横浜駅西口再開発計画
横浜駅周辺の大改造計画をめぐり、JR東日本と東京急行電鉄は26日、
西口に33階建て(高さ195メートル)の高層ビルを建設する計画を
明らかにした。横浜ランドマークタワー(296メートル)に次ぐ
県内2番目の高さになる。総床面積は13万平方メートルで、下層部に
商業施設、高層部はオフィス向けに供給する。順調にいけば2019年度の
完成を予定している。
高層の「駅前棟」のほか、線路を東西に覆う形で8階建て(50メートル)の
「線路上空棟」を建設して商業施設にする。北に330メートル離れた神奈川区
鶴屋町の「鶴屋町地区」には9階建て(40メートル)の駐車場ビルを整え、
駅前へのマイカー流入を抑えて混雑緩和を目指す。両社は同日、環境影響評価
(アセスメント)方法書を横浜市に提出した。
現在、西口の駅ビルはJRグループの商業施設「横浜シァル」と東急グループの
「横浜エクセルホテル東急」が別個に立っている。シァルは来年3月27日、
エクセルホテルは3月31日にそれぞれ閉店、解体されて一体のビルに建て替え
られる。事業計画の詳細や役割分担は今後協議する。
「線路上空棟」は線路上空の3〜8階部分で総床面積1万8千平方メートル。
「鶴屋町地区」のビルには800台収容の駐車場と千台収容の駐輪場を備え、
「駅前棟」と遊歩道でつなぐ。
横浜市はアセス手続きの終了後、都市計画手続きに入る。施設の高さ、容積などの
審査を踏まえ、11年度に着工する予定。
現在、西口で最も高いのは横浜ベイシェラトンホテル&タワーズの115メートル。
●横浜駅西口の駅ビル「横浜シァル」。左は横浜エクセルホテル東急
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●位置図 http://
◎JR東日本(9020)のリリース
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◎東京急行電鉄(9005) http://
◎ソース
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