- 詳細 2023年4月20日 17:17更新
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日本人は能や茶道など外国人に分かるはずがないと心の中で思っているくせに、ことクラシック音楽に関すると、一丁前に知ったかぶりをして能書きを垂れ、欧米の一流の指揮者や演奏家を「あんなものはダメだ」といって扱き下ろす。
その最たるものが音楽評論家の宇野功芳氏である。
彼のあの独断と偏見に満ちた評論にたぶらかされて、カビの生えたような大昔の巨匠の「決定盤」とやらを買ってしまい切歯扼腕した方は少なからずいらっしゃるだろう。
そもそも宇野功芳とは何者か。フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュなどの時代遅れの巨匠たちを盲目的に崇拝する一方で、現代の音楽家を貶すしか能のない頑迷な保守主義者であり、権威主義者にすぎないではないか。
宇野氏がカラヤンを評した「彼の通俗的な音楽を多くの人が芸術と勘違いしてしまったことに問題がある」という言葉は、そっくりそのまま彼自身にはね返ってくる。
宇野功芳が自分の主観の赴くまま、単に自分の好き嫌いだけで何を言おうがそれは自由である。
だが、多くの人が、彼の通俗的な音楽講談をあたかも「高尚」な音楽評論であると勘違いしてしまい、結果的に数多くのエピゴーネンを生んでしまったことこそ最大の問題であるといえるだろう。
このコミュは音楽評論家宇野功芳を全否定するのがその目的である。
