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2012年02月11日17:44

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ロンドン95年ツアー、ウェンブリーとブリクストン

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ローリング・ストーンズ・ヴードゥー・ラウンジ・ツアーの日程が発表され
95年7月11日、15日、16日がウェンブリースタジアム。
19日が劇場公演でハマースミス・オデオンで開催される予定でしたが
ブリクストン・アカデミーに会場が変更され、私は7月15日、16日、
そして19日公演のために渡英。こうした情報を事前に教えてくれた
ローリング・ストーンズのスタッフにも感謝です。

今回は私が所属するストーンズファンクラブもツアーを組み、そこに参加。
コンサート当日、午後2時スタジアムに向かいました(75000人収容)
ここはサッカーの聖地でもありストーンズも82、90年にこの会場を使用。
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私どものチケットはストーンズチケット担当者から手配されたスタンドの
指定席であるがグラウンドにも行くことが可能です。因みにグラウンドに
イスは無く、ぎゅうぎゅう詰めの立ち見になります。今日は様子見だが開場
予定より5分遅れてスタジアムに入場。しかしグラウンドは前後半分に柵で
区切られておりステージに近い場所は、すでに4分の1が埋まっていました。

できるだけ前で見ようとグラウンドに降り人の間をくぐりながら前から
2列目(列は無いのだが)を確保。途中から落雷と雷雨でみなずぶ濡れ。
前座のブラック・クロウズの演奏がが終わり(大雨で中断のまま終了)
午後8時近く5年ぶりのロンドン公演がスタート。
火を吹くコブラタワー。オープニングのスモークは野外の為かなり多め。
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コブラタワー下からミックが中央に登場しNOT FADE AWAYを歌い始めると
セット両脇から燃え上がる炎が炸裂。キースとロニーが左右に飛び出し
スタジアムは大興奮の開演。この演出のド迫力は日本公演を上回る!

英国初の1位になったIT'S ALL OVER NOWは大合唱。
LOVE IS STRONGも大歓声で迎えられた。
このツアーから演奏されたボブ・ディランのカバー  
LIKE A ROLLING STONEはあの長い早口な歌が7万の大合唱に。
ラストのBROWN SUGARも観客との掛け合いが長く
アンコールはJUMPIN JACK FLASHで野外の為
カラフルな花火がセット両脇、後方から打ち上げられ終了。
翌日は名曲WILD HORSESが披露され多くの観客を魅了したコンサート。

オフの日はバスでロンドンから3時間をかけてチェルトナムに向かった。
ここはストーンズ初期のリーダー、ブライアン・ジョーンズの墓があり
今回やっと墓参りを果たした。街も静かな保養所という感じで
墓の周辺も寂しさが感じられる。墓地中央右側の角にブライアンの墓
があり、そこに花束を置いた。遅い墓参りになってすみませんでしたね。
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そして7月19日の劇場ブリクストン・アカデミー公演を迎えた。
4000人の劇場で1階は立見で2階は指定席である。
この日はスティッキー・フィンガーズにビル・ワイマンが来るという
情報が入っていた。ビルは92年までストーンズのベースを担当し
ストーンズ結成30周年に脱退。89年にこのレストランを開業。
スティッキー・フィンガーズの日記は下記です。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1909042195&owner_id=6969053
ストーンズのメンバーの中で、どうしても彼に会いたかった。
午後1時半、ビル・ワイマンが登場。何人かファンが近づくがOKなのは
女性のみで男はNGであった。男性ファンが近づいてもスタッフから制止。
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ブリクストン公演まで時間がない。本人に断られたら仕方ない。
何とかお会いしたい。食事中ではないのを確認して近づいた。
「すみません。ローリング・ストーンズのビル・ワイマンさんでしょうか」
(しまった。もう脱退しているのに!)ビルは苦笑いを浮かべ

「ビル・ワイマンだけれども、もうストーンズではないんだよ」と答え
「日本から来たストーンズとあなたのファンですがサインを頂けますか」   
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  ミス・ユーの12インチシングルを渡すと、じっくり見た後、
裏がミックのアップだったのですぐひっくり返した。
そしてLOVEの文字を加えサインしてくれました。
おまけに記念撮影もOKで最後にしっかりと握手をしてもらいました。
周りの客から拍手が起こりストーンズ全員に会えた充実感でいっぱい。
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劇場公演は大変な話題になり会場周辺はチケットが無い客で溢れていた。
ロンドン南部にある治安があまり良くない場所でこういう会場を
選択する所がストーンズらしい。私のチケットは2階の招待席だった。
チケットは転売を防ぐためリストバンドもつけねばならない。
2階席はVIPの為の席で、私ども一部のファンクラブ会員や
元ビートルズのメンバー他、多くのVIPが招待されていました。
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照明が落ち大歓声の中、舞台裏にスタンバイするメンバーが見える。
待ちわびたファンの歓声に混じり、カウントされたカウベル!
1曲目はHONKY TONK WOMENだった。1階は人の塊がステージに殺到!
最前列の客も柵につかまっていなければ自分の場所を確保できない。
その様子は、人のうねりとなって2階席でも大混雑の様子が分かる。
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LIVE WITH MEそして黒いリムジンと続くが前方で多くの客が途中で
セキュリティから助け出されている。とにかく押されて危ないのだ。
こうした狭い会場では選曲も変わりアコースティックギターが多用され
FAR AWAY EYES、LOVE IN VAIN、MEET ME AT THE BOTTOMを披露。
キースが珍しくスライドギターを弾いてくれた。
観客の危険を回避する意味も交えての選曲だったかもしれない。
(1階で見た客は、もし転んだら本当に死ぬと思ったそうです!)
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ミックが動くたびに、それに伴って最前列も人のうねりがものすごく
ボブ・ディランのカバー、ライク・ア・ローリング・ストーンは
映像も収録され、アコースティック・ライブ・アルバム、
ストリップドにも収録されたのはこの日のテイクです。

後半はヒット曲連発でMIDNIGHT RAMBLER、RIP THIS JOINTで大騒ぎ
START ME UP. BROWN SUGAR、アンコールのJUMPIN’JACK FLASHで
バンドと4000人の観客の興奮は最高潮に達し、最後はバンド4人で
挨拶。勝ち誇ったように舞台を降りたミックが印象的だった。
4ケ月ぶりのストーンズは日本公演より更にパワーアップされており
イギリス公演はストーンズの力量を見せつけられた公演だった。
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1,HONKY TONK WOMEN
2,TUMBLING DICE
3,YOU GOT ME ROCKING
4,LIVE WITH ME
5,BLACK LIMOUSINE
6,DEAD FLOWERS
7,SWEET VIRGINIA
8,FARAWAY EYES
9,LOVE IN VAIN
10,MEET ME UP THE BOTTOM
11,SHINE A LIGHT
12,LIKE A ROLLING STONE
13,MONKEY MAN
14,I GO WILD
15,MISS YOU
16,CONNECTION
17,SLIPPING AWAY
18,MIDNIGHT RAMBLER
19,RIP THIS JOINT
20,START ME UP
21,BROWN SUGAR

encore
22,JUMPIN'JACK FLASH
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2012年11月25日、29日の2日間、
ストーンズ50周年記念コンサートでビルは再びストーンズと
共演しました。歴史的なストーンズライブになりました!
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1883176490&owner_id=6969053
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