米沢上杉まつり〜武てい式〜

上杉の城下街であります山形県米沢市で毎年4月29日〜5月3日に開催される｢米沢上杉まつり｣祭りのクライマックスを飾る｢川中島の合戦｣の前夜に

〜上杉謙信公出陣の儀式　｢武てい式｣〜

は執り行われます、ご存知の方もいらっしゃいますが、まだまだ認知度は低いと思われますのでコミュニティを立ち上げてみました。



〜戦は己の欲の為に非ず〜


上杉謙信公は出陣の度に｢武てい式｣と称する儀式を行い神仏に戦勝を祈りました、この儀式は神仏に代わって不正不義を打つという強い信念に基づいたものです。

この｢武てい式｣は　米沢市・上杉神社・武てい式保存会・上杉砲術隊・市内の協力団体の方々によって｢永禄四年｣川中島に出陣された時の陣立てを基に史実どおりに再現されます。



　　武てい式参陣武将一覧
　　　　
　　
　　総大将
　　　　　　上杉謙信公　　


　　先手の大将
　　　　　　柿崎和泉守景家
　　　　　　新発田因幡守治長
　　　　　　島津左京進規久
　　
　　二の見の大将
　　　　　　水原壱岐守隆家
　　　　　　斉藤下野守朝信
　　　　　　竹俣三河守広綱
　　
　　前備の大将
　　　　　　須田相模守満親
　　　　　　松本石見守景繁
　　　　　　下条薩摩守実頼
　　
　　左備の大将
　　　　　　本荘越前守繁長
　　　　　　安田冶部少輔長秀
　　　　　　長尾遠江守藤景
　　
　　右備の大将
　　　　　　新発田尾張守長敦
　　　　　　山吉孫次郎豊守
　　　　　　加地安芸守知綱
　　
　　本陣の大将
　　　　　　高梨源太郎政頼
　　　　　　大河駿河守忠秀
　　　　　　鮎川摂津守清長
　　　　　　井上河内守清政
　　　　　　綿内内匠守広綱
　　　　　　村上左衛門尉義清
　　　　　　色部修理進勝長
　　　　　　宇佐美駿河守定勝
　　
　　後備の大将
　　　　　　中条越前守藤景
　　　　　　古志駿河守秀景
　　　　　　大崎筑前守高清
　　
　　後押の大将
　　　　　　甘粕近江守景持
　　
　　小荷駄の大将
　　　　　　直江大和守実綱
　　
　　僧侶
　　　　　　安養院
　　
　　砲術隊長
　　　　　　丸田勘解由


　　〜武てい式の見どころ〜

太刀裁き・立ち姿・歩き方・発声等の所作の徹底さは当時の雰囲気を彷彿とさせます。

各武将参陣の名乗りを挙げる時に「口上」を述べていますが、これは各武将役の方のオリジナルでありまして台本には一切表記しておりません、唯一のアドリブでございます。当時の言葉使いなどを熱心に研究されているようです。

砲術隊による発砲演武。闇夜に響く轟音と火を噴く火縄銃は昼とは違う迫力があります。

柿崎和泉守景家による「刀八毘沙門の旗」の大振り。

最後に全員で「エイエイ！オーオー！」の勝鬨。（上杉ではオーオーは２回になります。）

終了後にはお決まりの二十八将さん達との記念撮影会もあります、甲冑姿の戦国武将の迫力を真近で感じてみてください。

　｛ココだけの秘密｝

「上杉謙信公」役を演じているのは正に上杉家の御子孫の方であります、他にも上杉家家臣の子孫の方も多数参加しておりますので見方を変えれば現代に蘇る上杉軍団としてお楽しみ頂けるのではないかと思います。



川中島合戦前夜の緊迫感と幻想的な篝火の中で繰り広げられる古式礼法を皆さんで盛り上げましょう

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