京都産業大学学園祭　牧野由依氏講演会

京都産業大学の学園祭に、昨年の日笠陽子さんに引き続き、
今年は牧野由依さんがやってくる！！

と、いうわけで、
まさか２年連続で京産大の学園祭に足を運ぶことになるとは思いませんでした＾＾。







昨年は、雨の中４時間くらい外で待った思い出がありますが、
今年は９時頃から待って１２時開場の１３時開演。
ちょっと肌寒いけど、天気もいいし、待ち時間も１時間短いし、昨年よりは楽でした。




※司会の学生の方お２人の諸注意に引き続き、牧野由依さん登場！！


牧野由依さん（以下・牧）
「みなさん、神山祭にようこそ。

みなさんこんにちは、牧野由依です。
今日はよろしくお願いします。

すごいですねー。
なんか大学の授業をしてるみたい。
なにか発表しないといけないみたい。」


（司会のお２人が「みなさんご存知と思いますが」と、牧野さんのプロフィールを紹介。
「ピアノの腕は超一流。」と紹介されて、
顔を横に振る牧野さんがかわいかったですｗｗ）






（子供の頃の話）
牧「一番最初になりたいと思っていたのはレジですね。
レジになりたい、と言っていたけど
レジを打つ人になりたかったです。

次は薬剤師さんになりたかった。」

司会の方（以下・司）
「なんで薬剤師になりたかったんですか？」

牧「お薬が好き、、、。（笑）
お薬の名前を覚えるのが大好きで、
よく歯みがき粉の裏側に成分が書いてあるのですが、
あれを風呂の中で眺めてうっとりしたり、
風邪薬とか見て、
『この薬にも同じ成分が入ってる。』
とか思ったりしていました。」

小さい頃から、父が音楽の仕事をしている関係で
ＣＭのお仕事などをやらせていただいていて、
その時は、仕事という感覚でやってなかったのですが、
ある時、岩井俊二監督の映画でピアノを弾かせていただけることになりました。

今のお仕事につながっているのは
２００５年の『ツバサクロニクル』と『創聖のアクエリオン』がきっかけです。


ピアノはもともと、あんまりやりたくなかったんですよ。
実はピアノは１回やめていて。
先生についてレッスンを始めたのは４歳で、
最初はバイエルをやっていて楽しかったんですけど、
先生が変わった瞬間に『バッハをやりなさい。』と言われて
『３ヵ月後に発表会。』とか、すごく大変で、
ついていけなくて１回やめたんですけど、
やっぱりピアノは楽しい、と思って、また始めて。
そこからですね。
自分の意思でピアノを習うようになったのは。
小学校５年生の頃。
『エリーゼのために』を弾きたくて、
弾きたい曲を弾けるようになるために先生のところに習いに行く、
といった感じで。」






（特技について）
牧「特技はですねー。
そうですねー、ピアノと、あと、シュールな絵を描くことです。」

司「具体的には？」

牧「気持ち悪い、、、。（笑）
いたって真面目に描いてるんですけど、
スタッフさんからは『やめてよー』と言われて。」






（趣味について）

牧「趣味は料理。
料理しますね。
みなさん、自炊してます？」

客「してますー。」

牧「えらいねー。
自炊大変ですよね。
（司会の）お２人は自炊をされてるんですか？」

司会１「僕は実家です。」

司会２「コンビニがないと生きていけない。お米の炊き方が分からない。」

牧「炊飯器を眺めたことあるー？（笑）
これ、炊飯器の講演会じゃないんだけど、
炊飯器の目盛りのところに３とか５とか書いてるよね。
あれ、米の合数なんだよ。

なんで私、こんな話してるんだろう。（笑）」


司「得意料理はなんですか？」

牧「そうですね、、、豚の角煮ですね。」

客「食べたーい。」

牧「ごめん、今日持ってきてない。

前に１回お菓子を作るのがブームになったことがあって、
クッキーを作ってみたところ、やっぱり、食べたいと言ってくれた人がいて、
これは振る舞わないといけない、と思って
ファンクラブのイベントで７００枚くらい配って、
１日中レンジが回りっぱなしで、家が工房みたいになって、
もうしばらくお菓子作りはいいかな、と思って。」






（マイブームについて）

牧「マイブームはろうそくですね。（笑）
アロマキャンドルですね。
彼女にプレゼントしたりしない？」

司「すいません、知識がなくて。」

牧「おしゃれな、いい香りがするろうそくです。」

司「それ、何に使うんですか？」（場内笑）

牧「食欲の秋だよね。
バニラの香りのキャンドルとかで、お腹がすいたのをがまんしたり。」

司「それで効果があるんですか？」（場内笑）

牧「がまんできる、というか、がまんする。（笑）」






（音大と産大で違うところ）

牧「うちの大学は、東京の池袋というところにあったんですけど
わりと音大って、人数が少なくて、土地がないから縦に伸びていくしかなくて。
会社みたいな。

だから、こういう段々になっている大教室って憧れてて、
ドラマとかでよくある、夜の大学に忍び込んで、みたいなことが
できそうな感じじゃないですか。

うちの大学は２４時間監視状態だったので、
キャンパスライフというよりは、勤務みたいな感じだったので。
常に楽器の音が耐えない、という意味では音大特有なのかな、と思います。

