魂の経済革命(ソウル・シフトフォーラム)とは?
「魂の経済」という言葉が浮かんだのは、こんな経緯です。
「魂っていうのはね、効率化できないんですよ」
という丸山社長(247ミュージック社長)が東京12チャンネル「ガイアの夜明け」で語った言葉を聞いたとき「ああ、ここにもいた!」って思ったんですね。
あるお茶漬け専門店の社長が
「お客が最初はぜんぜん来なかったけで、毎日必死で駅前でチラシを配って、来たお客さんに『お味、どうでしたか?』って声をかけていたら、いつのまにかお客さんがついてきたんです」
っていう話をテレビで見て、
「そうなんだよな〜、結局そういうことなんだよな〜」
って思った。
そして数日後にこの番組のことを話していて
「店に魂が宿ったんだよ」
っていう言葉が口をついて出てきたんです。
結局のところ「魂」なんだと思うんです。すべての物事の栄枯盛衰を左右しているのは。
ローマ帝国が滅びたのは、結局ローマ人に気力が無くなったから」とローマ史研究家の塩野七生さんもどこかで語っていました。この「気力」っていうのも魂から来るんだと思うんです。
そして「金持ち父さん貧乏父さん」という本との出会い。
さらにはグラミン銀行の創始者でノーベル平和賞受賞者の「ムハマド・ユヌス」氏の自伝との出会い。
そして神田昌典氏訳の「不幸な成功者たち」という本の中で、ある崩壊しつつある会社の女性社員からこぼれた「ここにはもう魂というものがない」という言葉・・・。
これらの出会いから受けたインパクトが化学変化を起こして、私の中から生まれたビジョン。それが「魂の経済」なんです。
つまり自分の魂が喜ぶ活動と経済活動とが結びつき、ひとつになっていかない限り、絶対に世の中は良くなっていかない、という確信が私の中で生まれたんです。
魂に火を点ける、自称「魂の放火魔」井上祐宏が、いよいよ決起します。
これは、2009年9月から世界的な科学者アーヴィン・ラズロ氏が提唱している「ワールドシフト」をぱくったものです。
ワールドシフトは、
個々人が「持続可能で平和な世界」を生み出すために、自分が取り組むべき変革を、「変えたい現状→実現したい未来の姿」として書き記し、それを表明していく。
という運動です。
私は、もちろん「持続可能で平和な世界」と実現すること、それへのシフトが急務であることにはまったく同感です。
しかし、その中核にあるのは、「自らの魂が喜ぶアクション」であることが、求められます。
持続可能で平和な世界への変革は、自らの魂が喜ぶアクションを通してしか、成し遂げられないことは、自明のことでしょう。つまり「魂が喜ぶような、自分自身が取り組むべきだと思える変革とは?」という問いかけによって自らのビジョン、中心軸が見えてくるのです。
あなたの魂が喜ぶ変革への取り組みとは何なのか・・・。
今ある世界をどのように変えたいのか・・・。具体的に・・・。
それを各人が探求し、表明し、その表明を力の限り、無条件に讃え、励ましあう!
自らのビジョンを、変革への取り組みを探求し、発見することで魂が点火されます。
そしてそのビジョンを分かち合い、讃えあうことでその炎を外から来る風から守り、炎は勢いを持ちます。
そして参加者のビジョンを応援することで、炎は一挙に飛び火し始め、燎原の炎となって、魂の経済を生み出すのです。
あなたの魂から吹き上がる炎だけが、あなたを変え、世界を変えるのです。
これらの言葉に込められた思いに、願いに、祈りに魂が響いたあなたと…出会いたい。
合掌 魂の放火魔 井上祐宏 2010年12月8日記