先日、息子の保育園でクリスマス会がありました。
ミッション系の保育園なので演目の中にタブロゥ(聖劇)もあり、
頼りなきわが息子は“ひつじかい”の役でした。
ひつじかいの役は3人。
声を揃えて台詞を言います。
ひつじかいの台詞
『さあ、いそいでイエスさまを おがみにゆこう。』
本番に向け保育園で毎日お稽古していたようで
『たっくんの台詞です』と、お知らせも貰っていたので、
うちでも何回か練習をし、本番の前夜。。。
タラタラと歯磨きをしていて就寝時間が遅くなってしまった息子。
「たっくん
早く寝ないと明日の羊飼いさんの台詞、
頭からこぼれちゃうよ
」
と、言うと、
息子「…あっ
」
母「何?!」
息子「今、頭から
<strong>さ</strong>が落っこちちゃった
」
母「えっ?!ほんとに
」
息子「…あ、いそいでイエスさまを おがみにゆこう。」
母「…?」
息子「…あ、いそいでイエスさまを おがみにゆこう。…ほら、ね?」
母「ほんとだ…。こりゃ大変だ。
<strong>さ</strong>を探さなきゃ…!」
息子「あったーーーっ
」
果たして『さ』はキッチンのワゴンの下に転がっておりました。
息子「早く!早く耳から入れて!!」
母「はいはい。」
息子「そっちじゃなくてこっちの耳!!」
母「あ、そーなんだ。」
息子「ギューーーーーっと
」
母「はい、ギューーーーーーーーーーーっと
ね。…どう?」
息子「『
<strong>さ</strong>あ、いそいでイエスさまを おがみにゆこう。』…治った。」
母「あぁ、よかったね〜
」
それからトイレに行き、就寝前の麦茶を飲む息子。
息子「あっっ
」
母「どうしたの?!」
息子「また『さ』が落っこちた!」
母「どこ行った?!」
息子「あった
」
今度は冷蔵庫と食器棚の間に転がり込んでおりました。
息子、耳から『さ』を押し込もうとしていたが、ふと、
息子「やっぱコップに入れちゃおう。」
母「コップに入れちゃうの?」
息子「あ…、
<strong>さ</strong>がだんだん大きく膨らんできたよ。」
母「うわっ!ホントだ!そーだ、たっくん、飲んじゃえ!
大きな
<strong>さ</strong>をゴックンしたら、
明日、大きな声で台詞が言えるよ、きっと!」
息子「な〜るほど。」
息子、残りの麦茶をゴックリ飲み干す。
息子「う゛〜っ、まず〜い
」
母「え?!
<strong>さ</strong>って不味いの?」
息子「うん、まづかった。」
母「知らなかった。
<strong>さ</strong>って不味いんだ…」
そして翌日。本番。
頭に巻物をして、グリーンの衣装。なかなか様になってるじゃん。
ほぉ、真ん中ポジションなのね。
うんうん、歌がひとしきり終わり、さあ、セリフだ!
息子「…あ、いそいでイエスさまを おがみにゆこう。…
」
……。
…他の子とタイミングが合わず、乗り遅れてしまった
やっぱ、耳から押し込んどくべきだったかな。
どうやら
<strong>さ</strong>は、
朝のう○ちと共に排泄されてしまったようです…
今夜はイヴ。
結局
<strong>さ</strong>は言えなかった息子ですが、
サンタクロースさんは必ずプレゼントを届けてくれるはずです
今宵、沈んだ気持ちでいる方がいらっしゃいませんように。
ササクレ立った気持の方がいらっしゃいませんように。
沈んだ気持ちの方がいらしたとしたら、
その方の心が明るく澄みやかに晴れますように。
ササクレ立った気持の方がいらしたら、
心にやぁらかく優しさの包帯が巻かれますように。
神さまのご加護がみなさんと、
みなさんの大切な方々にありますように。
心からこころから、お祈りしております…
Merry Merry Christmas
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