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2010年10月19日19:31

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「マチ★アソビ」に参加して考えたこと。

3日に渡りレポを書かせていただいた「マチ★アソビvol.4」は
個人的にとても熱く、印象深いイベントになりました。

同日に開催された、地元・神戸のラジオ関西まつりをあきらめて
この「マチ★アソビ」に参加を決めた理由は、
1つは日記で書いたように
花澤香菜さん(と「そらのおとしもの」)のイベントに参加したかったから。

そして、もう1つは
徳島という普段アニメ系のイベントが開かれることが極めて少ない地で
町を上げての大掛かりなアニメ系イベントが開かれる、ということに
とても興味を感じたからでした。



今、日本のアニメ系イベントの9割以上は関東で開催されています。

私が住んでいる関西は、確かに全国的に見れば
アニメ系イベントの開催は多く、それは、本当に感謝しないといけないことだと思います。

でも、それでも、関西で開かれるイベント数は関東の20分の1以下。
関東で開かれるイベントが、たまに関西でも開かれる、
というのが現状です。

ましてや、その他の地方都市ともなると、
アニメ系のイベントの開催は本当に少なくなってしまいます。

アニメファンは全国にいる、というのに
イベントで声優さんや歌手、作家さんなどに直接お会いできる機会、ということになると、
「関東に住んでいるオタ」と「関東以外に住んでいるオタ」との間には
あまりにも大きな格差があります。

私は、昨年からイベントの参加数が増え、
時には往復2万円以上かけて関東遠征することを覚え、
イベントの地域格差をなんとか解消できないかと、ずっと考えていました。

だからこそ、この「マチ★アソビ」にすごく希望を感じていました。
徳島で開催される大規模なアニメイベントを、この目で見てみたかったのです。

昨年、1回目の「マチ★アソビ」が開催されたときは、
本当に人が集まるのか、成功するのか、と
本当に冒険だったと聞きます。

でも、結果的には来場者は12000人を越え、イベントは大成功に終わりました。

「Gigazine」第1回「マチ★アソビ」レポ
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091012_machiasobi_day2/


今回の第4回「マチ★アソビ」にも
徳島県内からだけでなく、全国各地から本当に多くの参加者が集まり
眉山山頂が人で埋め尽くされました。

そして、1日の眉山登山者数が過去最高を記録したといいます。
まさに、アニメの持つパワーを見せつけられたように思います。

「Gigazine」第4回「マチ★アソビ」レポ
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101014_finale_machiasobi4/





そして、このような地方発のイベントは、同時に町おこしとしても
大きな可能性を持っています。

鷲宮や豊郷が、町を上げてアニメの力を積極的に活用することで
全国から人が訪れる観光名所になったことは記憶に新しいです。

(その先駆けになれたかもしれない西宮市は
某「憂鬱なアニメ」の影響で全国からたくさんの人が来訪していた事実に見向きもせず
あろうことか、聖地・駅前公園を取り壊して駐輪場を作るという暴挙にでました。
地元ながら、実にもったいないです。)

この「マチ★アソビ」も今回で4回目なのですが、毎回開催期間中には
数万人の参加者が集まりにぎわっているそうですし、
イベント中、トークで盛んに徳島ラーメンの話題が出たりすると、
私も食べたくなって、夕食に食べにいきましたし、
イベント会場でも、「徳島バーガー」や「徳島牛クレープ」などの
徳島名産品の屋台が出店したりしていて、大盛況となっていました。

徳島県のマスコットキャラ「すだちくん」の着ぐるみと
初音ミクの着ぐるみの2ショットは壮観でした!!


「マチ★アソビ」第1回でデビューして以来、その後、毎回「マチ★アソビ」に参加して
ライブやトークショーを行っている声優ユニット「つきねこ」は
全国的にはマイナーですが、「マチ★アソビ」ではイベントに大勢のファンが集まり
熱く迎えられています。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の原作者伏見つかささんと、
その担当編集でもある電撃文庫副編集長の三木一馬さんは
徳島県出身ということで、第1回のイベントからほぼ毎回されているそうです。


地域に密着したアニメイベント。

関東のイベントとは違う、地方ならではのイベントというものの
モデルケースを、この「マチ★アソビ」は示してくれているようにも思います。

私も今までは徳島という町には縁がなかったのですが、
今回の2日間の「マチ★アソビ」滞在で、徳島は忘れられない町になりました。


私は花澤香菜さん(と「そらのおとしもの」)がお目当てで参加したのですが、
参加者も、それぞれお目当てのイベントが千差万別で面白かったです。

「俺の妹」目当てな方、「ミルキィホームズ」目当てな方、河森監督目当てな方、
「プリキュアショー」目当てな方、MOSAIC WAV目当てな方、、、

これから、「マチ★アソビ」に賛同する企業や事務所が増え、
豪華なゲストやイベントが続々来場するようになっていけば、
「マチ★アソビ」はもっともっと
多彩で巨大なパワーに満ちたお祭りになっていく可能性を秘めています。

とにかく、徳島というこれまでアニメ系イベントとは無縁だった地方で
関東での大規模イベントと比べても決して負けていない、
それでいて、関東のイベントの物まねではないオリジナリティを持った
町を上げての大イベントが開かれたことに、私は興奮したのです!!



奇しくもこの「マチ★アソビ」2日目が行われた10月10日、
アニメ「たまゆら」の舞台となった広島県竹原市で、
「たまゆらの日〜ようこそ、あたたかな町へ〜」というイベントが開かれました。

・竹達彩奈さん・阿澄佳奈さん・井口裕香さん・儀武ゆう子さん・佐藤順一監督によるトークショー、
中島愛さんよるEDテーマの歌唱、
中島ノブユキさんによるたまゆらBGMのピアノ演奏


・アニメの舞台となった「街並み保存地区」で
出演声優、制作スタッフの写真&コメントの展示、
たまゆらのキャラクター設定・美術設定他の展示、
PVの上映
・ポスターの掲出、
メインキャスト陣のサイン色紙の展示
・サイン台本の展示


・お好みの焼き屋「ほり川」に「たまゆら」限定メニュー
(◆お好み焼きプロデュース:竹達彩奈さん、儀武ゆう子さん 監修:松来未祐さん
◆デザートプロデュース :阿澄佳奈さん、井口裕香さん)
が登場

と、町ぐるみで「たまゆら」を盛り上げるイベントだったようです。

※「マチ★アソビ」3日目にロープウェイに並んでいる時、
隣にいた方が、10日にこのイベントに参加されていて、
少しお話を聞くことができました。


少しずつですが、
地方発のアニメ系イベントが生まれる動きが始まりだしている予兆が見えます。


この「マチ★アソビ」は地方でのアニメ系イベントが盛んになるための
小さくとも大きな一歩であると信じたい。

今、関東で毎週なんらかのアニメ系イベントが開かれるのと同じように、
毎週、地方のどこかでなんらかのアニメ系イベントが開かれる時代が来てほしい。

そう願ってやみません。







痛車展示(その2)

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