界が待っている!
トイレに行って戻って来た時には、5m先にあるハズの自分の車が見えないという暗黒世界。
車のキー(開錠)リモコンのボタンを押し、ハザードランプの点滅で自分の車を発見する…。(^^ゞ

ここは穴場なんだけど、滝の轟音が安眠を妨げるのでダメだわ!
小川のせせらぎ とは違って、遠くで降る豪雨の音と同じくらい?(^^;
湿気とマイナスイオンは多そうだけどねぇ〜!(^^ゞ


7.就寝

でも仕方ないので、ここで就寝!午前0時ちょい過ぎでした。
着替えてからタオルケットと毛布に包まって寝ようとするが、やっぱり滝の音が気になって眠れない…。(^^;
まぁ、長時間の運転で神経が高ぶっているせいもあるし、車の運転で疲れている感じもあるが、明日の大雪山デビューを前に興奮しているのかな?
断続的にウトウトするも、外気が冷えてきたのか、だんだん寒くなって、毛布を体に巻き付ける様に包まる。太巻きか、ロールケーキの様に…。(^^ゞ
でも、めっちゃ寒かったよ!


8.夜明け

あんまり寝られなかったが、気が付くと外が灰色になり、暗黒世界が去って行った!
今回は早朝から登ろうと思っていたので、すぐに起きて外でストレッチ開始。
寒っ!と思いつつ、車の周りには2〜3個の石が転がっていた。
そう言えば、寝てる時に2回くらいガン!って音がしてたけど、もしや落石?
渓谷だしねぇ〜、ここ危ないんじゃない?駐車する場所を考えないとなぁ…。

朝霧の中、ストレッチを終えトイレへ。扉が勢いよく閉まり、ガン!って音がした。
あっ、この音だ!(^^ゞ
な〜んだ、夜中に誰かがトイレに行った時の音だったのねぇ〜。
落石じゃなくて良かった…。(^^;

昨晩コンビニで購入した朝食を食べていたら、上空のモヤが少しずつ晴れてきているのが分かった。これは行ける!テンション上げ上げ!!(^^)v

ここのトイレの手洗い場の水は飲んじゃダメって書いてあるので、洗面と歯磨きは温泉街の公共駐車場へ移動し済ませた。そこのトイレは狭いんだよねぇ〜。(^^;

よーし、準備完了!


9.ロープウェイ

公共駐車場からロープウェイの駐車場へ車を走らす!
時刻は 朝6時半だと言うのに、駐車場は既に満車で、ビジターセンター脇から裏側の坂の上まで路肩にビッシリ車が駐車。大雪山写真ミュージアムの駐車場に誘導されて、やっと駐車できました。でもすぐ満車!
さすが、3連休の真ん中だったので、激混み?(^^;

ちょっと遠くなったが、靴を履き替え、リュックを背負い、持ち物の最終確認が済んだら車にロックをして、ロープウェイの駅へ歩いて向かう。
めっちゃ登山客多し!半分はご高齢の男女登山家?(^^ゞ
切符購入窓口には長蛇の列。後ろで順番を待って徐々に進んでいたら、目の前に券売機!
あれ?老人は券売機を嫌って窓口へ。自分は券売機に進み、お金を入れたが押すボタンが分からん!アタフタしていたら一番上のデカいボタンだった…。(^^ゞ
往復で購入!(¥1950円也)

20分間隔で運行とホームページで書いてあったが、実際には大混雑のため10分間隔に短縮されていた。
すぐに改札開始となり乗り込んだが、満員電車並みで窓の外があまり見えない中ほどで立って乗車。ただ、めっちゃ急斜面を登ってるのは分かった…。(^^;
約7分で5合目黒岳駅に到着。乗車中にアナウンスが流れていたが、外の景色があまり見えず少々不満…。朝6時の黒岳石室の気温が確か2℃とか言っていたので、相当に寒いと思われた。

降車後、みなさんは一気にリフトの方へ向かって行ったが、自分は5合目黒岳駅の屋上へ向かった!
絶景、絶景!
紅葉で色づいた黒岳がバッチリ見える!写真を撮りまくり!!
反対側の北大雪方面は少々雲が広がっていてイマイチだったのですが、こりゃ〜登山にはバッチリだ!
この先はトイレが無いので、しっかり放出?してからリフトへ向かう。


10.ペアリフト

そのまま道なりに進むと、すぐにリフト乗り場があった。往復の切符(¥600円也)を購入し、リフトに乗り込む。移動するブランコだね!
高尾山のリフトと比べると低いねぇ〜。足が地面に届きそうなくらい低い!
地面から生えている背の高い雑草なら、靴に当たりそうな感じ。(^^ゞ
ただ、移動するスピードがちょっと遅い。しかも時々止まりそうになる…。(^^;
こんな所で宙ぶらりんになるのは勘弁!

