Jill Scottと並ぶフィリーのソウルディーバ、Jaguarの新作が発表されたよ。前作(デビュー作)でお披露目したパワフルなヴォーカルワークはそのままに、よりいっそう磨きのかかったそのスキルは、もうクラシック。女性らしい繊細な表情から、感情が爆発するさままで、もう自由自在に情感込めまくってるよ、ほんとソウルフルなことのこのうえないね。前作はフィリーの製作陣のみで勝負していたが、今回のアルバムはフィリー製作陣以外の外部プロデューサーRafael Saadiqや自身のプロデュース作をメインに据え、よりドス黒いソウルアルバムに仕上げているよ。その意気込みは「ソウルと結婚する為にネオソウルと離婚する」というとんでもないアルバムタイトルにも象徴されてるね。最近主流のネオソウルなどというカテゴリ不要宣言!いやはや、こうやって本物志向を目指すアーティストが増えるのは嬉しいかぎり。もちろんフィリー製作陣も昔からの友達だという新鋭HotRunnerやCalvin&IvansJames Boyser(もはや説明いらずの大物!)らが手堅く堅実な生音仕上げで、彼女の力強いヴォーカルをひきたてます。それにしてもなんという唄力!!Do Your Worstにおける彼女の危機迫る絶唱なんて、ほんと鳥肌もの。まるでソウルの女神が私の前に君臨したよう。この濃密なソウルフルネスはいったいどこから沸いてくるんだろう!もう降参!!さすが前作で中指おったてただけのことはあるね。ドス黒いソウルに飢えたBrotherJack、必ずチェックだよ!
そんなこんなんで探しても見つからなかったのでコミュを作ってみました。
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