温泉名所に石仏in大分県別府市＆臼杵市再び

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大分旅１日目

リアルタイムでは既に帰宅していて一日過ぎましたが、さて大分旅２日目です。
大分市でホテルをチェックアウトした後はJRで別府市を目指します☆
　

２駅ほどで温泉の町別府駅


さすが温泉街！
手湯なんてものが駅前に(☆∀☆)
ややぬるめの湯。硫黄臭くは無かったです＾＾
　

入浴はしなかったけど別府駅周辺の名所とアーケードなんかを取り上げていきたいと思います☆

まずは駅から１分ほどで「駅前高等温泉」
対象１３年創業だそうで１５００円から２５００円の格安で宿泊もできるようです。
洋館風の建物でモダンですね！


さらに進むと南北に伸びるアーケード「やよい通り商店街」を発見(*ﾟДﾟ)


シャッターも目立ちますが、新旧商店でまだまだ頑張っているようです。
　

アーケードの天蓋の細工が渋い。火の厄除けである「やよい天狗みこし」なるものもあります＾＾
　

「やよい通り商店街」に並行して「ソルパセオ銀座商店街」（別府駅前通り側）


古いお土産屋さんや飲食店が目立ちます。
　　

垂れ下がっている文字もいい味出してますね！
　

さらに南に行くと「楠銀天街商店街」入口（流川通り側）


駅から遠く一番古い商店街なのか寂れてしまってます。
横に入った路地には飲み屋や風俗店があり潰れてしまっている店も多々見られます。
驚いたのは子どもの姿もちらほら見える中、このアーケードのすぐ横でソープランドが営業していること(ﾟДﾟ;)
　

温泉街ならではなんですかね〜( ;谷)
　


アーケード散策もこのくらいにして・・・
風俗街の路地を海にも買って抜けてくと次は「竹瓦温泉」
明治１２年創業で唐破風造の建物にグっときます☆
温泉と砂湯が楽しめるそうですよ！


海沿いに北に進むと見えました「別府タワー」
久々のタワー訪問です。


昭和３２年に日本で３番目に建てられた高さ９０mの電波塔。
平成１９年１０月２日に有形文化財として登録されています。
昭和なレトロ感があって好きなタワーです。

そして全日本タワー協議会加盟のタワーでは別府タワーが11個目の制覇となりました。
http://www.japantowers.jp/
　

９０mくらいの高さですが１７階の展望台からもなかなかいい眺めです。
　

さて腹ごしらえにて、やっぱり名物を食べとかないかんでしょう＾＾


注文したのは「だんご汁」と「やせうま」
だんご汁は大分の郷土料理で何度もこねて麺状に伸ばしただんごに野菜の具たっぷりの味噌仕立て汁で栄養満点。
このだんご汁の麺をきな粉と砂糖でまぶした料理がやせうまです。
黒砂糖のタレが引き立ちますね〜！地元ではおやつで食べられているようです。
　

ここで帰りのフェリー乗り場がある臼杵市にとんぼ返り。
初日に行けなかった駅から車で２０分ほど西南の山あいにある「臼杵磨崖仏（臼杵石仏）」へ！

臼杵にも焼物があるのですね〜☆
　

拝観５３０円。


九品の阿弥陀像。
中央に比較的小さな９体の阿弥陀仏如来像が刻まれています。
平安末期頃の作と言われていて、やや欠損ひどいのが惜しむられます。


阿弥陀三尊像。
臼杵石仏の中でも最も優れた石仏の一つだそうで中尊阿弥陀如来像はどっしりと迫力があります。平安後期ごろの作。


地蔵十王像。
中尊に地蔵菩薩をすえ、冥府にあっても亡者の罪を裁き救済する十王像が左右に５体ずつ配しています。鎌倉期の作。


如来三尊像。
中尊に金剛界大日如来を配し、右に釈迦如来、左に阿弥陀如来だということです。平安末期頃の作。


いやぁ〜！しかしこんな昔だからノミ一本で？
誰が何のためにこんな木彫りと間違えるほどの精巧な彫刻技術を石に施したのでしょうか？
素晴らしい石仏群を見るたびに歴史に思いを馳せずにはいられません☆


そして、と子どもの頃、観ていた夏目雅子さんが三蔵法師の「西遊記」のゴダイゴが歌うエンディングをふと思い出してしまいました＾＾

最後に臼杵駅にて大分のお菓子の代表格ともいえる臼杵煎餅のアイス版「うすきせんべい愛す（アイス）」を食し、港への帰路についたのでした(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…