実は西別岳登山の帰り、まだ夕方まで時間があったので
ちょっと寄り道して帰ることにしたんです。(^^)v
向かった先は『津別峠』です。
巨大なカルデラ湖である屈斜路湖の外輪山を超える峠では「美幌峠」が有名ですが、
地図を見ていたら弟子屈から津別方面へ抜ける峠があるのを発見。
その名称は全然聞いた事がなかったし、観光地としても全然認知されていない。
そこで行く前にネットでサーチしてみた所、
峠の頂上付近にはお洒落な中世ヨーロッパの古城をイメージした展望施設があること。
景色に関しても、美幌峠より標高が高い位置から屈斜路湖周辺を眺めることができる。
う〜む、なんて素晴らしい!
しかし一体なぜ?全国に知られていない隠れた観光地なのか…。
その理由は色々調べてみると、アプローチに関する峠の道路の狭さが問題で、
大型車の通行は禁止されていることから、大型観光バスは入れない…。(^^;
しかも、冬季は通行止めである事が要因であると思われる。
実際、この峠を屈斜路湖側から登ってみると、道幅は狭く1.5車線?
前から車が来ると、減速して路肩に車を寄せるか、
車幅の半分くらいのP(駐停車)エリアが所々にあるので、そこに入れてから
やり過ごすしかない。
直線道路より急カーブの方が道幅は広くなっているが、登山道の様に
ジグザグに登るので、ほとんどが180度ターンの直角×2に近いカーブで、
階段の踊り場みたいな…。(^^ゞ
それに加えて、上りの傾斜がキツイ!
オレの軽自動車ではエンジンが悲鳴を上げて、今にもオーバーヒートしそうな
もの凄いエンジン音で2速と3速を行ったり来たり…。(^^;
そんな凄いジグザグの登り坂をしばらく行くと、景色は まったく見えないけど
木々の隙間から差し込む光がだんだん明るくなり、青空っぽい感じになってきたので
一気に高い所まで登ってきた事が分かった。
津別町エリアに入った事を示す標識まで来ると、
カルデラの外輪山を全部登り切った事を意味している様で、
そのすぐ先には、展望台に続く脇道があったので、右折して更に登って行く。
ほどなく展望台の駐車場に到着できてホッとした。
確かに、中世ヨーロッパの古城をイメージした展望台がそこにあった。
展望台からは360度の視界があり、眼下に屈斜路湖を見下ろすだけでなく、
反対側には阿寒の山々も見渡すことができた。
屈斜路湖側は、左から美幌峠、藻琴山、湖内の中島があって、正面奥に斜里岳。
右側は和琴半島、奥に摩周岳と西別岳もなんとか見えた!
反対側は、左から雄阿寒岳、雌阿寒岳。阿寒富士が雌阿寒岳の左後ろに隠れている。
右側は津別や美幌、北見方面の平地が霞の中に広がっていると思われる。
いや〜、霞が掛かっていたけど最高の天気だったんだなぁ〜。(^^)v
そう言えば、ネットでは、屈斜路湖をすっぽり覆う壮大な雲海の景色も紹介されていた。
朝焼けや夕焼けも凄そうだ!夜は夜で星空が素晴らしいかもね!
以上、あゝ津別峠レポートでした!(^^)v
PS:ご参考ですが、
標高947mの津別峠から見える悠久なる大自然のパノラマをお楽しみください!
(昼間ね!)
つべつ峠ライブカメラ
http://www.town.tsubetsu.hokkaido.jp/60camera/
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