そうこうしていると、頂上付近が紅葉で綺麗な黒岳が迫ってくる!
リフトの支柱やワイヤーロープが邪魔だが、タイミングを合わせズームで写真を撮りまくりである。
15分間の空中散歩が終了し、やっと7合目に到着!
ただ、むき出しのリフトなので、寒かったねぇ〜。
既にトイレに行きたくなりました…。(^^;

なお、まだ朝8時ちょい前なのに、7合目付近には めっちゃ人が居ました。
7合目の展望台にて、雲海に浮かぶ北大雪方面や更に遠方の山々の写真を撮る。
そして、いよいよ登山口へ!


11.登山開始

黒岳森林パトロール事務所にて入山届けに必要事項を記入し、いざ登山開始!
がしかし、めっちゃ人が多く、自分の前にも後ろにも次から次へと登山者が登って行く。
こんな登山は初めて!
登るのが遅い人の後ろには渋滞が発生し、脇に避けたら一気に集団が追い抜く。
登山道に関しては、沢登りの様な岩場と言うか、大きい石がゴロゴロあって邪魔だし、
土砂の流出を防ぐ目的での木が階段の様に並べられて、そこを上がっていく。
そして、ひたすらジグザグに上へ上へと登って行く。

8合目を過ぎ、ひたすらジグザグに上へ!
9合目くらいで左へ左へと登り、マネキ岩と綺麗な紅葉が姿を現し始めると、テンション上げ上げで多少の疲れは吹っ飛ぶ!
見事な紅葉を堪能しながら登り、写真撮りまくりである。
ただ雲海の雲の一部が黒岳の下の方に迫っていたのが気になった。

それから少し登ると黒岳の頂上に着いちゃいました…。(^^ゞ
小さい祠とご対面!
7合目からは、約1時間15分くらいで登れちゃったよ!


12.黒岳頂上〜黒岳石室

黒岳頂上でも人がいっぱい!
30〜40人は居たと思う。もしかして50人くらいかも?(^^;
ひと通り山頂からの景色をカメラに納める。
遥か先の御鉢平までの全景が見える!
空模様ですが、高層に薄雲が掛かっていて青空ではなかったが、表大雪の広大なスケール感と 連なる山々の姿が感動的である。
紅葉に関しては、黒岳9合目あたりの発色の良い赤橙黄緑の絶景を見てしまったので、こちらから見える景色は、なんとも ちょっと汚れた?汚い?景色と感じた…。(^^ゞ
全体的に、灰茶橙緑って感じかな?
残雪が もっと いっぱい残っていれば、灰色箇所が白色となり、明るい景色だったのかもしれないけどね!今度は夏に来ようと思った!

そして次のターゲットである北鎮岳に目をやると、距離はありそうだが もうそれほど登らなくても山頂に行けるかも?と思った。
まずは黒岳石室へ行き、雲ノ平を通って御鉢平展望台まで行ければ満足だし、時間に余裕があれば北鎮岳も登っちゃおう!って感じでした。

30分間も長居しちゃったので、早々に黒岳石室を目指し、下り始める。
最初は石だらけで歩きにくかった記憶があるが、更に進むと黒岳石室が見え始める。急な岩場の下りにも ちょっと苦労させられる。帰りに ここを登るのは辛いかも?と思いつつ、崩れやすい砂利混じりの岩場を下る。

岩場にて、数人が立ち止まって登山道の脇を凝視しているので、自分も目を凝らして見ていると シマリスを見掛けました。多分、ここら辺にはナキウサギも居るのだと思われたが、何回か立ち止まって探しましたが、最後まで見られなかったのが心残りです。

