もう、何も言うことはありません。
「ぱにぽにだっしゅ! DVD―BOX」です、、、。
BOXパッケージ!!
DVDその1!!
DVDその2!!
ブックレット「ぱにぽに大百科」(64ページ)!!
復刻!エンドカード+新規エンドカード(合計32枚)!!
まずは、ブックレット「ぱにぽに大百科」を熟読。
「解説」のあまりに思い入れ溢れる文章に、涙が出そうになりました。
「『ぱにぽにだっしゅ!』の第1話を見たときのことを、覚えているだろうか。
きっと『面白い』よりも、『わからない』という感想のほうが多かったと思う。
(中略)
4話、5話、6話・・・・・・と見続けるころには、いつしかハマっていた。
このアニメのことがよくわからないのは相変らず。
でも、「これはこういうものなんだ」とわかってきた。
きっとこれは、今までになかった種類の面白さだ。
だからよくわからなくても当然だったのだ。
みんなそのことを無意識に気付き始めた。
(中略)
そして3年が経った。
でもファンの間で『ぱにぽに』の熱は未だに冷めきっていない。
3年経った今でも、続編を見たい、という願いは後を絶たない。
相変らずアニメは週に何十本も放送されていて、
次から次へと新しい作品が始まっては終わっていく。
その中には好きになったアニメもあるし、ハマったアニメもたくさんある。
でも『ぱにぽに』みたいな楽しみ方ができたのは、『ぱにぽに』だけ。
だから『ぱにぽに』だけは忘れられない
(中略)
あのお祭り感は、『ぱにぽに』だけのもの。
だからほかのアニメでは穴埋めができない。
(中略)
最後に。
『ぱにぽに』という祭りを楽しんだのは、ファンだけじゃない、ということにも触れておこう。
製作スタッフもみんな、この祭りを新底楽しんでいた。
こんな体験は、作り手にとってもそうそうあることじゃない。
スタッフも、機会さえあればまだやりたい、もっとやりたい、と思い続けている。
(中略)
とりあえずはDVD−BOXを1話から見返してみよう。
何度も見たはずなのに、また新しい発見があるはずだから。
また何かがあることを期待しつつ、
今は、手元にある『ぱにぽに』全27話を、とことんまで楽しみ尽そう。」
ええ、何度でも楽しみ尽しますとも。
全「27」話を!!
さらに、スタッフのインタビューがまた、泣かせてくれます。
新房昭之(監督)
「『別にアニメなんか好きじゃないよ』って人が作ってるものじゃないと伝えたかった。
それに世代の違いがあるから、
いろいろな世代のいろいろな部分を出したバラエティにしたかったんです。」
「今度は原作の単行本にDVDが付きます(笑)。
いや、本当に付くといいなあ、と思っています。」
高山カツヒコ(脚本)
「スタッフが持っている『俺、これが好き!』っていう熱量が
そのまま作品になっているのが『ぱにぽにだっしゅ!』だと感じます。
そして、それがそのまま作品のテンションになっていて、ファンに伝わる。
そんなことがダイレクトに感じ取れたのは、『ぱにぽに』が初めてでした。
すべてのアニメがそうあるべきだとは思わないけど、
これは間違いなくひとつの正解だとは思います。」
そして、いよいよ、このDVD−BOXの目玉ともいうべき、新作のOADを視聴!!
新作エピソードは、原作第8巻のカンけりのお話をベースにした作品でした。
もう、なんというか、とても3年間、間隔が開いているとは思えない、
まるで、最終回の翌週にすぐ放送されたかのような、
あの時のままの「ぱにぽにだっしゅ!」がそこにはありました。
あの時当たり前のように観ていた、
桃月学園の校舎も、ちびキャラの動きまわる様も、都のおでこの光り具合いも、
なにもかもがそのままでした。
ブランクなんて、まったくありません。
ふたたび、涙が出そうになってしまいました。
肝心の中身も、決してファンサービス的なものではない、
スタッフの「ぱにぽにだっしゅ!」への想いが詰まった、見どころだらけの高密度な内容!!
観ている間、興奮して何度も叫び声を上げていました!!
