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BOOTLEGGERS REUNION

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詳細 2021年5月3日 07:42更新

ジョーマッコイのメンバー4人が立ちあげた新鋭ブランド。
しかしマッコイとはまた別の色を持ち、更に高いクオリティを見せる。

バイカー向けアメリカンカジュアルの中でもマニアックでアクの強いデザインを打ち出すコアブランド。

賛否両論、数多だが強烈なインパクトとシルエット、素材感は身震いすら呼び起こすほど。

この度、直営店のSHOPMANAGERの山崎さんに許可を得てきましたw
とても雰囲気良く人柄がいい話しやすい人です。
アメリカンカルチャー、ミュージックにも詳しいのでお好きな方は話が弾む事でしょう。
12:00丁度には開かないので少し遅れて行きましょうw
直営店は路面店ですがわかりづらい所にあるので困った時はすぐ連絡してみてください。
まだ行った事のない方は是非足を運んでください。


━━━ 直営店 ━━━

 FURTHER THAN PARADISE
 東京都渋谷区神宮前2-22-1
 TEL 03-5770-6914

関連、代理店サイト

アヴァンセ
http://amebon.com/index.htm

WARD ROBE
http://www.wardrobe-webshop.com

49
http://www.fortyniners.jp/top.html


━━━ History ━━━

Bootleggers Reunion for the Trips!
路上にて、産み落とされたモノドモへの賛歌。

ブートレガーズ・リユニオン、それはトリップを齎(もたら)す覚醒装置だ。トリップとは、ある種の幻覚剤の魔性を借りた想像力の旅である。幻覚旅行である。アメリカの、歴史の行間を、伏流水のように流れる大いなる「旅」の軌跡を、僕らはゴーストタウンの廃墟にうち棄てられた紅いペガサスに跨がり、天空のハイウェイから俯瞰する陶酔にうち奮える。
ヨーロッパの戦乱、飢餓を逃れて自由の女神が守護する新大陸に渡った移民たちの旅。
ひたすら西を目指し、辺境(フロンティア)に幌馬車の轍を刻んだ開拓者たちの旅。
母なる大陸から奴隷船に押し込まれてやって来た黒人たちの旅。
砂嵐(ダストボール)に農地を呑み込まれ、着の身着のまま約束の地、カリフォルニアを目指す家族たちの物語。
日雇い仕事と貨車のただ乗りに明け暮れながら終着駅を夢見るホーボーたちのララバイ。
そして、アメリカを探して、自分たちの真実を探して、色褪せたジーンズで荒野を目指したキャプテン・アメリカたちの彷徨…。
枚挙に暇なし。アメリカ史は果てしのない旅の物語なのだ。
だからすべてのアメリカ人の遺伝子には、いつかどこかの旅の情景、路上の光景が鮮烈に記憶されている。そして、ブートレガーズの覚醒装置=服は、いつかどこかの「路上」に、時代の旅人たちとともにある。
『On the Road;路上』と題された小説が出版されたのは一九五七年のことだ。ビート世代の聖典と呼ばれるこの作品は当時、フィフティーズの繁栄にどっぷりと浸かった保守的な大人たちから、無秩序でふしだらな破落戸(ごろつき)たちの自己破滅的肖像というレッテルを貼られ、この一作でビート世代の寵児となった新進作家ジャック・ケルアックは、にっくき共産主義者の宇宙船の名をもじって「ビートニク」と蔑まれた。
しかし『路上』は、マリュワナとジャズとセックスとスピードという若者風俗をちりばめた B級通俗小説でもなければ、また神仏をも畏れぬ異端の書でもなかったのだ。それはむしろ、失われてしまった大地への回帰、アメリカのハートランドへの帰巣を誘う古典的紀行文学の系譜に属するもの。そう、アメリカ文学の父、あのマーク・トウェインの無垢なる輝きを継ぐもの、ハックルベリー・フィンの純粋な継承者というべき放浪の叙事詩だったのである。