黒板とかも、うちの大学は五線が入ってて、
普通の授業の時に、五線の上に漢字を書かれても、何書いてるのか分からなくて。
今日、何も書いてない黒板を見て、新鮮でした。
『日直』とか書きたい、とか思って。」






（大学時代の思い出）

牧「野球部の部室で、よく春雨ヌードルを食べていました。
野球部のマネージャーを友達がやっていて、
野球部の部室に行ってラジオを聴きながら友達と
『このラジオの恋バナってさー。』と
妄想してました。」


司「妄想はよくされるんですか。」

牧「妄想と言うか、憧れがあると思うんですよ。
『君に届け』とか見てると、男女共学だとこんな感じかな、、、と。

これがもし共学だったら、、、と
毎日妄想しながら生活していましたので、日々充実していました。
演奏する時は現実に戻るので。

ここ（京産大）は男女比はどうなんですか？」

司「男子２に対し女子１です。」

牧「取り合いですね。（笑）」


牧「１回だけテニスサークルの見学に行ったことがあるんですが、
あまりのテンションの高さについていけなくて。

テニスは全然。
前に打ったつもりが後ろに行ったり。

バドミントンはやってたんですが。」


司「バドミントンはできてテニスはダメだったですか？」（場内笑）

牧「羽は攻撃してこないじゃないですか。（笑）
羽がボールになった瞬間、ダメなんですよ。
サッカーもダメで、玉の上に乗っかっちゃうんですよ。
バスケもダメ、ドリブルと名のつくものができなくて。

羽は裏切らない。（笑）」






（好みの異性のタイプ）

牧「目標を持って頑張っている方とか、いいですね。」

司「目標を持って頑張っている、という人―。」

※大勢のお客さんが手を挙げる。

牧「選びたい放題ですね（笑）。

ちゃんとしたビジョンを持って頑張っている方とか、
私にはないけど、こういう正しい判断ってあるんだなーっていうものを
持っている人はいいですね。

好きな男性のタイプは尊敬から入るかもしれないですね。

あと、スーツを着ている人がいいです。

学ランも好きです。

就活とかしてる学生が大学に寄って、『大変でさー。』とか言ってる時に
『キャーっ』って。」






（今後演じたい役）

牧「もともと声、そんなに低い感じじゃなかったけど、
ボイストレーニングとかしてるうちに、そういうのも身についてきたので
それを活かして男の子役をやってみたいなー、と。」

司会１「せっかくですので、男の子役やってみてください。」

牧「（男の子声で）おい、○○（司会１の名前）、何かしゃべれよ！！」（場内笑）

司会２「うらやましいです。僕も言ってほしかった。」

牧「△△（司会２の名前）、お前はしゃべりすぎなんだよ！！」（場内笑）






と、いった感じでトークは終了し、
サイン入り色紙の抽選会に続き、「碧の香り」をＢＧＭに告知のコーナーへ。

まずは、シングル「碧の香り」発売記念キャンペーンイベントの告知。
関西ではアニメイト日本橋店、天王寺店、三宮店で開催されます。
詳しくはこちら。
http://www.animate.co.jp/event_info/event/event_20101120.html

続いて１２月１５、１６日に
東京のキリスト品川教会グローリア・チャペルで開催されるライブの告知。
１日目と２日目は内容が違って
１日目はアコースティックな感じ、２日目はゴージャスな感じで行う、とのことです。


続いて、牧野さんに花束贈呈。

そして最後のご挨拶。


牧「本当に、こんなにたくさんの人に来ていただけるとは思わず、
びっくりしたのと、
こんなに大勢の人の前で妄想の話なんかして、何やってるんだ、と。（笑）

普段の牧野由依はこんな感じで、
黙ってる牧野由依はＣＤなどを聴いて、
『ああ、想像をぶち壊す奴だったな』
と思い出していただければ。

今日は最後まで、ありがとうございました。」


（講演会、終了）




牧野由依さんには、運がいいことに
昨年から今年にかけて、関西でも生でお会いできる機会が何度かあったのですが
こういう牧野由依さん本人のパーソナルな部分についてのトークイベントは
あまりないような気がするので、貴重な講演会だったと思います。


さて、来月の東京でのライブ、
経済的には遠征はものすごく厳しいけど、どうしようか、、、、、、。

しかも、２日間で違う内容、、、、、、ですか、、、、、、。



余談ですが、昨日はこの京産大の学園祭で
牧野由依さんとも少なからず関連のある
「ＮＨＫにようこそ！」などの著者・滝本竜彦氏の講演会「Ｋ・Ｓ・Ｕにようこそ！」
が行われていたそうです。

どんな講演会だったんだろう、、、。