「小ネタ」も番組終了からの3年の間にオタの間で流行したネタが
惜しげもなく盛り込まれていて
「ぱにぽにだっしゅ!」は今も現在進行形な作品なんだ、と嬉しくなりました。
そして、もっと嬉しかったのは、
「ぱにぽにだっしゅ!」以降に製作された、新房昭之×シャフト作品のネタが
大量に、「ぱにぽにだっしゅ!」に逆輸入されていたことです!!
「ぱにぽにだっしゅ!」以降の新房昭之×シャフト作品で、
「ぱにぽにだっしゅ!」ネタが引用されることは、よくありましたが、
「ぱにぽにだっしゅ!」から発展したといえる
「ネギま!?」「ひだまりスケッチ」「さよなら絶望先生」などからのネタが
「ぱにぽにだっしゅ!」に「ポロロッカ」されて、本編に登場したのは、
なんとも感慨深いものがありました。
声優さんの演技も、観る前は、
これだけブランクがあると、もう元のキャラの声を忘れてしまっているのではないか、
と心配していましたが
全くの杞憂でした。
いや、それどころか、テレビシリーズの時以上に、それぞれのキャラクターの魅力を生かした演技になっていました。
これは、誇張でもなんでもなく、本当です!!
3年の間に、声優さんたちも、いろいろな役をこなされて、成長されたのだな、と思い、
本当に嬉しかったです。
絵も、全くテレビシリーズと同じ!!
私の知っている「ぱにぽにだっしゅ!」キャラが、そこにいました。
感動の再会です!!
もちろん、BGMも、当時そのまま。
まるで、時が止まっているようでした、、、。
新作アニメ、時間にすると30分足らず。
しかし、詰めに詰め込んだ内容の濃さから、その30分はとても長く感じられました。
そして、エンディングがはじまると、急に寂しくなり、
三たび、涙が出そうになってしまいました、、、。
これでまた、「ぱにぽにだっしゅ!」とは、ひとまずお別れです。
「ありがとう。
また、『夏のあらし!』をよろしくね(!?)。
勇者はひどく赤面した。」。
ここからは、ネタバレです。
これから新作OADを観ようと思っている方は読まないでください。
個人的に印象的だった小ネタ
・OADなのに、提供テロップとCMが。
しかも、本放送当時に流れていたメソウサとオオサンショウウオの人形による
「Gファンタジー」CMの新作!!
・サブタイトル画面は、「さよなら絶望先生」からのポロロッカ。
・ニコニコ動画風のメッセージ表示。
・背景で戦う博麗霊夢のAAとぱにぽにX。(「東方」は詳しくないですが、、、。)
・「ひだまりスケッチ」に出てくる、あの「太陽」。
・「ひだまりスケッチ」オープニングに出てくる、あの「手拍子」。
・動物キャラ集合のシーンで、メソウサやオオサンショウウオに混じって、
「ネギま!?」のモツ&シチミや「ひだまりスケッチ」のうめ先生が。
・ベッキー「一条、お前、動物とは仲いいのか?」
(風浦可符香の格好の)一条さん「ええ。」
※背景には、木津千里さん、常月まといさん、首を吊っている絶望先生らしきシルエットが。
(、、、もう、オチが読めましたね^^。)
ベッキー「オオサンショウウオともか?」
(風浦可符香の格好の)一条さん「仲いいですよ。」
※背景には、日塔奈美さんとマ太郎が。
ベッキー「メソウサともか?」
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一条さん「・・・・・・・・・ふ・つ・う。」
(今回一番ウケたネタです^^)
・目覚まし時計に吉野屋先生のイラストが。
・「ぱにぽに」のちびキャラに混じって、「まりあ†ほりっく」の与那国さんや初音ミクが!!
・物干し竿の洗濯物に、桃月学園の体操服に混じって、「麻帆良学園」、「やまぶき高校」、
「『さよなら絶望先生』の高校」、「天の妃女学院」の制服が干されていた。
・カンけりのお話、ということで、空き缶にちなんで、なんと「アキカン!」のメロンが登場!!
・小ネタとはちょっと違うけど、電話で一条さんの妹・望ちゃんがアニメに(声だけ)初登場。
電話の内容は、原作でおなじみの「『戦国ドキュン』の録画」。
・文字ネタ
「くぎゅ」
「エクソダスするか?」
「シエスタァァァァァ!!!」
「人魚と書いて任侠と読むき!」
「まっすぐGO!!」
「ゆっくりしていってね!!!」
「ゆっくりし過ぎた結果がコレだよ!」
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