先日、まったくの平日火曜日に首都圏外郭放水路 通称『地下神殿』の見学会にいってきました
事前に予約を取らないと参加できない完全予約制です
見学会の時間は午後13:00〜14:00、詳しい説明がされる大人向け見学会となります
この他に午前中と夕方頃にも見学会がある日もあるらしいです
最寄り駅の南桜井駅に友人たちと集合して、タクシーで現地『龍Q館』へ
(現地までのバスも有ることはありますが、1日4本でこの時間は使えない)
(歩くと徒歩40分

)
タクシーなら5分ほどで着いちゃいます

現地の敷地入り口付近には、建設時の地下掘削に使われたカッターヘッドがド〜ンと横たわっていましたよ
直径10m
『龍Q館』の建物外観はこんな感じ
かなり大きい建物です
裏手は多目的グラウンドになってまして、その地下が例の地下神殿になってます
『龍Q館』はこの首都圏外郭放水路のコントロールセンターと博物館が合わさったような感じ
司令室はもうSF映画のようです
じっさいコチラもロケに使われたコトもあるようで・・・
グラウンド横の小さな入り口から地下へと降りていきます
約100段の階段をひたすら降りる
するとそこには去年からの念願だった地下神殿が広がっていました〜
とにかく広いです!高いです!
天井まで18m
お台場の実物大ガンダムが入ってしまう高さですよ!!
奥の方はもう暗がりの闇に溶け込むようで怖い
内部は土砂と水の匂いが充満してます
この地下神殿『首都圏外郭放水路』
本来は大雨台風などが起きた時に、一時的に水を貯めて洪水被害を抑制する為の施設だそうで
年に5〜6回は稼働してるそうです
稼働してない時には、こうして見学会が開かれたり
ドラマや映画のロケ地として利用されてるようです
見学スペースとして限定された場所は、スタッフさん達が手作業で綺麗にしてくださってるそうで
土砂はキレイに取り除かれ、わずかな水が残る程度
見学用とはいえ、かなり広いスペースをお掃除ご苦労様です(_ _)
人物対比
下の斜め部分がヒトの身長と同じぐらい
この柱は1本で500tもの重さがあるようてす
遠くにヒトが2人いるのが見えますか?
柱には稼働した時に取り込んだ水の水面跡が8割ぐらいの高さで跡になって残っていました
ココまで水が来るコトに驚愕!

神殿のような柱が立ち並ぶ地下神殿の横には、さらに巨大で深い穴へと繋がっていました
コレが『第1縦坑』
直径30m

深さ50m以上
巨大すぎて遠近感がおかしくなってきますわ
こんな縦穴が第1〜第5まで、あと4本もあるらしいです
それらを繋ぐと総延長はなんと6.3km !!
もうマクロスよりはるかにデカい!!
天井の一部には外の光が見えてる場所があり、スタッフさんの説明によれば
一年に一度ここの蓋を空けて中にブルドーザーを下ろし内部に溜まった土砂の掃除をするのだとか
ワンダバだわ〜
龍Q館の廊下には今までコチラに撮影で訪れた俳優さん達のサインがズラリ
ウルトラマンコスモス、レスキューフォース、マジレンジャー、鎧武とほぼ全ての特撮シリーズがここをロケ地として使っているのが分かります
新しいゴーストとかが無いのは多分もう展示スペースが無いから、かな?
(すでに壁いっぱい)
流石に『大人向け見学会』と銘うたれてるだけあって、すごく詳しく詳細に説明してくださいました
予定時間キッチリのまるまる一時間はアッという間でしたわ
最後のお土産にポストカードまでくれる親切っぷりですよ
帰りは14:11に龍Q館の前にバスが来るので、南桜井駅までバスですい〜っと帰りました
いやいや、こうゆう巨大施設は実際に現場に立ってみないと分からないモノですね〜
本当にすごい迫力でした
そして日夜、水害と戦うスタッフ様たちに敬意を改めて感じました
次は11月12日(土)の特別見学会でまた来ま〜す(^^)/
(実は抽選に当選してました)
ログインしてコメントを確認・投稿する