mixiユーザー(id:65677)

2005年05月25日09:05

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失われた言葉

えぇと、本編、愚痴っぽくならないように書こうと心がけたのですが、結局愚痴にしか見えないですな……てわけで、本日は読み飛ばし推奨でw。mixiでは出来るだけネガティブなことは書かないように心がけてるんですが、しばらくの間、特に“ネタ”のない日にこんなテキストが増えちゃったらゴメンナサイ(先に謝る)。










プチ修羅場であります。……いや、もちろん情愛のもつれとか遺産分割とかじゃなくて、ただの仕事です。といっても、まだ始まったばかりだし(故に“プチ”)、これまでに経てきた修羅場に比べて突出してツライわけでもない(と思いたい)のですが、これから、短くともひと月近くこの緊張感が続くくさいので、先のことを考えるとマジブルー(@マジレンジャー

まぁ、たまたま一時期に、相当量の製作物(雑誌の広告とか、販促に使うチラシとか)が重なってしまい、アイデア出しとか露出場所の考案に、七転八倒な千辛万苦に抱腹絶倒の辛酸なめ子状態なワケです。

さて、小生は宣伝の仕事などをしているワケですが、普段の仕事の多くは、テキストを書くことだったりします。それは、扱っている商品を、分かりやすく消費者の方に届けるための作業です。それが広告なのか、販促物なのか、プレスリリースなのか、雑誌記事なのかの差はあれど、目的と手法は変わりません。

で、この、「分かりやすく届ける」ための文章を書きつづけていると、どうしてもある程度の幅での表現となることが多く、それが結果的に、小生から言葉を、語彙を失わせます。言い変えれば、表現力を失わせます。

ちょうど、報道現場にいる人たちが、毎日事件を書いたり喋ったりしているうちに、「現場は惨状を極め」とか「遺族の哀しみを推し量ることはできません」とかといった、画一的な表現しかできなくなってしまうことに似ているかもしれません。

で、言葉を失っていくのを自覚した時、とんでもなく寂しい気分になるのです。仮にも目指すところは、文筆を生業とすること。表現力の低下は致命的ですが、それ以上に、自分の脳内にあるものを、的確に言葉に変換できないもどかしさに苛まれます。

例えばこのmixi日記。お笑いネタだったり真面目トーク(?)だったりと内容は様々書いてますが、やはり表現は稚拙です。伝えたいことは伝わっていると思いますが(職業病)、それが自分の思っていることと一致しているかというと、必ずしもそうではない。

今の仕事は楽しいし、自分の作っているものが(例え広告と言う虚業であっても)世間に広がっていく様には喜びを覚えます。しかし、商品を売るための表現を続けることが、自分の言葉を失わせているんだとしたら、それはやはり小生にとって、由々しき問題なのです。















誰もが、思い通りにいかない苦悩、ってヤツを抱えていることは知っている。

だけど、他人も同じ苦労を抱えている、と知ることが、いったい何の慰めになるって言うんだい?

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