岩場を下りきり、桂月岳を右手に見ながら少し歩けば十字路に出るので、右に進めば黒岳石室に到着となる。ここにも人がいっぱい居ました…。(^^;

ここで やっとトイレ休憩!
この時のエピソードは、終盤に詳細を記載しましたので、そちらでご堪能下さい。
まずは、登山レポートを続けます。
長文になっているが、ここまで着いて来ているかな?(^^ゞ


13.雲ノ平〜御鉢平展望台

黒岳石室から十字路まで戻り、北鎮岳方面へ進む!
まずは雲ノ平を通って御鉢平展望台を目指すが、ここからは楽チンだね!
アップダウンも少なく、登山道の両脇の景色を楽しみつつウォーキングって感じ。

黒岳頂上からは少々汚い景色と思われた紅葉ですが、こうして歩きながら近くで見ると、真っ赤に紅葉しているチングルマや他の草木の鮮やかさが目についた。ただ全体的には、枯れた荒れ野原って感じの所も多々あります。夏は花畑なのかな?

御鉢平が近づいてくると 岩場の登りが出現しますが、ここを登り切れば御鉢平展望台に到達し、目の前に御鉢平の全貌が飛び込んできます。
これ、でっかい火口だよねぇ〜。スケール感に圧倒されます。
今回は無理ですが、次回は この御鉢平を一周したいと思ってます!
まぁ、その下見だと思えば…。(^^ゞ

そして、そこから少々登り、崖に隠れていた北鎮岳方面を覗くと、
あれ? 意外と高い? 登って行く人が めっちゃ小っちゃく見えるので、距離もあるし、まだまだ登るのねぇ〜。(^^;
11時ちょい前だったので、あと1時間で頂上まで登れれば16時までにはリフトのある7合目まで帰れるとタイムリミットを決め、北鎮岳の登頂を目指す事とした。


14.北鎮岳

御鉢の ふちを進み、右手に北鎮岳を見ながら まずは北鎮分岐を目指す!
やっぱ近くまで来ると、北鎮岳が更に高く見えた…。(^^;
そして北鎮分岐も、崩れやすい土砂を含む岩場の急坂を登る事になる。
しばし格闘、時々休憩しながら登りきる! 北鎮分岐に到着!
今まで御鉢の壁で見えてなかった向こう側の全貌が見えた。
ただ やっぱ雲海が広がっていたけど、まずは左手に旭岳の全貌が見え、正面から右手には愛山渓温泉方面の荒々しい山々も見えた。

そして最後の死闘が待っている!
北鎮岳の頂上を目指して登る。ここも崩れやすい砂利を含む岩場の急坂と格闘する。
睡眠不足と早朝からの活動により、さすがに体力の限界が近づいている気がしたが、単にお昼ご飯がまだなので、腹減って動きが鈍くなっていただけ?(^^ゞ
元気なら一息で登れそうな最後の登りではあったが、結構な回数を休み休み登り、やっと頂上に到達しました!(^^)v

ここからの景色は、絶景、絶景!
特に、雲海をバックにした愛山渓温泉方面の荒々しい山々はカッコイイねぇ〜。
そして、御鉢平の全貌を高い所から眺められるし、旭岳もターゲットロックオン状態です!
一方、今まで登って(歩いて)きた雲ノ平や黒岳方面を見ると、こちらも雲が上がってきて雲海が迫って来てましたね。黒岳の頂上は雲海に浮かぶ孤島の様になってました。
昼食を取るのを忘れて写真を撮りまくりです!

でも、腹減ったので絶景を眺めながら昼食を取る。
登山開始から風も ほとんど無く、暖かい日差しもあり、早朝こそ寒かったけど、気候的にはバッチリなコンディションでラッキーでした!(^^)v


15.下山

山頂の景色に十分満足し、12時半には下山を開始!
下りは黒岳石室まで あっと言う間でしたね。
30分で御鉢平展望台まで戻り、もう30分で黒岳石室まで着いちゃったもん!
雲ノ平は ほぼ平坦だから、かなり早歩きで飛ばしましたよぉ〜。
だって、そろそろトイレに行きたかったもので…。(^^;
ただ、やはり雲海が黒岳方面から迫って来て、雲ノ平の途中からは霧の中をダッシュしてました…。(^^ゞ


