あれは忘れもせぬ2003年の七月初めの木曜日、私はいつものように早稲田は放生寺の前に位置するあかねなる場所で寛いでおりました。
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その内、以前シアターテレビジョンへ勤めたこともあるという週刊金曜日の某記者がちょっと外に涼みに出たのです。
すると某氏は道を歩いている知り合いを目に留めたご様子で、誰かに呼びかけます。そして店内に入ってきたのは迫力のある二人。すわっヤクザが来たかと思いましたが、実はそのお二方こそ誰あろう流山児の御仁とマシュマロウェーブの木村さんだったのであります。
話を聞くと「書を捨てよ 、町へ出よう〜花札伝綺2003〜」の稽古帰りに呑んでいたそうです。私はその時思わず、「少女革命ウテナ」の歌曲集をかけてしまったことも覚えています。
無論のこと「花札伝綺2003」を観に行くことを約束し、かくして後日七月二十七日の日曜日は楽日。流山児事務所の芝居を初めて体験することとなりました。我が十八の誕生日でした。
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