母なるミシシッピを遡るハック・フィンのイカダを、漆黒のハイウェイを疾走する V型8気筒エンジンの咆哮に、逃亡奴隷が奏でるデルタブルースをモダンジャズの恍惚に置き換え、旅人・ケルアックが描き出した煮えたぎるような漂泊の臨場感が、五〇年代の若者たちの気怠い眠りを一気に呼び覚ました。「シックスティーズ」という激動の季節の扉を抉じ開けたのは紛れもなく「オン・ザ・ロードの魔力」ともいうべき呪術的な力だったのだ。一篇の小説からとめどなく溢れ出す、妖艶で危険で自由奔放な「旅」の空気感が、冷戦時代の微熱を一気に高め、やがて時代を切り裂く魔性のジャックナイフのように、ビートからヒッピーへと伝授されてゆく。
「ヴェトナム反戦」、「公民権運動/ブラックパワー」、「ドロップアウト/ヒッピー」、「サイケデリック」、そして「ロック」に象徴される六〇年代カウンターカルチャー(反体制文化)に、「オン・ザ・ロード」という一冊の本とその「言霊」が絶大な影響を及ぼしたことは、サブカルチャーの歴史を語るうえで特筆すべきことだろう。
英語には「旅」と翻訳できそうな単語が [travel]や[trip]のほかにも[tour][journey][voyage]そして[odyssey]と、いくつかある。かつて人類は「旅」に、単なる空間移動の概念を超えた、ある種の魔力を汲み取ろうとしてきた。旅はかつて、距離や日程や難易度に関わらず、日常から縁の切れた、普段の営みから解き放たれた魂の迷走であり逃亡であり、明日なき大冒険の地平だった。
目的地までの肉体的移動では終わらない「何か」。かのハックルベリー・フィンの冒険からヴィム・ヴェンダースの『パリ・テキサス』に代表されるロードムーヴィまで、文学や映画を通じ繰り返し描かれてきたアメリカン・オデッセイの精神。ビート世代のヒップスターたちが、そして『路上』のペーパーバックスをバックパックにしのばせて旅に出たビートの末裔、ヒッピーたち…彼らが、アメリカという巨大な荒野に求めた旅には、あらかじめ定められた目的地もなければ、地図上に記された終着駅もない。ワイルドウエストの開拓者のように、大恐慌時代の移動労働者たちのように、そしてハック・フィンのように…見ず知らずの路上で目的地を捜す魂の彷徨こそが、彼らの旅だった。
路上は迷宮のようなもの。心の中の迷路を彷徨い、その道の途中で自分自身のパラダイスを発見できるか否か―。運を天に、若者たちは旅に出た。兎に角、今ではない、此処ではない時空を捜すため。旅とは、何時何処で降臨するやも知れない神様を待つ捨て身の博打。「オン・ザ・ロードの覚醒」にこそ意義がある、神聖な「自分捜し」の儀礼だったのである。
放浪への憧れの原点には、アメリカという不思議の国の本質が佇んでいる。路上はコヨーテや追い剥ぎがとぐろを巻く魔界ではあっても、いつも、チャンスという名の神の啓示が降りてくる奇蹟の聖地だった。この国の新時代は、常に、フロンティアを往く向こう見ずな流れ者たちによって拓かれてきたこと、「アメリカの夢」と呼ばれる唯一リアルな奇蹟への讃歌がアメリカ人たちを魅惑の荒野に誘ってきたのだ。
「何もない、しかし、すべてがある」―そんな路上への敬意や憧憬、そして真の自由への願望…。それが色褪せ、旅の衝動が人々のハートの屋根裏にしまい込まれてしまう時代なんぞ、ロクなもんじゃない。
旅する魂の震えが、鼓動が、或いは共鳴や反撥が、いつも新しい価値の胎動を呼び覚ます。荒野のただ中の路上で、名も知れぬ放浪者が拾い上げた一粒の種子が、やがて世界の価値観を揺るがし、新しい時代の砦に聳える摩天楼に成長してゆく流転のスペクタクル…。
すべてが路上で産まれ落ちた。ジャズもロックもブルースも。ジーンズも詩もデモクラシーも…。誰かが今日もクロスロードで悪魔の声を聴き、禁断の果実を拾い上げる。アメリカという広大な荒野のいつか何処かで、連綿と繰り返されてきたオン・ザ・ロードのどきどきする光景。
パラダイスより遥か彼方、誰も知らない至福の場所を捜す旅人たちが行き交う凸凹のオールドハイウェイに、いつもブートレガーズは居る。僕らの旅はそう、アメリカ服の霊を鎮魂する〔 pilgrimage〕―大地の巡礼なのかも知れない。

Stay On the Bus!  Just Keep Truckin'on!

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