16.トイレ渋滞

黒岳石室に戻り、トイレの前まで行くと、なんと20人くらいが並んでいた!
おぉ、トイレ渋滞に巻き込まれる!!
さすが登山客が多い山だね。
まだ少々我慢できたので、待ちながら昨日コンビニで買っておいた羊羹を1つ食べる。(^^ゞ
15分くらい待ったかなぁ〜、やっと自分の順番となり、中へ入る。

ちなみにトイレの協力金は¥200円と書いてあったが、小用なので20円を箱に入れたよ、ゴメン!(^^ゞ
午前に初めて立ち寄った時はガラガラで空いていたので、どのドアがトイレの個室のドアか分からず、廊下でウロウロしてたら、奥の右側から人が出てきたので、そこに入った。
どうやら、真ん中のドアがフェイクで掃除用具などが入っているらしい。(見てないけど)
つまり手前2箇所と奥2箇所が個室で、ちゃんと鍵が付いていて使用中かどうか分かる様になっていたが、気が付かず鍵を開けっ放しで用を足してました…。(^^;
左手前の個室は一度も人が出入りしてなかったなぁ〜、なぜ?

そして更に、個室には不可解な物体が設置してあります。
それは なんと自転車です!走らないけど、ペダルにはチェーンが繋がっています。(^^;
建物の入り口の看板に使用方法が書いてあったのを、帰りに再度寄ったトイレ渋滞待ちの時に初めて読みました…。(^^ゞ
用が済んだら、前20回と後ろ10回ほどペダルを踏みます。
ペダルを踏むと水が流れる訳ではなく、おがくずを撹拌させるみたいです。
片足で踏んでみたけど固かったので諦めました…。(^^;
今度行ったら、またがってペダルを全力で踏んでみたいと思います。(^^)v
全速力で こいだら 凄い事になる?(^^;
Web検索したら写真がありましたので、参考URLとしてアドレスを最後の方に貼っておきます。

ちなみに登山用語で、女性が山野で用を足すことを「お花摘みに行く」と言うそうです。
なんか想像しちゃうとファンタジー?だね!(^^ゞ
男の場合は「キジ撃ちに行く」と言うそうです。
まっ、いざと言う時のために高分子吸水ポリマー入りの携帯トイレが必要だね!
大は?(^^;


17.下山渋滞

霧の中、黒岳石室から黒岳頂上までの岩場の登りが辛かった。(^^;
そして黒岳頂上から7合目までの下山では、徐々に下山者の渋滞が発生してて、すべる岩場の下りなので、遅い人を追い越すのも危険だったので、ひたすら前の人に追走してました。

そう言えば下山時に、歌で会話する変な母子が居た。あと、山小屋に届ける缶ビールの箱を大量に背負った人も見た。それと、明らかに場違いなボディコン姿?のギャル3人組がリュックも背負わず 普通の靴で登っているのを見掛けました。そばに居た老夫婦が、何んじゃアレ?と言ってましたが、自分は疲れを癒す目の保養になりました…。(^^;

あとは、8合目から下は小雨と湧水?のせいで、登山道がドロドロで大変でした。
更に、7合目の黒岳森林パトロール事務所にて事前に書いた入山届けに下山時刻を記入するのですが、何十枚という入山届けの紙の中から自分のを見つけるのがひと苦労です。入山時間を忘れずに記憶しておいて下さい。この時点で、事務所の前は人でごった返してました。

リフトは7〜8人ほど並んでましたが、次々乗り込むので数分の待ちで大丈夫でしたが、5合目のロープウェイは、駅舎からハミ出て渋滞の列が出来てました。
その時に到着したロープウェイの1台目に全員が乗れなかったので、100人以上居た事になります。
ちょっと待てば空くかな?と思い、屋上で景色を眺めてから戻って来たのですが、更に列が長くなっててガックリ!(^^;


18.登山終了

5合目のロープウェイで予想外の時間は掛かりましたが、16時ちょい過ぎには自分の車まで戻って来れました。
いや〜、疲れたけど、満足、満足!!(^^)v

がしかし、これから運転して層雲峡から釧路に戻るには4時間半も夜間走行しなければならないので、予定通り車中泊の2泊目となります。


★おっと、ここで 10000文字を超えたので、残りの続きは 次の日記へ★

次の日記(続き)
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